漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」は原作Cotton先生、漫画Siya先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「ある日、私は冷血公爵の娘になった」16話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
豪雨と雷で眠れず、腫れた目のエステル。
その腫れた目をカルルにからかわれたりしながら、カルルをアカデミーに送り出す前のつかの間の時間を過ごします。
ついにカルルを送り出すと言うときには、思わず涙ぐみ、カルルはそんなエステルを見てうれしそうです。
カルルが出発した後、父親に出発した時のカルルの様子について尋ねると、カスティージョは人間を好きにならない本能があるから、エステルがカルルの初めて好きになった人なのだ、と説明されます。
エステルは、兄からの愛情とカスティージョの秘密の両方を知れたような気がして嬉しく思うのでした。
ある日、私は冷血公爵の娘になった16話の見どころ・考察予想
前回はエステルの兄カルルの兄弟愛を描いた話でしたが、今回は父親との親子愛を描いた話になります。
最初こそ、エステルを突然引き取り、なかなか顔合わせもできなかった父親ですが、しっかり登場してからはひたすらエステルに優しい父親です。
公爵という立場や、カスティージョという特殊な家系のせいで、なかなかわかりやすい愛情をエステルに見せるのが苦手な父親。
今回はそんな父親が素敵に描かれるので、楽しみにしていてください。
ある日、私は冷血公爵の娘になった16話のネタバレ込みあらすじ
雷の中の授業と父親の助け舟
エステルはハーデル先生に授業を受けています。
ハーデル先生は丁寧に授業をし、時折エステルに返事を求めますが、エステルは外の雨音と雷が怖くて、思うように返事ができずにいました。
エステルは雷が怖くて震えだしましたが、そのことをハーデル先生に話したら、笑われてしまうと思い、伝えることができません。
そこへ父親がやってきました。
授業を中断し、エステルを抱えてどこかへ向かう父親。
エステルの知らない部屋に、父親はエステルを下ろしました。
窓のない部屋、エステルに添い寝する父親
ついた部屋は、カスティージョ家の美術品などが保管されている部屋で、窓がありません。
そしてなぜか大きなベッドが置いてあります。
不思議に思いベッドについて父親に尋ねるエステル。
父親は、雷が怖くて眠れないエステルのために、この部屋にわざわざベッドを用意させたのでした。
そして、貴重な美術品の保管されたこの部屋の鍵をエステルに渡してくれました。
しかも、その日は、エステルと一緒に父親が寝てくれました。
雷も雨音も聞こえず、父親が隣にいてくれる。
すっかり安心して熟睡できたエステルでした。
エステル、雨と雷が苦手な理由をエメルに話す
護衛騎士のエメルは、雷と雨でエステルが不安なのではないかと思い、朝早くからエステルの部屋へ行ってみました。
すると予想外に元気そうなエステル。
事情を聴くと、父親が一緒に寝てくれたから大丈夫!とエステルは笑顔で答えました。
エメルは、エステルが元気そうなので、思い切って雨が苦手な理由を聞きました。
そこでエステルは、実母に育てられていた時、仕事の時間は母親が自分を箱に入れて鍵を閉めていたこと。
そして、雨の日にベランダに箱を置き忘れ、箱の中で危うく溺死しかけたことを話したのです。
エメルは怒り小刻みに震えながら、翌日以降も箱に入れられたのかエステルに尋ねます。
けろっとした顔で、肯定するエステル。
砕けたテーブルと内緒の話
エメルはエステルの母親の仕打ちに対する怒りから、テーブルの端を強くにぎり、テーブルの端は砕けてしまいました。
それを見てびっくりしたエステルですが、とりあえず、今話した雨の思い出を父親には話さないでほしいとエメルにお願いします。
エメルはエステルの健気さにぐっときて、その日のおやつのプリンをエステルにあげるのでした。
ある日、私は冷血公爵の娘になった16話の感想&次回17話の考察予想
2回前の話で、エステルが豪雨の中ベッドで震えているシーンがあったにも関わらず、前回特にそのフォローをしていなかったので、不思議に思っていたのですが、なんとエステル専用の部屋を用意していたのですね。
これは父親にしかできない、素敵なフォローだと思います。
確かにエステルの部屋では、いくら父親が助けに来ても、雷の音は聞こえてしまいますものね。
最初こそ、エステルをどう大事にしていいかわからず、トンチンカンな行動をしていた父親ですが、だんだん本当の父親になってきた気がします。
次回以降も、カスティージョ家の面々の変化から、目が離せませんね。
まとめ
今回は漫画『ある日、私は冷血公爵の娘になった』16話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。