
漫画「末っ子皇女殿下」は原作SAHA先生、漫画Stonehead先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「末っ子皇女殿下」22話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
皇帝陛下と一緒に寝たエニシャ。
2人は幸せな時間を過ごしました。
エニシャは順調に回復をしています。
そんなエニシャが眠りからふと目を覚ますと、逃げたはずのザドガル公国のカヒル王子がベッドに横に立っていました。
彼は特に何もせずに急に消えてしまい、エニシャは夢か現実か分からなくなってしまいました。
末っ子皇女殿下22話の見どころ・考察予想
ザドガル公国の建国神話には雪と氷の根源であるオオカミの精霊が大きく関わってしました。
そして、カヒル王子にそのオオカミの精霊が受け継がれたとエニシャは考えています。
この精霊の力は一体どのようなものなのでしょうか。
夢から目覚めたカヒル王子に精霊たちは話しかけます。
もっと願い事を言ってと言う精霊たち。
この精霊たちは力を持て余している悪い精霊なのか、カヒル王子を助けようとする良い精霊なのか、どちらでしょうか。
末っ子皇女殿下22話のネタバレ込みあらすじ
雪と氷だけで覆われていた世界。
大陸を放浪していたザドガルは北の地で一匹にオオカミに遭遇します。
ザドガルとオオカミは友となり、長い年月を友にしました。
しかし、世界は混沌としており、オオカミは矢と剣に切り裂かれてしまいます。
オオカミの亡骸を抱きかかえながら泣き崩れるザドガルの前に、突然、銀色に光る大きなオオカミの神が現れます。
オオカミの神は雪と氷の根源でした。
そのオオカミの神はザドガルの望みがあれば叶えようと言いました。
ザドガルは友の墓が建てられる土地を求めます。
さらに、友の復讐ができる力をザドガルは求めました。
オオカミの神は激しく降る雪嵐を止め、凍らない土地を作りました。
そして、オオカミの神はザドガルの心臓に宿り、冷たい怒りだけを沸騰させました。
ザドガルは自らの手を地に染め、この凍土の主になったのです。
そして王旗にはオオカミの絵を刻みました。
カヒル王子の力の正体
エニシャはザドガル公国建国の神話を読んでいました。
エニシャは昨夜見たカヒル王子に漂っていた異様な力が魔法ではないことを確信していたのです。
さらに悪霊の力でもないと断言します。
皇女宮の警備の目をかいくぐるほどの力は精霊の力しかないと考えていました。
しかし確証がないということで様子見をすることにします。
そして、何故急に現れたのか疑問に思いました。
ザドガル公国で幼いカヒル王子は子犬と遊んでいました。
しかし、国王の愛妾とその子供に捕まってしまいます。
約束を守らなかった見せしめとして、子犬は殺されてしまいました。
許しを乞うカヒル王子ですが、愛妾は「少しでも欲を出すとこうなる」と笑うだけでした。
うなされて目覚めたカヒル王子。
カヒル王子の周りでは、精霊たちが「もっと願い事を言って」と笑っていました。
そんな精霊たちを諌めたカヒル王子。
カヒル王子はエニシャだけが自分の世界の希望だったのでした。
末っ子皇女殿下22話の感想&次回23話の考察予想
ザドガル公国の建国について分かりました。
初代王のザドガルにはオオカミの精霊が宿っており、何代も後のカヒル王子もその力を受け継いだのですね。
オオカミの精霊が宿っているから、カヒル王子は犬と仲良くなり、自分の周りに雪を降らせていたのですね。
そして、ヒペリオンに人質として来たカヒル王子ですが、自ら進んで来たような気もします。
愛妾とその子供の仕打ちは本当にひどいです。
そんな中で、自分を気にかけてくれたエニシャ。
エニシャへ気持ちが芽生えるのも納得です。
次回23話もとても楽しみです。
まとめ
今回は漫画『末っ子皇女殿下』22話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。