異世界剣王生存記 ネタバレ64話/ピッコマ|光輝、心に支配され我を見失う?!朗信、悲しき英雄へと変貌する。

漫画異世界剣王生存記は原作SOON-G先生、漫画YKB先生の作品でピッコマで配信されています。

今回は「異世界剣王生存記」64話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。

 

前回63話では光輝とレオンハートの壮絶な激突が繰り広げられます。

戦っている内に、レオンハートのマスクが割れて彼のレベルが分かって驚く光輝。

最後には、岩壁にめり込まされプラナの杭で覆いつくされるが・・。

≫≫前話「異世界剣王生存記」63話はこちら

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異世界剣王生存記64話の見どころ・考察予想

野獣扱いするレオンハート

岩壁と杭で打ち尽くし勝負はついたと思っていると、杭が1本崩れ落ち、一瞬にして杭は飛び散り地面に着地する光輝。

その姿を見て「まだ、懲りてないよだな?」とゾクッとレオンハートの心に火が付いたかのように・・。

 

ただ、がむしゃらに向かってくる光輝に「戦い方を忘れたのか?」と思った瞬間、血まみれになった光輝の手がプラナの防壁を破り襲い掛かって来きます。

 

光輝はレオンハートを、獲物として捕らえているのでしょう・・。

自分が食われる前に、相手を食うと言う心理となり人間としての理性すら光輝の恐怖に飲み込まれているのでしょう・・。

 

それを楽しむように、まるで狼狩りを楽しんでいるようなレオンハート。

何時、光輝自身を取り戻すのでしょう・・。

英雄は、化け物として生まれ変わる・・

朗信の意識が亡くなろうとしていた時に、レズリーがオンパロスの祝福の破片を飲み込ませて彼は、新しい英雄として生まれ変わりました。

だが、それは彼が夢描いていた英雄ではありませんでした。

 

目の前の人々が、全て骸骨のモンスターとして認識し敵も味方も全てを切り刻んで行く自分に酔い充実感に溢れているのでした。

 

その時、モンスターは大槍を朗信目がけて打ち放ち朗信は、またも死を向かえようとしていました。

しかし、オンパロスの祝福はそれを許しません。

 

新たな怪物へとバージョンアップして行きます。

朗信が始末した人々がカウントされオンパロスの805mgを獲得し、そこには朗信の姿はなく・・。

 

微かに「話しをして・・、計画・・、ダンジョンを・・終わらせて・・。」と断片的な意識が残っているのでした。

レズリーを抱いて、アーティファクトへと向かうとアーティスとエピルが「それ以上、近づくな!!」と身構えるのでした。

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異世界剣王生存記64話のネタバレ込みあらすじ

光輝と異端審問の戦い 2章

「う~ん・・。」面白い・・。

「まだ、理解できていないようだな?」と異端審問官は興奮を抑えきれずに微笑みます。

 

光輝は理性すら持ち合わせない、ただの野獣と化していました。

地面を踏み込むと、異端審問官めがけて突撃します。

 

光輝の大剣で、異端審問官の防壁を叩き潰そうとしますが光輝はオーラを使うことができません。

 

それでもさらに、雄叫びを上げ血まみれになりながらも防壁を壊そうと・・。

大剣を握っている手は、血が噴き、肉は裂け防壁を叩き潰す一念で大剣を叩きつけます。

 

そこには、冷静沈着な光輝の姿はなく痛みすら感じることもない、後先考えずに目の前の獲物を狩ることに執着している野獣となり防壁と異端審問官を倒すことしか光輝には見えていません。

 

そして、防壁を強引に叩き潰し異端審問へと襲い掛かり顔を殴られるが、光輝はその手に噛みつきます。

 

異端審問は「一体、何と争ってきたのか?」ともう人間としての戦い方を忘れてしまったようだなと、余裕とばかりに狩りを楽しんでいるように薄ら笑うのでした。

 

2人の激戦で、ダンジョン中は凄まじい音と揺れが生じていました。

アーティスとエピルは・・

ダンジョンの凄まじい音と洞窟内の崩れを気にしながら、ボスの部屋へと急ぎます。

 

エピルは「異端審問官が、処分したり・・?」と心配しますが、アーティスは「勝ち負けはよりも、闇の教団と戦ってしまったら、どちらかが果てるまで終わらないだろう。」と言います。

 

エピルは「もし、勝ってしまったら・・?」と殺人の依存症にと言いかけると、アーティスは「そけだけは、絶対に阻止するっ!!」と強く言い放ちダンジョンボス部屋に急ぐのでした。

悲しき英雄・・

レズリーは、張朗信の口へとオンパロウのカケラをふくませ彼は新たな生を宿すことになりました。

暗黒の世界では、目だけが蛍の光のように光る骸骨たちは張朗信を、ただ異質な者として見つめます。

 

だが、張朗信に映る人々は情け容赦のない醜悪な化け物としか確認することは出来ず・・。

「怪物だっ!あっちも、こっちも怪物だらけだっ!!」と次々に切り倒します。

 

気になることは、怪物も人の言葉を使うのだと・・。

「俺は、勇者になったんだ!!でも、痛いと言って泣いている・・。」と気持ちが乱れるが、今までに感じた事のない達成感を感じている張朗信。

未成熟な勇者から怪人に・・

その時、バリスタが張朗信を貫きます。

張朗信のレベルは未熟で・・、強制的にオンパロスの魔力が発動し更なる怪人へ変異するのでした。

 

獲得経験値は、見る見る上昇を遂げ『おんぱろうの歓喜』まで行き着いてしまったのです。

彼が怪物と称して倒していた骸骨は、全て彼が守ろうとしていた囚人たちとその騎士たちを全て怪物と思って戦っていたのでした。

 

皮肉にも、それが彼の経験値となり・・。

ただ1人アーティファクトを持っていた男だけが残り、男からアーティファクトを奪うと男の傷をアーティファクトの治癒の力を使って治しレズリーを抱き寄せてダンジョンを終わらせに向かいます。

 

去り際に「争わない・・、話し・・合って・・。」と著朗信が言っていた言葉を発しながら・・。

怪人となった著朗信は、怪人の精神と張朗信の精神が混ざり合って我を忘れているようでした。

アーティファクトでは・・

怪人となった張朗信と腕の中で気を失っているレズリーが、アーティファクトに到着します。

張朗信は「ダンジョンを・・」と近づくと足元にアーティスが、放った炎が爆発し・・。

 

アーティスは「アーティファクトから、離れろ!」とエピルと2人で、張朗信からアーティファクトを守ろうと攻撃態勢に入るのでした。

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異世界剣王生存記64話の感想&次回65話の考察予想

今回のお話しは、光輝と張朗信が人の心を無くして行く様子が何と切なくもあり恐怖さえも感じるお話しとなっていました。

 

人の心は、時として変化するものです。

光輝は、20数年岩山で1人モンスターと生死を分ける過酷な毎日を生き続けてきました。

 

そして、異世界人を知られてはいけないと自分自身に封印し生活して行く中で、心の中にストレスを抱えて生き延びて来たのではないでしょうか・・。

 

ただ、それが光輝が気付かない内に大きな脅威となって自分ではコントロール出来ないものへと変わって行ったのでしょう。

また、その脅威を感じる相手と戦って来なかったので昔の獣たちとの戦いの恐怖を感じることがなかったのでしょう。

 

その恐怖を思い出させたのがレオンハート、自分より強い相手との戦いで昔の記憶が先走り我を見失うことになったのではと思います。

 

早く本来の光輝に、戻ってくれることを祈ります。

張朗信は、自分が望んでいた英雄にはなれませんでしたね・・。

 

でも微かに残る記憶が、朗信が追い求めた英雄へと成長させてくれないかなとそれの鍵を握っているのも光輝のような気がしています。

 

最後に、レオンハートのことを少し書きたいと思います。

彼もまた、4大英雄の1人。

 

彼も、昔のように思う存分戦い気持ちがあったのではと思います。

終始、余裕を感じさせていましたが2人の決戦はどうなるのでしょう。

 

さて次回は、光輝とレオンハートの戦いとアーティファクトをめぐってアーティスとエピと朗信の戦いの決着があるのではと思います。

まとめ

今回は漫画『異世界剣王生存記』64話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

≫≫次回「異世界剣王生存記」65話はこちら

 

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