
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった 」は原作Cotton先生、漫画Siya先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「ある日、私は冷血公爵の娘になった 」108話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
ドラゴン討伐&戦争編は終わりをつげ、久々に親子三人水いらずで過ごすカスティージョ家。
ドラゴンが去って数か月後、カスティージョ家は再び首都で暮らすことになった。
そしてさらに1年後と物語は猛スピードで進んでいく。
ロイがエステルに結婚の承諾を得に来たことで、エメルのことも少し思い出したエステル。
しかしエステルは思い出に浸る暇もなく、皇室の陰謀に巻き込まれていく。
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ある日、私は冷血公爵の娘になった 108話の見どころ・考察予想
今回は首都に戻ってきたエステルが、皇女アイリスと再会する話です。
久しぶりに友人のリリアとシャシャとお茶をすることもでき、10代の少女らしい一面ものぞかせるエステル。
しかしすでに伯爵となった、大人のエステルは皇室に対しては警戒を強めています。
幼いころのエステルの皇女アイリス、皇子リドルに対する態度との違いを考えながら、読み進めていきましょう。
ある日、私は冷血公爵の娘になった 108話のネタバレ込みあらすじ
エステル、友人とお茶を楽しむ
アイリス皇女から招待状がきたことを不思議に思うエステル。
友人のリリアとシャシャとのお茶の時間に、皇女について二人に聞いてみました。
二人も、謁見を断ったり、急にエステルだけを呼び出したりする皇女に不信感があるようです。
そして話題は、近々開かれる予定のエステル主催のサロンについて。
エステルはすでに新しいデザインのドレスを注文しており、今はピアノの奏者を探していると言います。
二人は気難しいけど、売れっ子のマクギランを勧めました。
エステルは二人が、エステルが頼めば間違いないと言ってはくれたものの、芸術家は変人が多いので、期待しないでおこうと内心思うのでした。
皇女招待のお茶の席にて
エステルが皇女宮に赴くと、すごく派手にリフォームされた部屋で最高級の茶器がだされ、思った以上に絢爛豪華です。
そして現れた皇女は、なんと目が見えるようになっていました。
皇女は目は医者に治してもらったと言います。
しかし生まれつき見えなかった目が見えるようになったということは、直したのは医者ではなく魔導士だろう、と予想するエステル。
アイリスは久々会えた感動をエステルに伝えました。
でもその直後、魔塔で起こった「事件」を「あのこと」と揶揄しながら、とげのある言い方でエステルが元気そうなことに驚いた表情を見せます。
さらには、エステルの伯爵領の管理に関する噂を引き合いに出し、「まるで老獪な貴族のよう」に管理が上手と、ほめているようでいて、けなしている微妙な表現で話しかけてきました。
エステルがその雰囲気を察しながらも、相槌を打っていると、今度はずっと友達だからと手を握ってきます。
そして近々サロンを主催するので、エステルにアドバイスをもらいたいというのです。
エステルは自分もサロンは詳しくないので、もっとサロンに精通した人に聞いてくださいとやんわりと断ると、皇女の顔は急に冷たくなり、もう帰るように促されました。
皇女宮からの帰り道、リドルとの遭遇
皇女アイリスの言い方に引っ掛かりつつも、悪気はなかったと思いたいエステル。
そんなことを考えながら歩いていると、皇太子リドルに出くわしました。
エステルは皇族に対するきちんとした挨拶をしますが、他人行儀だからやめてほしいというリドル。
エステルは、兄カルルがリドルと仲たがいしたものの、自分はわざわざ皇室の人間を敵に回す必要はないと考えています。
それにリドルと仲良くしていれば、誓約のことがなにかわかるかもしれないとも思います。
そんなエステルの打算に気付かないリドルは、カルルが一方的に絶交したことをなじり、怒りをあらわにしました。
しかし内輪の話で皇室宮ないで声高に話している様子を見られては大変です。
ロイが、会話の中断を促して咳ばらいをすると、リドルは改めてお茶に誘うよ、と言って足早にかえって行きました。
エステルの憂鬱
リドルが去ると、皇室からモテモテのエステルをからかうロイ。
エステルから言わせると、モテるのは話が通じるカスティージョが自分だけだからです。
疲れたエステルは気晴らしに庭を散歩していくことにしました。
すると美しく花の咲く風景の中に、なぜか噴水に頭を突っ込んでいる人物がいるではないですか!?
あわてて、起こすエステル。
しかし頭をあげた人物はお礼を言うどころか、怒りをあらわにして…!
ある、私は冷血公爵の娘になった 108話の感想&次回109話の考察予想
今回の話では久しぶりに皇女アイリスと皇太子リドルが出てきていましたね。
以前皇女アイリスが登場した時には、エステルは皇后に冷遇されてかわいそうだと本心から心配していたのですが、どうやら様子が変わっています。
なぜかエステルに嫌な言い回しばかりをする反面、粘着質にすり寄ってくるアイリス。
エステルもすっかり警戒して以前のような気持ちになれずにいるようです。
リドルに対しても、以前は兄の友達として、純粋にしたっていたエステルですが、今や皇室の一人として「付き合っていて損はない」といった扱いに…。
ドラゴン討伐などの事件を通して、エステルはすっかり皇室嫌いになってしまったようで、同年代の二人の皇族とも以前とは違う対応になっていましたね。
今後も皇室の二人とは、こじれていきそうです。今後再び、仲良くなれる日は来るのでしょうか?
まとめ
今回は漫画『ある日、私は冷血公爵の娘になった 』108話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
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