
漫画「悪女は2度生きる」は原作Mint先生、漫画PEACHBERRY先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「悪女は2度生きる」37話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
結婚式に現れた皇后に驚く参列者たち。
皇后は侍女の結婚式に参列しておかしいかと言いました。
その言葉に、アルティゼアの思惑を感じる皇帝です。
無事結婚式が進む中、ローレンスは遠くから眺めています。
そしてミライラも遠くにいますが、今にも暴れて飛び出していこうとしているところを抑えられているのでした。
悪女は2度生きる37話の見どころ・考察予想
ローレンスの冷たい目線の先には取り乱しているミライラがいましたが、いつものミライラなら式に飛び込んでいきますがどうなるでしょうか。
冷静なローレンスが止めてくれそうですが、未だにアルティゼアの味方なのか分からない存在です。
皇后がいる前でミライラの暴走を止められるのか、気になります。
悪女は2度生きる37話のネタバレ込みあらすじ
ミライラの誤算
ミライラは、新婦の母として落ち着いた色のドレスを纏い露出も抑えた姿で準備をしています。
それでも十分に美しいと自惚れていました。
今まで連絡が取れなかったのはセドリックのせいかもしれないと考えます。
アルティゼアはきっと自分がいない事で不安になっていると。
こんなにも自分の事を気にかけている事を知ったら喜ぶと思い込んでいます。
さらにはミライラの助けなしに、結婚して暮らしていけるはずがないとも。
ミライラの顔を見た瞬間に泣きながら謝ってくるはずだと信じて疑いません。
実際には、結婚式が行われている庭園には入れないミライラは取り乱します。
アルティゼアの母親は自分だと。
ローレンスは冷めた口調で、式をぶち壊すつもりか問います。
信じられないと言う顔のミライラの目線の先には、幸せそうなアルティゼアとセドリックの姿があります。
大声でアルティゼアの名前を呼ぶミライラに、意味がないと伝えるローレンス。
しかし、ミライラは結婚式に親がいないなどありえないと反論します。
ローレンスは、この結論に至らせたのはミライラ本人だと言い切りました。
お茶会を開いていた時に、見せつけるように叩いたり引きずり回したのはミライラだと。
家を出たのも、ミライラと縁を切ると伝えたのもこれがすべての原因となっていると言います。
ローレンスは、自分から見ても酷かったといいアルティゼアの身になってみろと伝えました。
そんなことをした母の手を取り、結婚式にのぞみたい訳がないと言います。
ミライラはそれでも、自分は侯爵夫人であるから堂々としていていいのだと言い切るのです。
そんなミライラに、ローレンスは冷たく存在自体が後ろめたいと指摘します。
爵位や名前など関係ないとも。
思いがけないことを言われて動揺を隠せないミライラ。
ローレンスは尚、結婚式に来てもお互いにいいことなんてないのだから来るなと伝えたと言います。
その上でアルティゼアは切れ者であると認め、自分にとって本当に必要なものや何をするべきかも分かっていると言いました。
ローレンスはアルティゼアの行動を思い出しています。
まさか、皇后を説得して侍女になっているとはと。
皇后の手を取り祭壇にあがったアルティゼアを身分などを口実に非難できる人はいなくなったと考えています。
この結婚式はアルティゼアとセドリックにとって完璧なものになると確信するのです。
しかし、ローレンスに黙っていたことだけは気に食わないと考えます。
この世で信じられるものは血筋
ローレンスは、アルティゼアが自分が皇太子になる合法的な方法は皇后の養子になることだけだと言っていたと伝えます。
ミライラは、自分と皇后の関係のせいでそんなこと出来るわけがないと言います。
アルティゼアが侍女になったのだから不可能ではないと。
少なくともミライラの子供だからと敵対する人ではないと伝えます。
ミライラは取り乱し、ローレンスもアルティゼアと手を組んで自分を捨てる計画をしているのだと詰め寄ります。
ローレンスまで自分を恥で邪魔な人だと思っていると突っかかります。
捨てるなんて短絡すぎることは言っていないとローレンス。
しばらく静かにして、皇帝の隣で機嫌を取りつつゆっくり過ごしてと伝えます。
母自身の自尊心を満たすのはその後でも遅くはないだろうと提言しました。
自分が皇帝になれたら、皇帝の母になれるのだと言います。
それでもミライラは落ち着きません。
まるで自分がプライドのせいで騒ぎ立てるみたいだと騒ぎます。
今もそうじゃないかと冷たい目のローレンス。
皇后を相手に何が出来るのか問います。
式に飛び入って髪の毛でも引っ張るのかと言うのでした。
ミライラは涙でぐちゃぐちゃです。
この世で信じられるのは血筋だけだとミライラ。
ローレンスも、皇帝の血筋を信じていると答えました。
帰って休むように促すローレンス。
寝たら、落ち着くはずだと言いました。
ミライラはローレンスの手を振り払い、見張られなくとも帰ると言い残していきました。
披露宴でのダンス
城内では、ダンスが繰り広げられます。
ロイガール大公妃が、アルティゼアがうらやましと話していました。
夫に不満はないけど、一度くらい顔のいい男性と暮らしたかったと言うのです。
カメリア侯爵夫人は、そういう事は言ってはならないとたしなめます。
それでも、そんなことを想像しないのかと言い妄想は止まりません。
セドリックみたいな男性とキスをしたらどんなに気持ちのいいことかと。
カメリア侯爵夫人は呆れます。
ローレンスも素敵だけどあまりにもミライラにそっくりすぎて違うと言います。
甥であるセドリックについて話すと、誤解を生むからやめてくれと言うカメリア侯爵夫人。
ロイガール大公妃は、ただの想像なのに大げさと言うのでした。
セドリックが見つめる先にはアルティゼアがいました。
会場の隅に腰を下ろしたアルティゼア、疲れているようだが大丈夫かと気に掛けるセドリックです。
アルティゼアは、披露宴が始まってから休む暇もなく踊っているので疲れたと答えます。
セドリックは、アルティゼアにダンスを申し入れた日から初めてのダンスだと思い出していました。
アルティゼアは、互いに足を踏んでも大目に見る約束をしたと振り返ります。
社交界の集まりにも出席しないのにいつダンスの練習をしたのかと問います。
セドリックは、リズム感がいい方で幼い頃からダンスをすんなりと覚えられたと答えました。
ダンスの指導係にも褒められたことが数回あると言うのでした。
上手だと言う自覚はあるのだと指摘されたセドリックはしどろもどろ。
からかおうと思ったわけでなく心から約束したのだと伝えます。
アルティゼアはからかわれたと感じなかったと言いました。
舞踏会であんな風に踊ったのははじめてだったから、嬉しかったと。
そこへ使用人がやってきて2人にそろそろ支度の時間だと伝えたのでした。
セドリックは披露宴も盛り上がっているし、そろそろ行くかと提案しました。
悪女は2度生きる37話の感想&次回38話の考察予想
ミライラの暴走はローレンスが上手いこと止めて、コントロールしましたね。
自業自得ではありますが、娘の結婚式に参列できないミライラは少し可哀想です。
そして、披露宴のダンスを通して初めて二人で踊ったダンスについて思い出していたアルティゼアとセドリック。
不器用そうなセドリックのダンスが得意な事が意外でした。
楽しかったと答えるアルティゼアは、ほんと可愛らしかったです。
次回も楽しみです。
まとめ
今回は漫画『悪女は2度生きる』37話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。