
漫画「公爵夫人の50のお茶レシピ」は原作Lee Jiha先生、漫画Ant Studio先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「公爵夫人の50のお茶レシピ」62話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
休養をとるために公爵領の別荘に来ていたはずのクロエ。しかしそこで壊血病で祖母が苦しんでいるという少女と出会い、なんとかできないかと思い巡らすクロエは、あることを思いつきます。それは…?
公爵夫人の50のお茶レシピ62話の見どころ・考察予想
壊血病は、この世界では不治の病と言われていますが、現代から転生したクロエはビタミンCを摂取すれば治癒可能だと知っています。
でも、ビタミンCが豊富な果物は高価で、貧困家庭ではそう容易く購入できません。
そこで、クロエはバラが名産のこの土地で摂取可能な方法を思いつきました。
それはローズヒップティーでした。
さっそく動き出すクロエ…。
公爵夫人の50のお茶レシピ62話のネタバレ込みあらすじ
クロエはサンディーにローズヒップを渡し、壊血病に効果があるはずだから、温かいお湯に入れて飲ませるよう伝えました。
ローズヒップには大量のビタミンCが含まれていて、「ビタミン爆弾」と呼ばれるほどなのです。
その量はレモンの30倍!
貧民に心を痛めるクロエ
サンディーの家を後にしたクロエは、彼女から聞いた話を思い返していました。
父親は元はとても真面目だったけれど、事故で片腕を失ってから働き口も見つからず酒に溺れてしまったことを…。
沈んが顔のクロエに、アルフォンスがあの家族のことがきになるのかと声をかけます。
助けてあげられる方法はないかと肩を落とすクロエ…。
別荘に戻ると、村の地主から翌日のディナーの招待状が届いたことを知らされます。
アルフォンスとクロエは招待を受けました。
ディナーの席で、この町は気に入ったかと訊ねられたクロエは本当に美しいところだと、見事なバラ園を思い浮かべます。
そして、陰の部分も。
ふと思い立ったクロエは、男爵にこの土地の主な収入源を訊ねました。
男爵は快く答えてくれます。
この地は、主に農業で生計を立てているが、秋の観光事業も重要な収入源になっていると説明しました。
そこで、クロエが新しい事業を提案したら受け入れてもらえるかと質問します。
突然のことで男爵夫妻は困惑しますが興味はあるようで、どんな事業かと訊ねました。
クロエの提案
クロエは壊血病を持ち出し、それはビタミンCを摂取すれば簡単に治療できるし、果物に多く含まれていると説明しました。
この方法が発見されていないのは、長期間航海する船の中で新鮮な果物や野菜を保管することが難しいからだとクロエは続けます。
それに、海岸地域では保管や運送の問題があって、新鮮な果物や野菜は高価になりがちだという問題も指摘しました。
でも、ビタミンCの供給にぴったりな物がこの町にあると伝えます。
なおも困惑する男爵夫妻に、クロエはローズヒップだと言いました。
ローズヒップを乾燥させて、壊血病の予防・治療薬として商人や海軍に販売すれば良いと提案するクロエ。
クロエの提案は素晴らしいとしながらも、男爵夫妻はローズヒップが壊血病に効くなんて話し聞いたこともありません。
もしそうなら、とんでもない大発見だと言う男爵。
クロエは、その証拠を見せましょうと笑顔を見せました。
公爵夫人の50のお茶レシピ62話の感想&次回63話の考察予想
グッドタイミングで地主の男爵と会うことになったクロエは、さっそく事業の提案をしました。
こういうとき、クロエは仕事が早い!
ローズヒップティーは比較的知られたハーブティーですね。
あの酸味が苦手という人も少なくないですが、壊血病に効くと聞いたら我慢できるのでは?
良薬口に苦しというほどではありませんし、他のお茶とブレンドしたりはちみつを入れたりとアレンジもしやすいですから。
それを、バラで有名なこの土地のもうひとつの産業にしようという一挙両得です。
ローズヒップの効能が明らかになったら、断るはずもありませんね。
多分、クロエはサンディーに会いに行くのでしょう。
彼女の祖母が、ローズヒップティーを飲み続けて症状にどのような変化が見られたのか。
治験者って感じでしょうか。
でも、今回に関しては副作用があるわけじゃないですからね。
ところで、クロエは働きすぎだから休養に来たのではなかったかな?
相変わらずの仕事人間ですね。
まとめ
今回は漫画『公爵夫人の50のお茶レシピ』62話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。