
漫画「悪女のペット」は原作Seobo先生、漫画Harnenn先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「悪女のペット名」54話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
レベッカはついにシャシャに対する友情以上の感情についてアースに打ち明けました。
その気持ちをアースは肯定しましたが、レベッカは浮かない表情です。
一方シャシャはナスカと話すうちに、自分の感情とまっすぐ向き合うことを決め、信じている相手には素直に甘えようと動き出すのでした。
そしてレベッカはシャシャに対して「自分がアルチェン家の当主になる!」という野望を話すのでした。
一方皇宮ではリリスのメイドメアリーが、リリスの母親に手紙を書いていて…。
悪女のペット54話の見どころ・考察予想
前回で4人で婚前旅行編は終了し、今回はペインが主役の回です。
以前、自分をいびる皇帝にただ従順にしていたペインですが、今回はペインの普段の姿や、本心が垣間見えるので注目しましょう。
皇帝に従順な時は、あまり自分の意思のない人物かと思われましたが、今回はペインのいろいろな思惑がうかびあがってくるので、人物像がはっきりとしてくるでしょう。
また後半にはアースとペインが交渉するシーンが出てくるのですが、知略を巡らす冷酷な顔のアースは必見です。
悪女のペット54話のネタバレ込みあらすじ
ペインとその部下ヘイレス
場面はペインの部屋、ペインは部下のヘイレスと隣国の情勢について語っています。
皇帝に次の行く先として言われたティグリスは、隣国カナクタに比べると兵力・国力ともに劣る国です。
しかし、それにも関わらず軍備を増強しているという噂で、ペインはカナクタに脅されて仕方なく行っているのではないかと予想します。
カナクタはカリアという戦士を束ねる人物を引き入れ、さらに軍事力を強化しています。
ティグリスに言うことを聞かせることも簡単でしょう。
ペインの部下へレイスはこういった情勢も知っているため、今回の皇帝のティグリス行きの命令には気が乗りませんでした。
しかもペインとへレイスはつい先日アトランタに帰国したばかりです。
ヘイレスは自分の同僚たちは結婚して子供もいるのに、ペインと一緒に他国で戦ばかりしているせいで、女性が寄り付かなくなったことを嘆いています。
ペインはそんなヘイレスの不平をなだめますが、ヘイレスはペインがリリスと交際中なのを知っているので納得がいきません。
そこでヘイレスは、リリスの友人の女性を自分に紹介するよう頼みます。
ヘイレスは自分の好みはシャシャやイビーのような女性だとちゃっかりペインに注文を付けました。
しかしペインは間髪入れず、イビーは以前から婚約者がおり、シャシャも最近婚約したとヘイレスを打ちのめすようなことを言うのでした。
ヘイレスは大声でさけびつつ、最後は拗ねて寝転がってしまいました。
メイドのメアリーのたくらみに気付くペイン
ペインは部屋から廊下に出て物思いにふけりました。
実はティグリスに出兵する話を聞いて、リリスがついてくると言っているのです。
ティグリスは治安が良くないため、何とかリリスを説得し、アトランタにとどまらせたいと考えをめぐらすペイン。
考え事をしていたので廊下でメイドとぶつかってしまいます。
何とそれはリリスのメイドのメアリーでした。
メアリーの落とした封筒をひろうペイン。
ペインはすぐに拾って返しましたが、あて名がリリスの母親になっていることを見逃してはいません。
ペインはメアリーが何をしようとしているかを瞬時に見極めるのでした。
アースとペインの交渉
ペインはリリスを連れてアースとシャシャのもとを訪れました。
アースは以前からペインと話がしたかったので、歓迎しました。
シャシャとリリスは少し離れたテーブルで楽しくお茶を飲んでいます。
一方アースとペインは何やら密談をし始めました。
ペインの話でアースはリリスの生い立ちと母親の関係を知ります。
リリスの話を聞いてもシャシャとリリスがなぜつながりを持っているのかアースにはわかりかねましたが、ペインはリリスに根掘り葉掘り聞かないようにしていました。
リリスを心から大切にしているからです。
ペインはリリスが実家との関係を切りたがっていることをアースに相談しました。
そしてその願いがメイドのマリーによって今まさに壊されそうとしていることも…!!
アースはメアリーの主人に対する従順な態度を、少し憐れむような、それでいて蔑むような顔で変えられないことだと言いました。
そのうえでペインに3つの選択肢を投げかけました。
メアリーを殺すか?閉じ込めるか?追い出すか?
権力者ならだれでも思いつくこの3つの選択肢を。
しかしアースはペインに選択肢を投げかけながらも、ペインはそのどれも選ばないというのです。
「なぜそう思う」のか不思議に思うペイン。
アースはそんなペインに、ペインはこの選択肢を選ぶほど非情ではないと言い切りました。
ペインは、自分はすぐにアトランタを離れ戦場に赴く身。
そんな自分の立場で民間人を巻き込みたくないと思っているのです。
アースは何か作戦を思い付き「メアリーは格好の餌になる」という意味深な言葉を吐きました。
ペインはその意味を詳しく教えてほしいと言いますが、アースはここで交渉に入ります。
これ以上の助言を望むなら対価をどうぞ…!とすごむアース。
ペインはアースとの取引に危険を感じつつもアースにn望みを言ってみろと交渉を進めます。
そしてアースは率直に「皇帝になりたくないか?」と聞くのでした。
悪女のペット54話の感想&次回55話の考察予想
今回はペインの人物像がかなりはっきりした回でしたね。
以前の登場では皇帝に好き放題言われても、嫌がるそぶりも見せないペインはまだまだ原作から脱却できないキャラなのかな?と思っていました。
しかし今回はリリスを一途に愛するゆえに危険な取引に踏み込む姿や、軍事に対する素養、部下とのふざけ合いなど生き生きとした姿がたくさん見られ、一気にペインの魅力がアップしました。
また、これまでしばらくシャシャに優しい姿が中心に描かれていたアースですが、アースの二つ目の顔、策略を立て着々と目的に向かって突き進む姿も盛りだくさんです。
久しぶりに、アースの悪い表情が見れて、これはこれでとても魅力的でした。
ペインとアース愛する女性のために危険な作戦に身を投じていく今後の展開から目が離せませんね。
まとめ
今回は漫画『悪女のペット』54話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。