
漫画「エボニー」は原作JAYA先生、漫画Neida/REDICE STUDIO先生の作品です。
更新日は日曜日となっています。
前回のあらすじガオ!
心に傷を負ったエボニーへ、ドクターが優しいアドバイスをしました。そして新しく登場した「マーカス・シェドル」。
エボニーの死んだ婚約者「ヴィクター・シェドル」と同じ家名の男です。計算高そうな顔をしているマーカスの目的とは…?
今回は「エボニー」の7話を読んだので、ネタバレと考察予想、読んだ感想をご紹介します。
エボニーの【7話】の考察予想
エボニー【7話】の考察予想や、見どころについてと後半はネタバレ確定がありますのでネタバレが知りたい方はこちらをクリックして飛ばしてくださいね。
エボニーが人目を気にしなくてよくなる日へ向けて。
前回のお話では、ドクターからエボニーへ向けて、「お城の人達はほとんど外国人であること」、そして「だからこそ、人目を気にしなくていい」というアドバイスをしました。
彼女のアドバイスのお陰で、エボニーはお城の人達なら…と少し心を開いた様子を見せていました。
エボニーが人目を気にしせず、自由に伸び伸びと振る舞えるようになる日がくるのかもしれません。
「マーカス・シェドル」の目的とは!?
前回の最後にて登場したマーカス。
中々に計算高そうというか、ずる賢そうという感じの顔です。
彼はエボニーの敵なのでしょうか、味方なのでしょうか!?
エボニー【7話】ネタバレあらすじ
誰かを待つダンテの前に現れたマーカス。
ダンテは白々しく以前の家主とは変わったのかと聞きます。
この反応を見るに、ダンテはどうやらエボニーの死んだ婚約者、ヴィクターと会ったことがあるようですね…?
マーカスはヴィクターの二番目の兄。
ヴィクターは三男か、それより後の弟ということになりますね。
(兄弟の多い家だと言われていますが、何人兄弟だったのでしょうか?)
三男より下の兄弟との婚約、ということはエボニーの家はそこまで大きな家ではなかったようです。
マーカスは、ダンテに向かって怖気づくこともなく問いかけます。
「なぜ、エボニーの後見人になったのか?」
周囲の人々が聞くのをためらっていたことを、サックリと聞きに行きましたね…。
勇気があるのか無謀なのか、マーカスは一体どちらなのでしょう。
マーカスは続いて、「エボニーは犯罪者だから、何をしでかすか分からない」と慇懃無礼に伝えます。
マーカスは弟が死んだことについて悲しんでいる、とは言っていますが全くそんな様子のない表情なので、本当にそう思っているのかは怪しいですね…。
もっと言えば、弟が死んだことに対してさほど興味がない可能性すらあります。
兄弟が多い家なので、むしろ数が減った方が勝ち残れるからかもしれませんが。
マーカスは更に、ダンテへ挑発まで仕掛けます。
王族後継者権を持つ相手に対して、かなりのチャレンジャーです。
しかしカルカスの国が男尊女卑ということを考えると、カルカスの男性であれば一も二もなく乗った話だったのかもしれません。
外国から戻ってきたダンテは、そんなマーカスへ嫌悪を抱きます。
それを表情に出していないダンテへ、マーカスは更に続けます。
「政治をするためには、エボニーは邪魔になる」
政治に重要なのは「血筋」「年齢」「派閥」だというマーカス。
重要な話をしているマーカスですが、ここの背景にピンクの腰リボンをつけた男性がいるのに目が行ってしまいます。
吹き出しの丁度下にいるのはズルいです…。
それはさておき、ダンテへと喧嘩を売っているも同然のマーカス。
マーカスは態度にはっきりと出しているわけではありませんが、ダンテのことも結構下に見ているようです。
ダンテへ周囲にいる人物達と派閥を作ることを勧めるマーカスですが、ダンテはマーカス自身がそれを買って出たいのではないかと切り返します。
マーカスは、エボニーに騙されているダンテを助けたいだけだとあざ笑いました。
周囲の人達も笑っていて、同調圧力を感じます。
この場にいる人達は、どうやら皆エボニーを良く思っていないようですね…。
そして、マーカスの近くにいた初老の男が、ある情報をもたらします。
「戦死した将軍の荘園が競売にかけられる」
なんとその荘園には、有名な学園も入っているとのこと。
普通であれば将軍の子孫が受け継いだようなのですが、将軍には妻がいても男の子の世継ぎはいなかったようです。
そんな将軍の荘園を巡っての競争。
「マイスターゲーム」
そのゲームに勝利すれば、名声を得ることができる。
マーカスもこれに参加し、シェドル家の名を上げるつもりでいるようです。
ダンテが望むのであれば、情報の受け渡しもするというマーカス。
白々しいダンテの挨拶を最後に、マーカスは去っていきました。
マーカスが去った後、何がおかしいのか笑い出すダンテ。
それを訝しげに眺めるジュロ―・ビダル。
どうやら、ダンテは自信満々なマーカスのプライドに傷をつけるつもりのようでした。
驚くジュロ―へ、情報収集を言い渡したダンテ。
ジュロ―からは苦労人な様子がひしひしと出ていて、ちょっとかわいそうですね…。
そして、ダンテは不敵に言い放ちます。
――マイスターゲームに参加する、と。
エボニー7話の感想&次回8話の考察予想
ダンテを敵に回すのは不味いですよ!
とマーカスに伝えたいものの、彼もカルカスに住んでいる以上、かなり強めの色眼鏡になってしまっているでしょうからね…。
更に読者視点ではダンテがどんな人物かはわかりますが、現時点で関わりが少ないマーカスからの視点ではダンテがどんな人物かはしっかり分かってはいないでしょう。
そして、直に始まるであろう「マイスターゲーム」。
ついにエボニーが表舞台へ上がる日が近づいて来ているようです。
次回の「エボニー」も、楽しみですね。
まとめ
今回は漫画『エボニー』7話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。