
漫画「異世界剣王生存記」は原作SOON-G先生、漫画YKB先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「異世界剣王生存記」59話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
前回58話では。
殺人欲求に苦しむ異世界人をガラス越しに、ゼノビアとホーリーエンは見物にやって来ます。
その中、レズリー短刀を渡し試され、偽のグレイトアースに・・。
格闘場では朗信がラウドの身代わりに瀕死状態になります。
異世界剣王生存記59話の見どころ・考察予想
ラトナ人の世界では、異世界人だと知られてはいけません。
なぜなら、存在してはいけない人種だから・・。
光輝の苦悩と・・
朗信の命の灯はレズリーの賢明な処置で、消えることなくゆらゆらと・・。
光輝は、レズリーに任せて偵察と言い、独りになりたかったからです。
自分の感情を抑えることができずに、大切に思っている人を・・。
情けない自分に、怒りが湧き上がり岩壁を叩きつける光輝。
レズリーは、誰も信じない
彼女に、朗信を助けて欲しいと光輝が頭を下げることが信じられなかったのです。
光輝が戻って来れば、処分されてしまう恐れもあると・・。
レズリーは朗信から逃げ出すのでした。
そこに、レベル70のモンスターが出現し襲い掛かります。
レズリーを突き飛ばし助けるが動くことはできない朗信。
レズリーは、モンスターに術で防御するも直ぐに破られてしまいます。
そこへ光輝が現れ、モンスターを倒すのでした。
レズリーが逃げる口実を作る光輝と勇者の朗信
光輝は「誰も彼も、役立たずが揃いやがって!」とわざと悪態をつき、レズリーに収容施設に戻れと言い光輝に脅迫されと言えば助かるだろうと言うのでした。
レズリーは、光輝の迫力と真意に気付きうつ向いてしまいます。
「僕が、役立たずで・・」と血の気のない顔で笑う朗信。
いつかラトナ人たちと仲良くなり、自分が地球人で異世界人だと話したいと言うのでした。
光輝は、張り詰めていた気持ちが折れてしまい「仲間を処分することが、できるのか?」と念を押します。
「殺人犯なら仕方がありません。腹はくくっていますが・・。まずは、話し合いですね。」と笑顔で光輝に協力して欲しいとお願いするのでした。
レズリーの心の変化
光輝と朗信のやり取りを見ていたレズリーは、10年程グレイトアースとして活動をして来たので彼らの言っている事が理解できないと言うより無理だと考えていました。
でも・・、もしかしたらとレズリーの中に暖かいものを感じているレズリー。
改めて光輝に、朗信のことを確かめるも光輝は誤解したのか「収容施設で、責め立てられたら強要されたから。」と言えばいいとすまなかったと光輝は穏やかに話すのでした。
レズリーは、ポカンとして話がかみ合ってないとすねて寝てしまいます。
本当は、仲間として扱ってほしかったのでしょう・・。
忍ばせていたオンパロスのカケラを、眺めながらいろんな思いが・・。
焦るエルハウラー裁判官
一方、収容施設ではエルハウラー裁判官が、ラトナ人のラウドを異世界人だと虚言を言って戦わせたことが知られたのではと焦っていました。
そこに接見したいと申し入れが入ります。
それどころではないと怒鳴るエルハウラー裁判官。
次の瞬間ドアは破壊され、そこには異端審問官のレオンハート卿が現れるのでした。
異世界剣王生存記59話のネタバレ込みあらすじ
異世界人は、真実の姿を明かしては絶対にいけません。
なぜなら、それは「死」を意味するからです。
だから、親友などあり得るはずもなく逆に一番作ってはいけない存在となるからでした。
そして最後には、逃げ回りモンスターに始末されるというのが常なのです。
張朗信、危険と知りながらも・・
レズリーは、エッグブレターLv.70と遭遇し命を終えようとしていたその時、張朗信が体当たりしてレズリーを突き飛ばし守るのでした。
大量出血の瀕死状態で、血の気のない真っ青の張朗信はモンスターから逃げろと叫びます。
だが、張朗信は動くことができません。
モンスターは、容赦なく張朗信に襲い掛かります・・。
その様子を見てレズリーの霊術が、モンスターめがけて放たれるのでした。
しかし、霊術はモンスターにダメージを与えることはではません。
もうダメだっ?!と思った瞬間、光輝が現れ瞬殺でモンスターを倒すのでした。
わざと悪役になる光輝
光輝は「お前も弱すぎて、使い物にならないなぁ。」とレズリー言い「留置所に戻って、俺に脅迫されたと言え。」とここから立ち去れと言います。
そして「俺に始末される前に!」とわざと冷たい素振りをする光輝でした。
その言葉を聞いて、あまりの迫力に緊張してしまうレズリー。
その雰囲気を和らげようと張朗信は「危ないと思ったら、じっとしていられませんでした。」と勇者ですからと笑いながら・・。
その言葉を聞いていきなり張朗信の胸ぐらを掴み「朗信、お前は?!命は、1つしかないんだぞ!左腕も俺が・・。」と怒鳴るのでした。
朗信は、凄いヤツ
朗信は「どおってことないです。腕くらい!」と笑顔で答えます。
そして朗信の思いを・・。
光輝さんは、異世界人のことをたくさん教えてくれたし・・。
異世界人だと気付かれそうになった時だって、助けてくれました。
俺は、ラトナの人と分かり合いたいし助け合いたい・・。
そして、異世界人だと大声で言いたいと話します。
だから、悪に手を染めた相手とも戦う覚悟もできているが、光輝が必要だと言うのでした。
かたくなレズリーにも、わずかな希望の灯が・・
レズリーには、光輝と朗信の話しは戯言としか聞こえません。
10年余りをグレイトアースとしてこの世界を見て来たから・・。
でも、レズリーの中にほんの微かな暖かい光とそれは幻想かなとオンパロスの破片を見つめるのでした。
レズリーは、素手で戦い負傷した光輝の手を治療し、光輝の身体に残っているオーラのバリアでこの程度でおさまっていると説明します。
光輝は、レズリーからそのことを聞いてレベルアップで身体の能力が上がる訳ではなく身体の中のオーラでスキルアップできたのか・・?
でも、物理的な攻撃しかできないのはなぜだ・・?と考え込む光輝。
急にレズリーが「朗信が言ってたことだけど・・、わたしもかな・・?」と確かめたかったのですが・・。
光輝はレズリーがラトナ人だと思っていたので「留置所に戻って、責めを負うことになったら言えばいい。」と巻き込んでしまって、悪いと優しく微笑んで答える光輝。
レズリーは、意外な返答に目を丸くしてふて寝をするのでした。
クレタ留置所では・・
その頃、留置所では光輝たちが、捕まらないのに苛立つ裁判官。
ラウドが異世界人ではないことが外部に漏れたら、今度は裁判官が裁かれることを恐れて焦っていました。
そこに来客だと知らせる騎士に「会っている時間はない!追い返せ!!」と怒鳴ります。
すると突然扉が壊され、異端審問官が入って来るのでした。
「急いで参りましたので、捜査令状はありません。よろしいですよね。」異端審問官とアーティスとエピルが、現れるのでした。
異世界剣王生存記59話の感想&次回60話の考察予想
今回のお話しは、張朗信とレズリーの心模様が表現されていたお話しだと感じました。
張朗信は瀕死状態でありながら、モンスターに襲われたレズリーを足すけるも身体は動かく事ができずにレズリーに助けられ、光輝が仕留めます。
張朗信は、ラトナ人と異世界人が平和な世の中になることを望んでいます。
そのことすら、今のレズリーには絵空事のように感じていたのでしょう。
そんなレズリーの中に「もしかしたら・・」と淡い希望のようなものと、その一員になれるのかも知れないと感じていたのではないでしょうか。
長い年月、4大英雄の道具として扱われてきたレズリーは骨の髄まで「希望」と言う存在を失くされていたのではないでしょうか・・。
そんな頑ななレズリーの心を緩ませる力のある張朗信と光輝は、なんと素晴らしい人物なのでしょう・・。
たまに見せる光輝の優しい眼差しと笑顔に、彼の本質が現れているように感じます。
そんな逃げ回る光輝と張朗信、レズリーと囚人たちの運命はどうなるのでしょう・・。
さて次回は、裁判所に闇の教団のレオンハートとアーティスとエピルが押し寄せます。
レオンハートより早くアーティスとエピルは、光輝を探し出せるのでしょうか?
まとめ
今回は漫画『異世界剣王生存記』59話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。