公爵夫人の50のお茶レシピ11話ネタバレ|コリン夫人に付き纏う過去の悪夢。緑茶でも紅茶でもない桃の香りのウーロン茶!?

漫画「公爵夫人の50のお茶レシピ」は原作Lee Jiha先生、漫画Ant Studio社の作品です。

 

10話では温の国(中国)のお茶、ラプサン・スーチョンとハムでティータイムを楽しんだクロエ夫人とバーテンベルク公爵。

そして共に過ごす時間が増えた公爵夫妻を不思議に思う家来たちとその変化が気に食わない侍女頭のコリン夫人。

 

それぞれが公爵一家に生まれ、先に首都へ移住したコリンは他の貴族仲間から除け者扱いを受けていたのでした。

≫≫『公爵夫人の50のお茶レシピ』の他の話数ネタバレはこちら

 

今回は「公爵夫人の50のお茶レシピ」の11 話を読んだので、ネタバレと考察予想、読んだ感想をご紹介します。

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公爵夫人の50のお茶レシピ【11話】の考察予想

ゴジさん
公爵夫人の50のお茶レシピ【11話】の考察予想や、見どころについてと後半はネタバレ確定がありますのでネタバレが知りたい方はこちらをクリックして飛ばしてくださいね。

 

物語冒頭から飛び抜けて意地悪だったコリン夫人。

楓が転生する前のクロエ夫人の性格を考慮しても何かをされた可能性は考えにくいですよね。

彼女は一体どんな過去に囚われているのでしょうか?

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公爵夫人の50のお茶レシピ【11話】最新話ネタバレあらすじ

後から首都へ移住してきた幼き頃のクロエ夫人。

気の弱さにつけ込まれ、あっという間に虐めの矛先がコリンからクロエに向けられてしまいます。

 

努力ではどうにもならない階級内差別を子供ながら惨めに感じていたコリンは、クロエを中傷することでようやく仲間にしてもらえたのです。

その後コリン伯爵家が没落してしまいバーテンベルク家へ仕えることになりますが、地位が変わってもなおクロエ夫人を見下し続け、更には自分よりも位の低い下女たちを支配し、誰よりも恐れられたコリン夫人。

そんな中でクロエ夫人に手を差し伸べる者など誰も居ませんでした。

 

自分がターゲットにならないためにはクロエが下目に見られてなければならない。

この概念は大人になっても呪いのようコリン夫人に付き纏うのでした。

 

ーある日、クロエ夫人は偶然遭遇したバーテンベルク騎士団員のジェイコブに城内で声を掛けられます。

 

もちろんお馴染みのバルトとカインも一緒です。

久しぶりの再開を喜び駆け寄るクロエ。

 

訓練で汗だくになっている三人を見兼ねてまた冷たいお茶でもと誘いますが、以前お茶を振る舞ってもらったことを団長に知られて三人はこっぴどく叱られていました。

なんでも、下級騎士が主人と隣や向かい合って座ることはご法度のようです。

 

クロエが淹れるお茶が恋しい三人は、誘いに応じれずにがっかりするやらもどかしいやらで落ち着きがありません。

そこで何かを閃いたクロエは騎士団たちを待たせて一旦その場を離れます。

 

ぜーぜーと息を切らして持ってきたタンブラーの中にはやはりお茶!

以前振る舞われたフルーツティーとは見た目が異なるお茶の名称をジェイコブが訪ねます。

 

クロエ夫人から返ってきた答えはなんとウーロン茶でした。

ウーロン茶も緑茶も紅茶も元は同じ茶葉。

このウーロン茶の茶葉はちょうど中間まで発酵させた状態だそう。

 

『緑茶と紅茶の良いところを併せ持つ、柔らかくもすっきりとしたお茶が自分も大好き』と、クロエは今日も饒舌です。

 

そして用意したのはただのウーロン茶ではなく着香を加えた桃のウーロン茶でした!

全てを語り終える前に我慢が出来なかったバルトは目の前で蓋を開けてお茶を一気に飲んでしまいます。

味の感想を聞いたジェイコブとカインも続けざまにゴクゴク。

ウーロン茶特有の香ばしい香りと桃の香りの見事な調和に感動を覚えます。

 

香りを吸収する性質を持った茶葉に着香するのは桃だけではなく、お花やチョコレートなど様々なフレーバーティーがあるのだと言い添えるクロエ夫人。

 

感動する三人に彼女は今回使用した茶葉をプレゼントすると同時に、アイスティーの時のように濃い目に抽出したお茶に氷を入れるのではなく、水の中に長時間茶葉を浸しておく誰にもできる簡単な「水出し法」を伝授します。

 

そんな優しさに胸がいっぱいの騎士団たちですが、三人に向けた『大事なお茶友だちと一緒に飲めるよう団長に働きかける』の言葉にもうクロエ夫人が天使にしか見えないバーテンベルク騎士団の三人組でした。

 

さっそくクロエ夫人から習った通りに水出しの桃ウーロン茶を嗜むジェイコブ。

自慢げに語るジェイコブの隙を見計った他の団員二人がお茶を奪おうと一気に襲いかかります。

バルトとカインは見て見ぬふりです()

 

奮闘の末にもぎ取ったウーロン茶。

初めて飲むお茶の味に大感激し、騎士団内では水出しの桃ウーロン茶ブームが巻き起こります。

 

しかし団員の一人が同じ茶葉を大量に仕入れては高値で売りつけるという不正が発覚し、連帯責任として訓練場400周のペナルティを課されたバーテンベルク騎士団たち。

 

てんやわんやありながらも、お茶文化を教えてくれたクロエ夫人の株は急上昇。

そんなことを知る由もなく美味しくお茶を啜るクロエなのでした♪

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公爵夫人の50のお茶レシピ11話の感想&次回12話の考察予想

コリン夫人がクロエ夫人に嫌がらせする理由が判明しましたね。

人間というのは誰もが皆強い心と弱い心を持ち合わせています。

また自分が標的にされるのではないかという不安を抱えてしまう気持ちは分かりますが、どうにか後から移住してきたクロエの見方になって欲しかったです。

いつの日か分かり合える日が来ることを祈りましょう。

 

前半に反して後半はコミカルな展開でしたね!

個人的にお気に入りのバーテンベルク騎士団三人組の再登場にテンションが上がります♪

紅茶のフレーバーティーは市場にも多く出回っていますがウーロン茶版もあるんですね〜。

騎士団たちの飲みっぷりを見て私も試してみたくなりました。

お茶を巡っての殴り合いや団員内でのウーロン茶の不正取引には少し笑ってしまいましたが、彼らに留まらず、もっと広くお茶文化が認知されると良いですね♪

12話ではまた新しいお茶が登場するのでしょうか。楽しみです!

まとめ

今回は漫画『公爵夫人の50のお茶レシピ』11話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

 

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