
漫画「異世界剣王生存記」は原作SOON-G先生、漫画YKB先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「異世界剣王生存記」54話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
前回53話では・・。
ラトナ人と地球の人間の違いはなく、ただモンスターと戦う為に身体と4大力を鍛えると言う違いだけでした。
光輝と張朗信はダンジョンで経験値とスキルアップを図り刑期短縮と励む中、刑務所で暴動が起こり・・。
異世界剣王生存記54話の見どころ・考察予想
不完全な魔人、完成へのカウントダウン
不完全な魔人の破片は、6カ所のドラゴンの巣から集められて完成へと精度が上がって行きます。
ガルハンは女神のお告げとして闇の教団を使い、ドラゴンの巣の捜索をさせて巣自体も壊しグレイトアース達も処分していくのでした。
その一連の神のお告げに、疑問を抱くレオンハート。
彼もまた、女神の祝福を受けた一人でした。
ガルハンとゼノビアはレオンハートの存在を気にする一方、闇の教団にレオンハートがいるので使い道があると言います。
万が一レオンハートが裏切った場合は、ゼノビアが仕込んだ魔法が彼を消し去るだろうとガルハン。
不完全な魔人を完成されるのは「異世界人と神に捧げるいけにえがあれば、完成できる。」とガルハンが言います。
ガルハンが設計した監獄に、異世界人がいることを聞きつけてレズリーを送り込みます。
昔の名前を呼ぶ、異世界人・・
送り込まれたレズリーは、異世界人を探します。
その中に、光輝を見かけて「死んだはずじゃぁ・・。それにレベル5?」と身分を偽っていると疑念を抱きます。
監獄に貴族が現れると、1人の男が「濡れ衣を着せられて、死刑と言われた!酷い仕打ちを受けているので、早く家に戻して欲しい。」と杖を突きながら訴えるのでした。
その男に共感した罪人たちは、一斉に立ち上がり「ここから出せ!!」と暴動が起こります。
貴族は「黙らせろ!奴をここへ連れて来い!!」と怒鳴ります。
そこへ現れたのは、全身鎖で繋がれた異世界人で・・、鎖の音を鈍く響かせながら現れるのでした。
その姿を見ると監獄の人々は、息を飲み静まり・・。
貴族は勝ち誇ったように「やっと大人しくなったな!奴なら5分もかからずに皆殺しだ!!」と言い全員に50年と光輝と張朗信には100年の追加刑を言い渡すのでした。
そして「この異世界人と戦うのなら、全員の刑を軽減してやろう。」と言われますが断る光輝。
その時、光輝の昔の名前を叫ぶ異世界人でした。
貴族は2人には、何か因縁があるようだと2対2の戦いを提案します。
申し出た者には、ここから出してやろうと言うのでしたが誰も手をあげる者はいません。
だが、レズリーはチャンスとばかりに名乗りを上げて、光輝・張朗信と異世界人・レズリーで戦う事になりました。
レズリーには、ある考えがありました。
それは、異世界人に魔人の破片埋め込み光輝の息の根を止めることでした。
異世界剣王生存記54話のネタバレ込みあらすじ
ガルハンは女神の化身キブリエルを演じて、オンパロスのカケラを回収して・・。
オンパロスのカケラは・・88%、・・91%と・・。
不完全なオンパロスが、完全な物へと近づいて行きます。
闇の教団は、偽のお告げを信じて竜の巣からオンパロスのカケラを集めて聖女に奉納していました。
異端審問官が、征圧した竜の巣は6カ所。
残された竜の巣は研究施設などを徹底的に調べ上げて、グレイトアースも処分され竜の巣も無残な姿となっていました。
1人、このお告げに疑念を抱くレオンハート卿・・。
中間次元のガルハンとゼノビア
ガルハンは不完全なオンパロスを、完成なものへと近づいて満足気に微笑むのでした。
ゼノビアは「オンパロスのカケラを闇の教団任せて、グレイトアースを潰してしまうなんて・・。」とガルハンの手案を褒めるものの・・。
ゼノビアは「自分たちが創り上げたグレイトアースが、闇の教団によって簡単に潰されるなんて?」と少々残念に思っていました。
ガルハンは「新組織のグレイトアースは脆弱だとは考えていない、闇の教団も飛び抜けて強いとも言えないが・・」と自分たちと同じ祝福を受けたレオンハート卿の存在が気になると言います。
ゼノビアは「気になるのなら、早めに始末すれば?」と言うが「ヤツの使い道は、まだある。」とガルハンが言いながら、レオンハート卿に仕込まれた魔法を匂わせるのでした。
それは彼女自身が作った4大英雄の秘密を暴露すると作動する魔法でしたが、すっかり忘れているゼノビアと知らされていないレオンハート卿。
不完全なオンパロスは、あと少しで完成するが6カ所の巣はもう残ってはいません。
ガルハンはまだ手はある「神に生贄と異世界人を差し出せば・・」と考えるのでした。
ガルハンは自分が設計したクレタの留置所に、異世界人が留置されていることに目をつけてレズリーを潜入させます。
クレタの留置所の騒動
ガルハンの命により、クレタの留置所に潜り込むレズリー。
レズリーは、ガルハンとゼノビアが異端審問官を利用して次々と仲間たちが処分されているのを知っていました。
今回の指令をクリアしないと、次は自分が処分されると焦るレズリー。
レズリーは、異世界人を探し検知を始めます。
「張朗信は、異世界人ではないわね。レベルも高いし、ここに来てまだ日が浅い。」と思うのでした。
光輝が、短期間の間に経験値とレベルアップを行っていたので見落としていたのでしょう。
次に「バルタラ?レベル5?教団には死んだと報告したのに・・。」と嘘ついているとレズリーは思うのでした。
一方光輝は、裁判官がここから立ち去るまでダンジョンで時間を潰すつもりだったが・・。
張朗信が「みなんで団結して、改善を訴えよう!!」と騒ぎ出します。
留置所の中から「不当な扱いをされている!!」と1人が言うと、我も我もと立ち上がり「我々を自由にしろ!ここから出せ!」と大騒動となりました。
全身、装具を付けられた異世界人・・
その時、裁判官は「黙れ!ヤツを出せ!!」と騎士に告げ、全身装具を付けられた男を連れてきます。
レズリーは「これが、ガルハンが言ってた異世界人?」とレベル61の魔剣士だと確認するのでした。
騎士に連れ出された異様な姿の異世界人を見るなり、静まるかえる囚人たち。
裁判官は「この場で、コイツを解き放つ全ての囚人は、5分もかからずに死ぬぞ!」と高笑いしながら叫びます。
しかし「ワシは、心の広い裁判官だから全員50年刑を加算してやろう。それから首謀者の2人は、100年加算する!」とニヤつきながら言うのでした。
「ここで、1つ提案がある」と裁判官が言います。
それは「この魔剣士と戦って、勝てば全員の刑を減らしてやろう。」と言うものでした。
光輝は「やらないよ」と言ってダンジョンに向かおうとした時に・・。
「エイリック!」と光輝の昔の名前を呼ぶ魔剣士。
裁判官は2人の様子を見て「お前たちには、何か縁があるようだな?」とニンマリとしながら2VS2の勝負を提案します。
そして、レズリーがその戦いに参戦すると言うのでした。
レズリーは、魔剣士の地球人にオンパロスのカケラを埋め込んで光輝を始末できるチャンスだと思うのでした。
異世界剣王生存記54話の感想&次回55話の考察予想
今回のお話しは、不完全な魔人が少しずつ完成に近づく様子がガルハンの表情から感じられその反面、疑問を感じるレオンハート卿。
彼もまた女神の祝福を受けた一人だったのですね。
レズリーは、ガルハンによって竜の巣とグレイトアース消されて行くと焦りを感じている様子が伝わってきました。
光輝に「エイリック」と昔使っていた名前を呼んだ魔剣士は、いったい誰なんでしょう?
な~んとなく彼かなぁと察しはつくのですが・・。
未完成な魔人の力とは一体どんな力なのでしょう?不老不死を手に入れる事ができるから?それとも・・。
神になりたいのでしょうか・・。
人はそこまで野心が、大きくなるものたのかな?と不思議にも恐怖を覚えます。
今後の展開で、気になる人物がてんこ盛りになって私の想像力は果てしなく広がって行き、切なくも感じてしまいます。
さて次回は、光輝と張朗信対謎の魔剣士とレズリーの戦いが始まります。
魔剣士の正体は明かされるのでしょうか?
まとめ
今回は漫画『異世界剣王生存記』54話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。