
漫画「異世界剣王生存記」は原作SOON-G先生、漫画YKB先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「異世界剣王生存記」53話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
前回52話では、張朗信の巻き添えを食う羽目となり、監獄行きとなった光輝。
その監獄にも、張朗信が現れて光輝の素性がバレないように面倒を見ることになる光輝でした。
監獄では、裁判官が良からぬ企みを・・。
異世界剣王生存記53話の見どころ・考察予想
加速するガルハンの策略
闇の教団、聖女の礼拝堂では・・。
ガルハンが偽の体現者となり、聖女に異世界人退治を名目にオンパロスの祝福を押収するように命を下します。
ドラゴンの巣6カ所に置いて、異世界人と該当するものはおらず巣自体も壊滅状態となっていました。
レオンハートは今回のドラゴンの巣について「啓示と通りに研究施設とオンパロスの祝福を押収して参りました。」と聖女に報告します。
しかし・・と「今まで、一度も地上を眺め啓示下されたことがないのに・・。」と困惑気味にレオンハート。
「女神は、この世を案じてのこと。言葉を慎むように!」と無礼は許さないと聖女が言いますが、次の機会にはマスクを外して来るようにと笑顔で見送ります。
そして、体現者にオンパロスの祝福の破片を供えガルハンの手元に届くのでした。
レオンハートは、違和感を覚えずにはいられません。
体現者からの命で、グレイトアースからオンパロスの祝福の破片を押収でているが・・。
何かがおかしいと思うレオンハートでした。
非道と欲の裁判官
ラトナ人と地球人の違いは、これといって違いはありません。
ただ・・、違っているのは日常巨大なモンスターたちと戦う必要がある為、体を鍛えレベルアップすると言うことでした。
しかし、いくら鍛えたとしてもそのレベルは15が限界でした。
その為、ラトナ人には4大力と言う力が備わっています。
それは、オーラ(肉体と破壊の精気)・マナ(魔術とエネルギーの精気)・フォース(稲妻と引力の精気)・プラナ(再生と保護の精気)の4つからなる4大力でした。
ハンター達は、これらを鍛えて巨大なモンスターに立ち向かうのですが留置所では4大力を封じ込める手錠をつけられています。
ダンジョンで、モンスターが現れて命を奪われることも・・
その時、包丁を持った光輝が現れて全てのモンスターを倒し、最後の始末は張朗信でした。
なぜなら、彼は光輝がレベル5だと知っている事と正常なガイドラインをも持っていたから張朗信のレベルアップと経験値をあげて同じ日に出所するためでした。
最後に、魔石を回収して門番のところで刑期の短縮と包丁とパンと交換と・・。
留置されて5週間が経とうとしていました。
そこへ、裁判官が視察に現れ一人の男が面会したいとお願いをするのですが「面会したいのなら、ダンジョンで稼いで来い!」と突っぱねます。
その男は、ダンジョンで負傷して狩りにはいけない身体となっていました。
その姿を見た裁判官は、用済みとばかりにダンジョンに放り込めと言います。
その様を見ていた光輝は、ダンジョンの入り口に仁王立して行くてを阻み騎士たちを睨みつけるのでした。
異世界剣王生存記53話のネタバレ込みあらすじ
地球人とラトナ人とは・・
文化の進歩と共に身体的活動が減少した地球の人間は、ひ弱で身体的にも小柄でした。
ラトナ人と地球の人間では、特に身体的な違いはありません。
大きな違いはモンスターから身を守る必要があった為、運動量は必然的に多くなりその能力は優れていました。
その為ラトナ人は、鍛え上げ武術をマスターする必要があったのですが・・。
その限界値は、レベル15程しかなく数多いモンスターには到底太刀打ちできません。
それを補う為にラトナ人には、オーラ、マナ、フォース、プラナの4大力の力が存在するのでした。
この4大力を鍛錬し、更なる身体の向上図りモンスターたちにチャレンジを繰り返します。
しかしその力を封印されてしまえば、レベルが高くても何の役にも立たずモンスターの捕食となってしまうのでした。
留置さて5週間がたった光輝は・・
留置されて5週間が過ぎたある日、囚人たちは4大力を封じる手錠を枷せられて・・。
そこにモンスターが、襲撃します。
レベルを封印されている囚人たちは、次々とモンスターの餌食と・・。
その時、一本の包丁が飛んできてモンスターを切り裂きます。
その場にいた囚人たちは「4大力を封印されているのに・・、バルタラだけが?!」と驚きを隠せません。
光輝は、包丁だけでモンスターを次々と倒して行きます。
力を加減をしてトドメは張朗信に任せて、彼にレベルアップさせるのでした。
その甲斐もあって、今は経験値も上がりレベルも35となっていたのです。
モンスターを始末した後は、魔石を集めて看守の元へ行き刑を1ヶ月の軽減と包丁とパンの交換を申し出ます。
光輝は自分1人で最下層の最強モンスターを仕留めれば、魔石を手っ取り早く稼いで出所できるのですが・・。
張朗信が光輝のレベル5であることを知っているので、彼のレベルを上げて出所時期を同じにする必要があったからです。
それと、彼のガイドラインは正常に稼働しているので使い道があるかも知れないと考える光輝。
急に張朗信は「刑の軽減はなしに、100個のパンをいただけませんか?」と言い他の囚人たちにパンをご馳走するのでした。
光輝は「刑を軽減しなくてもいいのかっ!!」と感謝する囚人たちと一緒に居たいのか激怒します。
張朗信は「無邪気に、英雄を目指しているので・・。」と笑うのでした。
するとその時、強固な鉄格子が開き護衛騎士を連れて裁判官が現れます。
それを見ていた囚人の1人が駆け寄り、家族に会わせて欲しいと嘆願するのでした。
裁判官は「家族に会いたいのなら、ダンジョンでモンスター退治をするがいい。」と言い放ちます。
その囚人は、3ヶ月前にモンスーと戦い重症を負い狩りに出ることができません。
裁判官は「ならば、モンスターのエサにしてしまえ!」と稼ぎのないヤツは用がないと言うのでした。
引きずられ仲間の囚人たちに助けを求めても、他の囚人たちは関わるのを避けて・・。
その時囚人を連れ出そうとする騎士を、ダンジョンの入り口で立ち阻んだ光輝と張朗信。
騎士たちは「邪魔立てをする気か?!」と槍を向けて叫びます。
「今からダンジョンに、行くところだ。一緒にどうだ?」と光輝が言いますが騎士たちはその場に立ちつくすのでした。
偽りのお告げと疑念を抱くレオンハート卿
一方カンドリー大国では・・。
竜の巣の探索が、まだ行われていました。
先住民すべてのレベルを確認するも、異世界人を発見できません。
6カ所のドラゴンの巣、全て調査を行っても異世界人らしき人物おろか何も手がかりは見付かりませんでした。
一方闇の教団本部では・・。
聖女の礼拝堂に、異端審問官張が到着していました。
「今回も女神のお示しのように竜の巣に、研究所とオンパロスのカケラがございました。」と持ち帰ってきたことを報告します。
聖女もオンパロスのカケラについて「このカケラに、不気味な気があるのか!」と言いながらも団長であるレオンハート卿に「女神も、高く評定するだろう。」と言うのでした。
レオンハート卿は「女神がキブリエルを送り、地上をご覧になりご命令されるのは今まで一度も聞いたことがありません。ご命令を受けて直ぐに向かってみると100人以上の犠牲者が・・。女神ならもっと早くに、その場所がわかっていたのでは・・?!」と訴えるのでした。
聖女は「私も聖女の職になって70年になるが、このような事態は初めてです。」と女神も心配されてのことだと言い言葉に気をつけるように注意します。
謝罪をするレオンハート卿に聖女は「子供じみた発言は、気をつけなければなりません。次に来られるときは面を取って来なさい。」と言いいながら笑うのでした。
そう言うとキブリエルに、オンパロスのカケラを捧げる聖女。
レオンハート卿は、今までの女神のご命令と違うとオンパロスのカケラについても光の教団に取られてはいけないと伝えられるだけで疑念を深めるのでした。
そして、オンパロスのカケラはガルハンの手へと・・。
異世界剣王生存記53話の感想&次回54話の考察予想
今回の話しは、偽のキブリエルを使って女神の神託を利用してオンパロスの祝福のカケラを集めさせるガルハンの策略に闇の教団は踊らされて言いなりとなっていました。
その中で、レオンハート卿だけが違和感を覚えて何とも言えない苛立ちのような物を感じました。
彼もまた女神の祝福者の1人だからでしょうか?
女神らしからぬ行動を取っていることが、気になっているのではないかと思いました。
どんどんとオンパロスの祝福は、カケラが寄せ集まってガルハンの付けている不完全なオンパロスの祝福が完成されると一体どんなことになるのでしょう・・。
それとも、レオンハート卿が妨害するのでしょうか?
光輝の出番となるのでしょうか?
光輝と言えば、地下の留置所で張朗信とダンジョンで魔石を集めて刑期を縮めようと奮闘していますが張朗信はハンターとして成長し勇者となれるのでしょうか?
いつも、それからどうなるの?ばかりが私の中で想像ばかり前のめりになって違う世界を垣間見たりしています。
さて次回は、ガルハンの不完全なオンパロスの祝福は完成するのでしょうか?
光輝と地下最強の異世界人はどうやら知り合いのような・・。
まとめ
今回は漫画『異世界剣王生存記』53話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。