漫画「公爵夫人の50のお茶レシピ」は原作Lee Jiha先生、漫画Ant Studio先生の作品です。
クロエを長年いじめてきた専属侍女たちが正式に謝罪し、クロエをとりまく空気も変わってきました。
そんなとき、執事のキエルから、下半期の予算管理案を作成して欲しいと頼まれます。
あくまで自分で作成する時の参考に、というキエル。
自分は試されているのだと悟ったクロエは・・・。
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今回は「公爵夫人の50のお茶レシピ」の22話を読んだので、ネタバレと考察予想、読んだ感想をご紹介します。
公爵夫人の50のお茶レシピの【22話】の考察予想
完璧な予算案を素早く作り上げたクロエに、キエルは信じられないという様子。
それもそのはず、元のクロエは失敗続きで早々に投げ出してしまったのですから。
会計業務はお任せ!真面目社会人の本領発揮
クロエの変化を認めてはいるキエルですが、予算管理業務は別です。
でも、本来公爵夫人が行う業務。
できれば早く返したいのが本音です。
いきなり渡すわけにもいかないので、キエルはクロエを試すことにしました。
楓として生きてきた頃は、真面目に与えられた業務をもくもくとこなしてきたクロエ。
会計業務にも自信があるのでした。
クロエ、最後の試験にパスなるか!?
キエルの出すふたつの試験にパスしたクロエは、最後に5日間の調理場用の予算を任されます。
これに合格したら、普通の公爵夫人として存在できると思うと、はりきるクロエ。
ところが、最終日、重大なミスが発覚します。
公爵夫人の50のお茶レシピ【22話】ネタバレあらすじ
満面の笑みを浮かべ、自ら作成した予算案をキエルに手渡すクロエ。
頼んでからまだ3日も経っていないのに・・・。
以前のクロエを知るキエルは、どうせ去年の予算案を少し手直ししただけだろう、と期待しないで中身を確認します。
ところが、そこにはまったく新しい新しい内容が!
ありえない・・・と、信じられないキエルは、今度はキエル自身が作成した公爵邸の庭の仮予算案を差し出し、感想を聞かせて欲しいとクロエに言いました。
感想文でも書けって言うのかしら、と困惑するクロエでしたが、中身を見てキエルの意図が分かってきました。
その予算案は明らかに不備のあるものだったのです。
キエルはクロエがこの問題点を見抜くことができるか試しているのだ・・・
そうクロエは理解し、これらを修正して新しく予算案を作成しなおしました。
作成した予算案をキエルに見せると、今回も素晴らしい出来だと褒められました。
どうやってこれほどの能力を身につけたのか気になると言うキエルに、謙遜してはぐらかすクロエ。
まさか楓として別の世界で鍛えられたなんて言えません。
キエルは、最後にもうひとつだけ試してみるか、と今度は調理場用の5日間の予算をクロエに任せました。
クロエは予算を立て、バークレー食料品店に食材を発注します。
5日目の朝、奥様、大変ですっ!調理場の下女が部屋に飛び込んできました。
バークレーに発注した食材が届いたのだと言うのですが、かなり慌てた様子。
実際にご覧になって・・・と言われ、クロエは調理場へと向いました。
そこで見たものは、クロエが発注したものとは全く違う品物でした。
見慣れない食材を前に、調理人たちも困惑しています。
これでは今日の夕食も作れないと訴えます。
クロエはすぐにバークレー食料品店へ向いました。
バークレーの店主は、確かにクロエから受け取った注文書通りの品を発送したと言います。
注文書を見せてもらうと、クロエが書いたものではありませんでした。
しかし、注文書にはバーデンベルグ家の印章が押してあるのです。
偽造されたと気づきます。
交換はできないかと言うクロエに、損害が大きく無理だと言う店主。
これ以上無理は言えないので、クロエは引き下がりますが、
ここで諦めたら予算管理権を取り戻すことができない、それに調理場の下女たちも困ることになる、と思い悩むのでした。
公爵夫人の50のお茶レシピ22話の感想&次回23話の考察予想
いきなり人が変わったように優秀になったクロエに、キエルは戸惑っていますね。
まるで別人!実際そうなのですが・・・。
完璧な予算案を見せられても、にわかには信じられないから次々に試験を出してしまいます。
クロエ、踏ん張り時です!
ところが、そんなクロエを陥れようとする人物が!
だいたいの察しはつきますが、とりあえず目の前の問題を解決しなければなりません。
クロエはこの危機をどう乗り越えるのか!?
まとめ
今回は漫画『公爵夫人の50のお茶レシピ』22話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。