
漫画「悪女のペット」は原作Seobo先生、漫画Harnenn先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「悪女のペット」58話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
ナスカはシャシャと楽しく花かんむりを作っていたのに、アースが来て中断してしまったので興味を失ってしまいました。
一方アースは「薬草学」を本で勉強中の様です。
午後はアースの提案でシャシャとアースが二人きりで外出することに。
デートのような状況に気後れするシャシャでしたが、アースはいかにシャシャが自分たちを救ってくれたかを語りシャシャとの距離感を詰めてきました。
そして最後にはシャシャのためなら何でもすると、優しくシャシャを抱きしめるアースなのでした。
悪女のペット58話の見どころ・考察予想
今回は彼女ができないヘイレスが、再び彼女を作るべく友達と話すシーンです。
コメディーターンと思いきや、随所にストーリーの展開に関わる布石が隠れているので、しっかりとセリフに目を通しておきたいところ。
またヘイレスが以前シャシャのような女性が好み、と言っていたことが今回の話につながってくるので、その点を思い出しながら、ストーリーを読み進めていきましょう。
悪女のペット58話のネタバレ込みあらすじ
彼女ができないヘイレスの憂鬱
ペインの部下のヘイレスと男友達二人が間食を取りながら話しています。
ヘイレスは以前の登場時と同じく、彼女ができないことを嘆いていました。
ヘイレスは半泣きで、自分は割とイケていると思うのになぜ彼女ができないのか、男友達に聞きました。
魔術師で、ペインの部下で、お金もあり、顔も悪くないヘイレスがモテないのは、あほなことばかりしているからだ!と友達の一人はからかいます。
しかしもう一人の友達はまじめに、ヘイレスが戦いで頻繁に国を離れることが原因だと指摘します。
戦場を渡り歩いていつ死ぬかわからない男と結婚したい女はいないからです。
友達は結婚したいなら、今の仕事をやめろとアドバイスしました。
しかしヘイレスはペイン一人では戦争に勝てないからやめられないと言います。
それを聞いて、そもそもペインの待遇がおかしい、と友達二人は皇帝夫婦に不平をこぼします。
第一皇子より有能なペインが冷遇されるのはおかしいと、皇帝への不満が高まっていると噂になっているとか…!
しかしヘイレスはそんな噂が流れることに不信感を抱きます。
皇帝のペイン冷遇は以前からなのに、なぜ今頃皇帝への不満が高まったなどという噂が流れるのか?
それはそうとヘイレスには好きな女がいたのでは?と友達は話題を変えます。
ヘイレスはうなだれて、その女性(シャシャ)には恋人ができたと聞いたと答えました。
それでもヘイレスは、シャシャの知人が自分に用事があると言ってきたので、会うことにしたそうですが…!?
ヘイレスとアースの対話
場面は変わり、ヘイレスの回想シーン。
ヘイレスはアースと会っています。
先ほどヘイレスが話していたシャシャの知人とはアースのことでした!!
アースはペインについて調べるためにヘイレスとコンタクトを取ったのです。
ヘイレスはヨハネス皇子の補佐役であるアースが、ペインについて聞いてくるのは妙だとアースに聞きます。
アースはうまくお茶を濁しつつ、ペインが冷遇されるのはおかしいと訴えました。
すると常々ペインの扱いに不満を持っていたヘイレスは、ペインが民間人に甘いため、なめてかかる人間がいることを腹立だし気に口にしました。
ふつうは一年もいれば正気を失うと言われている戦場で、何年も戦いに勝ち続けているペイン。
ヘイレスはペインのことをすごいと思いつつ、その一方でペインが暴走したら誰も止められないとも思っているとこぼしました。
アースが話のお礼を渡そうとすると、ヘイレスはそれを断り、代わりにシャシャを自分に紹介してくれないか!と興奮気味に頼みました。
アースは一瞬ムッとした後、まるで聞こえなかったように、挨拶だけして部屋を出ていってしまいました。
アースとシャシャのティーブレイク
場面は変わり前回の話の続きへ。
町へ出かけたシャシャとアースはカフェでケーキを楽しんでいます。
素敵なドレスを買ってもらい、おいしいケーキを一緒に食べ、今日は本当に幸せだとしみじみ振りかえるシャシャ。
そして、アースがレベッカの味方になってくれたことに対し、改めてお礼を言うのでした。
アースはレベッカは優秀な人材だから当たり前だと言った後、「レベッカ様に罪滅ぼし…」と言いかけました。
その言葉を聞き終わらないうちに、タイミング悪く店員が手を滑らせ、水差しの水をアースの頭からかぶせてしまったのでした。
アースは店員に怒ることなく、眼鏡を外し、濡れた服の胸元を開けて、「シャシャが濡れなくてよかった」と微笑みます。
そんなアースの色気たっぷりのイケメンプリを見て、シャシャは激しく動揺するのでした。
悪女のペット58話の感想&次回59話の考察予想
ヘイレスは前回出てきた時も、彼女ができないことを愚痴っていて、顔もコメディータッチに崩して描かれることが多いキャラなので、今後も彼女はできそうにないですね。
しかし今回のヘイレスの言動を見るとなかなか鋭い一面もあるようです。
ペインが皇帝に冷遇されているのはずいぶん前からなのに、今更そのことへの不満が皇帝への不満へとつながり噂になりつつあること。
ヨハネスの補佐であるアースがわざわざペインの話を聞きに来た点に違和感を抱いたこと。
どちらもなかなか思慮深い人物の発想だと言えます。
ヨハネスがシャシャと結ばれることはなさそうですが、ペインに関わる重要人物として今後出番が増えるのではないでしょうか?
最後のシーンは読者サービスのアースお色気?シーンでしたが、その直前に再びアースが「罪滅ぼし」という言葉を口にしているのが気になります。
まとめ
今回は漫画『悪女のペット』58話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。