
漫画「異世界剣王生存記」は原作SOON-G先生、漫画YKB先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「異世界剣王生存記」52話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
前回51話では、カンドリー大国の雪深く山中に、オンパロスの祝福のカケラを作るために竜の巣が稼働していました。
カケラが完成した日に、異端審問官が突入してきます。
ダンジョンでは、エピルが活躍して・・。
異世界剣王生存記52話の見どころ・考察予想
2ヶ月程前に、エピルのハンター登録に光輝とアーティスと一緒にギルドに来ていました。
そこに、同じくハンター登録にやって来た張朗信と言う地球人が来ていました。
光輝は、張朗信が他のハンター達から襲撃されることを察して押し倒します。
辺りは騒然となり、これで一旦は収束すると思いきや・・。
張朗信が「筋肉おばけのレベル5が?!」と言われて、速攻ひらて打ちで口を封じます。
ちょうどその頃、エミルと裁判官がギルド視察にやって来ました。
偶然にも、平手打ちで飛んで行った先に裁判官が居て2人は正面衝突してしまいます。
裁判官は、気絶してしまい光輝は留置所送りと・・。
その留置所は、強固な作りと脱獄不可能でガルハンが設計したものでした。
光輝は、100年の実刑となり夢に描いていた全てのことが・・、全て海の藻屑と・・。
その横では、囚人がボコボコにされている張朗信と目が合ってしまいます。
張朗信は、またも「笑顔で、レベル5の・・?!」と声を掛けてくるのでした。
言ったその瞬間、デコピンの一撃で全員を倒してしまう光輝。
喜んで「今の技は?!」と子犬のように人懐っこくしゃべり掛けてくる張朗信でした。
光輝は「このおしゃべり野郎が、お前といると他のメンバーに迷惑を掛けてしまう・・?!」と一瞬口を封じてしまおうと思います。
ただ・・、張朗信の純粋無垢な笑顔を見ていると昔の自分を重ね合わせてしまって踏みとどまる光輝。
そんな光輝を構わずに、自己紹介する張朗信。
光輝は呆れて「今まで危ない目に、合わなかったか?」と聞かれた張朗信は、一応ガイドラインからの注意はあったもののその理解ができていなかったようです。
張朗信は魔石をお礼と差し出し、これを係の者に渡すと刑が短くなると教えるのでした。
その様子を伺うように、これから始まる最高のショーが楽しみで仕方ない裁判官。
殺人鬼エイリック・ガルーンに次の相手は、光輝だと伝えるのでした。
異世界剣王生存記53話のネタバレ込みあらすじ
エミル神官と裁判官は、クレタハンターギルドに向かっていました。
エミル神官は「どのようなご用件で、ハンターギルドへ」と裁判官に尋ねます。
裁判官は「美人のエピルが、どんなパーティーに属しているのか知りたくて・・。」と意味あり気に答える裁判官。
裁判官は身分も高く、光の教団に金銭面でバックアップしているので我慢を決め込むエミル神官でした。
ざわめくハンターギルド
ハンターギルド内ではハンター達は武器を常時持参しているため、争いごとで死に至る事もあります。
その為に、ギルド内では武器での闘争を厳しく処罰し歯向かった者にはハンターの権利を取り消されることもあり、例外処置としてLv.20より能力のある異世界人は許されると言うものでした。
そこへ、上海出身の張朗信が新人ハンターの登録にハンターギルド現れます。
とっさに光輝は、張朗信を突き飛ばし他のハンターたちの攻撃を食い止める役割を果たしました。
光輝は、地球を離れて22年の時間が過ぎていたので「上海」の国の名前自体も忘れてはいたものの彼が地球人で、ここの世界に来て間がないことは理解していたのですか・・。
当の張朗信が理解できていないようで・・、ガイドラインの指示もあるだろうがと光輝は思っていました。
だが、張朗信は何を思ったのか?これも勇者に与えられた茨の道と思い剣を抜いて・・。
「レベル5の・・?!」と言ってしまったのです。
大慌てで、ビンタを食らわす光輝?!
きれーいに弧を描きながら飛んで行く張朗信。
光輝ことバルタラ戦士が、レベル5?あちらこちらでレベル5?が連呼されます。
何とか空気を換えようとエピルもアーティスも誤魔化しますが・・不、自、然な空気が流れて・・?!
そこへ「バルタラが、レベル5?!」と以前一緒に戦ったことがあるブレットとマーチンが現れます。
「Lv.70超えのボスをLv.5が、倒せると思うか?!」とファインプレーのブレットとマーチン。
光輝の疑いは晴れ、張朗信は変なヤツと言うことになりました。
とんだとばっちりと裁判官の恐ろしい企み
光輝の疑いが晴れたと思ったその時、突然兵士に取り囲まれるのでした。
そこえエミル神官が現れ「裁判官の兵士だ!」と慌ててやって来ます。
光輝が殴り飛ばした張朗信が、裁判官と激突して裁判官を気絶させて・・。
クレタの牢獄へと収監されることになってしまいました。
牢獄はガルハンによって設計されており、誰一人として脱獄することができない牢獄で・・。
光輝に言い渡された刑期は100年・・。
面会に来たアーティスとエピルに「あの変人が、勝手に勝負を仕掛けて来ただけだろ?!」と主張するが運の悪い事に、収監場所の持ち主が張朗信と激突した裁判官でした。
エピルは「保釈金を稼ぐし、アーティスもお金を工面する。」と言うが・・。
光輝は「脱獄しても・・、女神の祝福を受けることも・・、地球に帰ることも・・。」といろいろと思いを巡らせます。
しかし、仕方ないと諦めて、アーティスたちに任せようと思っていると・・。
張朗信が、リンチを受けていました。
彼も、また100年の刑を言い渡されていたのです。
張朗信は光輝に気づき「Lv.5の・・。」と言った瞬間、リンチを行っている奴らを失神されるのでした。
光輝は呑気にしゃべり掛けて来る張朗信がいると、自分の正体がバレてしまいアーティスやエピルに責めが及ぶかも知れないと一瞬殺意を抱いてしまいますが・・。
若い頃の自分と重なってしまい、正気を取り戻すのでした。
そして光輝は「フェラードだっ!」と名乗り「良く生きて来られたな?」と尋ねます。
張朗信は、どこまで隠していいのか分からないのか終始、挙動不審状態。
光輝は、一応ガイドラインから指示は受けているものの理解できていない様子ので教育する必要があると思うのでした。
張朗信は、お礼にと魔石を手渡します。
不思議に思う光輝だが、牢屋の周りはダンジョンからなっているのでモンスターを倒せば魔石が手に入る。
その魔石を看守に、渡すと刑が軽減されると張朗信が教えてくれます。
その二人の様子を上層階から、裁判官が見下ろしていました。
裁判官はありとあらゆる贅沢をしてきたので、自分の欲求を満足させるものがないと言います。
ただ、彼を興奮させてくれるものは高レベル相手の殺人ショーを見ることだけでした。
「エイリック、次の相手は・・。」と光輝を眺めて興奮を抑えることができない裁判官?!
異世界剣王生存記52話の感想&次回53話の考察予想
今回のお話しは、自分の私利私欲の象徴のような裁判官と純真無垢な張朗信の対比のように感じたお話しでした。
スパイスとして、光輝のこの世界に来る前は張朗信のような青年だったのかな?と考え深い場面も・・。
そう感じているのは私だけでしょうか?
裁判官は貴族ではありその収入源は、異世界人を収容すると言う名目のダンジョンでモンスターを倒しい魔石を稼ぐと言う何とも人としてどうなんだろうと言うやり方ですね。
それに飽き足らずに、殺人ショーを楽しみにしていると言う・・。
人は、いろんな贅沢を味わってしまうとそれ以上、もっとと欲が欲を生み出し途轍もないモンスターとなっていくのだと感じました。
これは、現実世界でも同じことが起きているのではと感じています。
逆に今の例えば、これを読んで頂いている方達はしあわせな方達だと私は思っております。
人は、1人では生きていけないと私は信じています。
光輝もアーティスと知り合って価値観も変わり、人としての思いやりや優しさも日に日に増してきています。
それを感じられる私たちでいたいと思わされる物語だと思っています。
さて次回は、光輝と張朗信がダンジョンで暴れまわりと異端審問官の1人が女神に違和感を覚えて・・?!
まとめ
今回は漫画『異世界剣王生存記』52話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。