
漫画「異世界剣王生存記」は原作SOON-G先生、漫画YKB先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「異世界剣王生存記」62話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
前回61話では脱獄犯となった光輝たちの捜索が始まる中、張朗信がみんなの代表となって脱獄犯たちをまとめて行きます。
貴族の不正を正し、正々堂々とここから出て行こうと・・。
そんな中レズリーに、禁断症状が・・。
異世界剣王生存記62話の見どころ・考察予想
悲しきリーダー、望まない姿へ・・
朗信と光輝は、姿を消したレズリーを探しに洞窟の奥へと進んで行きます。
そこには、騎士と囚人の死体とレズリーが倒れていました。
光輝は、殺された騎士はナイフで殺されているのでレズリーが殺したのだろうと推測します。
しかし、レズリーは自殺を図ったが僅かに息をしていました。
騎士は1人ではなく、もう1人いたことに気付く光輝。
光輝は朗信に「追手が直ぐに来る。囚人たちを集めて、ダンジョンボスの部屋に向かえ!」と言います。
光輝は追手を食い止めようと考えていました。
「ダンジョンを片づけてから会おう。朗信ならできるだろう?」と光輝は、優しく促すように言います。
何か悪い予感がしてたまらない光輝でしだか、騎士を追って行くのでした。
胸騒ぎの正体と勇者になりたかった魔人
朗信はレズリーを背負い、囚人たちを集めダンジョンボスの部屋に向かいます。
不安がる囚人たちに勇気付けながら平常心で、みんなを自由の身にすると思っていたことは所詮物語にか過ぎなかった・・。
ドアを開けると幾重にも、戦闘機が並びあっという間に・・。
これは、陳腐な英雄ストーリーと薄れゆく意識の中でその物語は終わりを迎えていたが「レズリーが、まだ終わってない。」ともう一冊手渡すのでした。
横たわる朗信に、レズリーがオンパロスの祝福をそっと口に含ませます。
「朗信は、きっと怨むよね。きっと苦しんで、無念に思うわね・・。」と思いながら、これしか助ける方法はない思うとレズリー。
その傍らで、囚人たちの死骸からバルタラ戦士を探すが見つからず、ただ1人だけアーティファクトを付けている囚人が見つかりました。
その囚人は、助けて欲しいと言うだけで騎士の質問に答えられずにいたのです。
その時、洞穴の奥では朗信がオンパロスの祝福によって朗信は望んではいない姿へと変貌していくのでした。
レオンハートとの戦いの始まり
光輝は、生き残りの騎士を追って行く途中に胸を蹴られた感覚を感じ、それは今までに感じた事のないものでした。
体勢を立て直すとそこには、レオンハートが「早く探し出せて助かりました。フェラードでいいのかな?」と言います。
「急用か?貴族のことじゃないのか?」と光輝が、尋ねると「私の管轄外のことで、私はラトナ人に成り済ます地球人を探している。」とレオンハートが答えるのでした。
「俺は、関係ないなLv.5だからな。」と笑って答える光輝。
だがレオンハートは「オンパロスについては、アーティスとエピルに答えてもらおう。」と言った瞬間、光輝は真顔になり剣をレオンハートに向け「2人に、何かしたのか?」と鋭い目つきで、尋ねます。
レオンハートは「直接あなたから、お話しを聞きたいが本当のことは言わないのでしょうし、私は信じません。」とお互い戦闘モードに・・。
異世界剣王生存記62話のネタバレ込みあらすじ
ほころびは、やがて・・
レズリーの気配が消えて・・。
張朗信と光輝がレズリーを見つけた時には、兵士と受刑者が殺されてその傍らにレズリーが倒れていました。
レズリーは、自ら死を選び・・まだ、微かに息をしていましす。
光輝は死んだ男たちを調べてレズリーの手によってと始末されたが、生き残りの兵士が居ることに気付くのでした。
光輝は「朗信、直ぐに受刑者たちとボスの部屋に身を隠せ!」と兵士たちが襲って来ると告げます。
兵士たちを食い止めると言い「ダンジョンを終了させてから、東の渓谷で待ち合わせようぜ!」と光輝が言い、胸騒ぎを感じながら猛スピードで兵士を追い掛けるのでした。
走っている時に一瞬、何かが胸を蹴るように感じてその場から離れると・・。
そこには、異端審問官が立っているのでした。
異端審問官は「見つけるのに時間が掛からなくて、助かりましたよ!エイリック・・。」と奇遇だなと光輝が言うと「あなたに、確かめたしことがあって来ました。」と異端審問官。
絶体絶命、若きリーダーの夢は・・
張朗信は、この世界に転生されてすべてが夢へと繋がると・・。
レズリーを背負い、受刑者たちとボスの部屋へ向かい扉を開くとそこには兵士たちが武器を構え待ち伏せをしていたのです。
張朗信は「早く、逃げて・・くだ・・い・・。」と叫びながら、薄れる意識の中で・・。
ぼくが、英雄きどりで・・、みんなを死なせてしまう・・。
恰好だけは一人前の愚かな物語と遠のく意識の中で、その中にはレズリーもいて・・。
レズリーは「まだ続きがあるでしょ?ただ、あなたの望むものではないけれど・・。」と張朗信の口にオンパロスの破片をそっと入れるのでした。
そして「あなたは、わたしのことを憎んで・・、自分のことも後悔して怨んでいく・・。」とレズリー・・。
その一方では、兵士たちが亡くなった受刑者たちを片っ端から調べていました。
兵士たちは、光輝を探していたのです。
その中で1人生き延びている男が、それは指輪のアーティファクトを着けていた男でした。
兵士はその男に、バルタラ戦士の居場所を白状しろと言うも命乞いを何度も繰り返すだけで・・。
そして、洞窟の奥からは光が射し張朗信がオンパロスの破片の魔力によって変異が始まるのでした。
光輝と異端審問官の戦いの始まり『駆け引き』
その頃、光輝と異端審問官はお互い話しで間合いを詰めていました。
光輝は「用件は、裁判官のことじゃないのか?」と聞くも「裁判官には、それに値した刑罰が与えられるでしょうが・・、私は異世界人を探すのが任務です。」と異端審問官。
「俺には、関係なさそうだな?」と笑って誤魔化す光輝に「アーティスさんとエビルさんに・・。」と言うと光輝は、異端審問官の喉元に大剣を当てるのでした。
「アーティスとエピルの名前を出すとは、どう言うことだ?」と尋ねる光輝。
「まだ何もしていないが・・、あなたからお話しを伺った方が良さそうですね。」と言い指先で大剣を撥ね退ける異端審問官でした。
そして「あなたも正直に答えないでしょうし、それを私も信じはしない。」とお互い話すことはないだろうと・・。
異世界剣王生存記62話の感想&次回63話の考察予想
今回のお話しは、この物語の山場が近づいて来たことと希望に胸膨らませる張朗信とレズリーの人間模様が描かれていたように感じました。
光輝と異端審問官は、お互いの腹の探り合いと光輝の弱みを巧みに利用してレベル5だけれどそれ以上の力を持っている光輝を確かめようとする異端審問官の言葉の駆け引きが良く描写されていたように思います。
張朗信は、「英雄になる」と前世で読んでいた英雄物語を自分も英雄になれると思っていたのでしょう。
耳が不自由で、孤独な時間を過ごしていた分転生してからは辛くも彼には新しい仲間もできて幸せな時間をいっぱい送っていたから・・。
そんな張朗信をレズリーも、彼を見て来たから・・。
朗信が望んでいないものと分かっているけれど、朗信が思い描いていた英雄の物語ではないけれどレズリーは、もう一度新しい物語を与えたのでしょう。
レズリーも、決して喜んで受け入れてもらえるとは思ってはいないと思います。
むしろ、怨まれ朗信自身を苦しめるものと思っているけれど、もしかしたら彼が思っていた英雄とは違うかも知れないけれど今までのオンパロスからなる怪人とは違う者になるのではと、ほんの少し希望の種をまいたのではと思ったりしています。
なぜなら、あの純粋で穢れのない著朗信の笑顔は、今までの者たちが持っていないキラキラとした可能性を持っているからとそうあって欲しいと言う願望を込めて・・。
さて次回は、光輝と異端審問官の一騎打ちが始まる予感でいっぱいです。
まとめ
今回は漫画『異世界剣王生存記』62話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。