異世界剣王生存記 ネタバレ61話/ピッコマ|若きリーダーの誕生。つかの間の淡い希望。悪魔!ゼノビア!!

漫画異世界剣王生存記は原作SOON-G先生、漫画YKB先生の作品でピッコマで配信されています。

今回は「異世界剣王生存記」61話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。

 

前回60話では、ラウドを異世界人と偽って暴利を得る裁判官。

突然、乱入して来たレオンハート卿に恐れ逃げる裁判官が、地下最強ボスモンスターを呼び出しアーティス達とレオンハートを始末しようとするも・・。

≫≫前話「異世界剣王生存記」60話はこちら

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異世界剣王生存記61話の見どころ・考察予想

光輝たちは指名手配犯となり、ダンジョン内に潜んでいました。

受刑者たちに指名手配犯を捕まえれば、無罪放免の約束を取り交わしダンジョンへ入って行きます。

 

ある受刑者は光輝の剣とアーティファクトを手に入れ、モンスターの群れと戦うもモンスターの多さに襲われ光輝に助けられます。

張朗信率いる集団・・

朗信は、ダンジョンに入って来た受刑者を束ねてリーダーとなっていました。

朗信はダンジョンを終わらせて、正々堂々地上に出て貴族の悪政を訴えると言います。

 

それに意を唱える者に「あなたは、逃げるだけでいいのですか?それでは、何も変わりません。」と朗信が反論します。

 

その男は朗信に言い任されて短刀で斬りつけようとしますが、光輝がそれを阻止し「黙って、聞け!」と合図を送るのでした。

 

受刑者たちは、朗信を信じ口を揃えて「朗信!朗信!・・。」と讃えます。

集会の後の夜・・

朗信は1人洞窟で、眠れぬ夜を・・。

そこに、光輝がやって来ます。

 

光輝も同じように、眠れなかったのでしょう。

アーティスとエピルが、どんなに心配しているかと思うと・・。

 

朗信は地球にいた頃の話しをはじめます。

朗信は、耳が聞こえない不自由な生活を送っていました。

 

その為、友達もなく情報を知る手段として本をたくさん読んでいたと光輝に話します。

あまりに夢中になって読んでいたせいで、交通事故に合いこの世界に転生したと言うのでした。

 

この世界は、あまりに厳しくこの世界も去ってしまおうと思っていた時に他の仲間と遭遇して励まし合い楽しい時間を過ごしたと言います。

 

気が付くとLv.20になった頃、この地へと移動させられて・・。

でも、またみんなと会えると信じ、凄い騎士になると決め「張朗信」と名乗っている話します。

 

本当は、みんながしあわせに暮らせる環境を作りたいと言っているけれど・・と言いかけると光輝は、みんな考えてることは同じだとあっさりと言うのでした。

 

何もしないのは悪事を考えているヤツか変わり者で、大切なことは自分だけでなく皆がしあわせになればいいんじゃないか?と光輝は言います。

 

ちょっと熱く話してしまったなと隣の朗信を見ると、光輝の話しに感動してひれ伏しているのでした。

歓喜と悲しみを叫ぶ・・

レズリーは、洞窟の奥へと・・。

自傷行為を禁じる魔法が、ゼノビアへによって消されて光輝たちを襲ってはいけないと1人になるレズリー。

 

ゼノビアは、用済みだと処分する気なのかとレズリーは思いそれならば自決してやると短刀を抜くのでした。

そこへ男が近づいて、仲間にならないかと肩を叩くと振り向きざまに男を短刀で刺すレズリー。

 

その時レズリーの脳裏には、一度は淡い希望のほんの小さな光を信じた自分がバカだったと・・。

所詮、ゼノビアのおもちゃにしか過ぎない・・、逃げることなどできないと悟るレズリー。

 

その男を刺し続け、そこには『オンパロスの歓喜・・』の報酬のプレートが表示されるのでした。

そして、みんな居なくなればいいのに・・とレズリーがつぶやきます。

 

歓喜の声をあげていると、そこへ騎士たちがやって来るのでした。

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異世界剣王生存記61話のネタバレ込みあらすじ

脱走犯となった光輝たちの捜索が、始まっていました。

捜索をしている男の手には、光輝の大剣と運よく見つけたアーティファクトの指輪を指に着けていましたが使い方が分からずに・・。

若きリーターの誕生・・

ダンジョンには、アリのモンスターの大群があちら此方と・・。

捜索している囚人たちに、モンスターの大群が襲い掛かります。

 

光輝の大剣でアリのモンスターを倒そうと振るうが、あまりの重さに振るうことができずモンスターの餌食になる寸前で、光輝が大剣を振るって一網打尽に・・。

 

その男たちに「裁判官に、依頼されて来たのか?」と光輝が尋ね、張朗信に伝えます。

 

多くの受刑者たちは、光輝と張朗信とレズリーを見つけ出せれば刑期の取り消しを条件にダンジョンにやって来ていました。

 

しかし、その受刑者を張朗信が、リーダーシップを発揮して光輝たちの見方として・・。

張朗信は「明日、ダンジョンを終了させてここから出る。」と受刑者たちに説明します。

 

受刑者たちは「看守の始末は・・?外に出る方法は・・?」と脱獄方法を口々に言い合うのでした。

だが、張朗信は「僕たちは、脱獄はしない!この留置所のあり方と裁判官の悪事をみんなに公表するんだ!」と力説します。

 

光輝は「勇者に、一歩近づいたな。」と言うような暖かい眼差しで、穏便に済ませるにこしたことがないと思うのでした。

 

すると先ほど助けた男が「裁判官の悪事を暴くだと?誰が、俺たちのことを信じるんだ!」と言い看守を始末したらバラバラで逃げようと言います。

 

張朗信は「それから、どうするんですか?逃げて、野垂れ死にするんですか?」と言うと「まともに、勝負しても勝てる相手ではない。」と男が反論するのでした。

 

 

「血を血で洗うことは、奴らと同じことになります!」と言うと仲間たちから、その男にヤジを浴びせます。

そのヤジを聞いて男はナイフを取り出すと、光輝が小石を投げつけ「静にしろ!」と口に指を当てるのでした。

 

周りからは「朗信に、従え!」と口々に叫び声を上げます。

頭を掻きながら、テレてしまう張朗信。

 

光輝は張朗信のハニカミながら笑う姿を、満足そうに眺めるのでした。

レズリーの異変のはじまり・・

レズリーに、禁断症状が出始めていました。

しきりに、爪を剥そうとしてしまい・・。

 

光輝は、最近のレズリーの行動に不自然さを感じるも「女の人は、いろいろあるの。」と無神経だと言い洞窟の奥へと歩いて行きます。

 

その様子を見ていたナイフを折られた男は、レズリーを見つめてニヤッと笑って後を追いかけるのでした。

眠れぬ夜と見果てぬ夢・・

張朗信は、眠れずに洞窟に座っていました。

光輝も、外にいるアーティスたちのことを考えると眠れないと・・。

 

張朗信は、身の上話しを・・。

地球にいた頃は「耳が不自由だったので・・、いつも一人で読書を楽しみ英雄たちから色んなことを教わったけど・・。」と本に夢中になり過ぎて車がくることが分からずに、この異世界にやって来たと話すのでした。

 

そしていろんな国の人と出会い、酷い環境の中で助け合い初めて仲間に巡り合えたと幸運な時を過ごしたと・・。

しかし、レベルが20になった時にラトナに1人送り出されてしまって・・。

 

自分が「張朗信」と名乗っているのは勇敢な勇者になれば世間に名前が知られ、みんなに再会できると考えているから・・。

 

張朗信が「この世界を平和にしたいと言っているけど・・。」と言いかけると「自分の都合の為だろう?それは、悪いとか?」と光輝が言います。

 

光輝は「この世は、人それぞれの欲があっていいんじゃないか?何にもしないヤツは、何か隠し事があるヤツなんだよ。」と自分だけが得するのか、他の奴らと同じように得するかしないかの違いだろうと言うのでした。

 

光輝は「ここに残っている奴らは、朗信の都合でここにこうしているって言うことは、朗信の夢は大義じゃないのか?」と自画自賛し熱く語ってしまったと、我に返り照れて・・。

 

そっと横を振り向くと・・。

土下座をして、光輝の言葉に感銘を受けて感動している張朗信。

レズリーの異変、ゼノビアの恐怖・・

レズリーの背中からは、血が滲んでいました。

 

ゼノビアへの報告が遅れていた為に、背中の禁断症状を抑える呪文の効力を弱めてレズリーを苦しめているのでした。

 

殺人衝動に襲われるために、みんなから離れて洞窟の奥へと・・。

 

ゼノビアに殺される前に、自決しようと考えているとレズリーを仲間にしようと先程の男がやって来ます。

その男が「お嬢さん・・。」とレズリーの肩に触れた瞬間、レズリーはその男を刺してしまうのでした。

 

その瞬間、禁断症状を抑える呪文の効力はなくなり、それと同時に希望の光は消え去り・・。

 

ゼノビアたちの玩具でしかないと再確認したレズリーは、その男を馬乗りになり笑いながら何度も刺しているレズリーを兵士たちが見つけるのでした。

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異世界剣王生存記61話の感想&次回62話の考察予想

今回のお話しは、悲しいいろんな人間模様が描かれていたように思いました。

張朗信は、現世では耳に障害があった為友達に恵まれることなく交通事故でこの異世界に転生したのですね。

 

この世界では、耳も聞こえて初めて友達と言える幸せな時間を過ごすことが出来て、またみんなと再会を願っていました。

 

目の前には、もう光輝と言う友と言うか師匠もいるのに・・。

彼の中には、前世で読んだ英雄たちの存在がずっといるから自分も憧れの英雄になれると確信していたのでしょう。

 

それを読むたびに、彼の現世での寂しさや辛さが切なくも物悲しく感じられてしまいます。

悲しいと言えば、レズリーもその中の1人です。

 

ゼノビアによって、禁断症状を抑える呪文を背中に刻まれて・・。

 

でもレズリーの動きはゼノビアに知れることとなりその呪文さえも消えようとして、レズリーに苦しみを与え続けゼノビアへの忠誠心が薄らげば、苦しみを与え本当に神なのかと思わせる場面でした。

 

レズリーにも、ほんのつかの間の希望の光が見えたに違いないはずです。

それさえも無残に消し去る4大英雄とは、恐ろしい存在だと感じずにはいられません。

 

レズリーには、生きてやり直して欲しい気持ちでいっぱいになります。

なぜか、彼女の中には人に言えない問題があったのではないのかと想像してしまいます。

 

気まぐれではない、人の温かみを知らずに来たのではと感じてしまい生きて欲しいと・・。

 

さて次回は、男を刺してしまったレズリーは騎士たちに見つかり一体どうなるのでしょうか?

そして、張朗信はリーダーとしてこの窮地を乗り越えることができるのでしょうか?

まとめ

今回は漫画『異世界剣王生存記』61話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

≫≫次回「異世界剣王生存記」62話はこちら

 

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