異世界剣王生存記 ネタバレ50話/ピッコマ|女神に、歯向かうガルハンとゼノビア。無罪放免とハンターになるエピル。

漫画異世界剣王生存記は原作SOON-G先生、漫画YKB先生の作品でピッコマで配信されています。

今回は「異世界剣王生存記」50話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。

 

前回49話では、光輝とメイデンが精神世界で静かなる戦いを繰り広げます。

アーティスの多重術で中心核を爆破させ普通の少女に戻るメイデン。

 

エピルの裁判に、タルフィーでギリギリ間に合います。

ガルハンとゼノビアがある企みを・・。

≫≫前話「異世界剣王生存記」49話はこちら

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異世界剣王生存記50話の見どころ・考察予想

角砂糖に集るアリのようにクイーンの体現したキビエは、ガルハンに襲い掛かります。

無数のキビエは、ガルハンが全て斬り捨てるのでした。

クイーンを罠にかけるガルハンとゼノビア

天高くからクイーンの声が、聞こえてきます。

「永遠に歳を取らない身体を手に入れたお前たちが、砂時計が時を刻むように死に向かっている気分は?」とクイーンが語り掛けます。

 

ガルハン達は20年余り前に、無慈悲な異世界人と戦いました。

年老いた彼らにとっては、クイーンへの最後の忠誠だと全力で戦い異世界人を追い払うことに成功します。

 

そして褒美として、永遠に歳を取らない身体と智恵と地位を授かるのでした。

しかし、ここに来て死の宣告を受けることに・・。

 

ガルハンは、子供たちが無残に殺され・・、親の名を泣き叫んで死んで逝く者たちを見ながら何もしないクイーンたちに我慢できないと叫びます。

 

この世の中に、クイーンなんか要らないっ!!

ヒーローだけが、いればいいんだっ!!と叫ぶガルハン。

 

そんな中ゼノビアは、朽ちて消えてしまいます。

 

クイーンは、なんと愚かな者たちよ。

この一瞬のできごとは、大河の一滴にも満たないと・・。

 

そしてガルハンも、朽ちて消え去ります。

 

消え去った二人は、中間次元に漂って身体は元の若いままでした。

ガルハンの手の中には、クイーンを閉じ込めたキューブが・・。

 

クイーンは次元転移封印魔法によって、キューブに閉じ込められたのです。

 

クイーンのキブリエルが封印される時に、神聖を半分近くガルハンが取り除き我が物としクイーンの代弁もできるように・・。

 

これを使って敵対する光の教団を潰そうと闇の教団に、クイーンと偽って命令を下す計画を立てるのでした。

審判を待つ間に・・

その頃裁判所では、何とか時間に合いエピルの審判の出る間に腹ごしらえを・・。

メイデンは、憑依されていただけなのでエミルが監視下となりました。

 

グレイトアースとの繋がりを怪しまれると困るので、オンプロスの祝福の破片のことは秘密することに・・。

 

オンパロスの祝福の破片は、ガイドラインそれもラトナ人用のものだとアーティスが言います。

このガイドラインはすばらしいが、使う人によっては危険なものになるだろうとアーティス。

 

ブツブツと妄想の世界に浸って、悲観的になるアーティスでした。

 

するとアーティスが手にもっていたブリトーにかじりつき「過去のことを言っても何も変わらない。今をしっかり見ろ!俺の前にはアーティスがいる。」とクヨクヨするなと笑い飛ばす光輝でした。

 

一方クレタでは、エピルをハンター登録を済ましアーティスのパーティーの仲間として受け入れます。

受付では、若い青年がハンター登録に来ていました。

 

彼は、張朗信と言い勇者になると言うのでした。

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異世界剣王生存記50話のネタバレ込みあらすじ

ガルハンは、女神の擬人化したキビエの首を切り落とします。

すると、どこからともなく・・。

女神が告げた事とガルハンの思い

「用向きを言ってみなさい。」と天からの声が聞こえて・・。

 

ガルハンは・・。

さかのぼること20年前に、私たちは先導する悪質な魔人の異世界人と戦いました。

その時は、老いていたが女神の為にこれが最後の戦いとして尽くし・・。

 

ほんの片時だけ異世界人を追い出すことができ、その責務を果たせたと考えていました。

 

そして、女神の祝福を受けて若返り、我々は国を再生するために女神の教えに近づこうと知識や地位を得ることができましたとガルハンが言います。

 

そして女神は「お前たちの命は、僅かしか残ってない。」と告げるのでした。

ガルハンは「不老不死の身体に関わらず、死が迫って来る気持ちが理解できるか?」と唖然として言います。

 

女神は「極限まで上り詰めたお前たちなら、生きると言うことに拘らないと思っていたが・・見誤ったな。」と言うのでした。

無数のキビエと消失してしまうゼノビアとガルハン・・

いつの間にか・・、数えきれない程に増え続けるキビエを、斬り進んで行くガルハン。

 

「ラトナ人が異世界人に惨殺されても・・、泣き叫ぶ子供たちが死んでいっても・・、女神はお告げを下すだけで何もしてくれなかった!!」と命の長さではない女神に失望しているとガルハンが訴えるのでした。

 

女神は「ひとしずくの時間を生きているお前たちが、全てを分かったつもりでいるようだな?」と言います。

 

ガルハンは「この世界が必要としているものは、悪を処罰し正義を実行する大いなる存在だけだ!ただ見ているだけの女神などではない!」と主張するのでした。

 

「ガル・・ハ・・ン・・。」とゼノビアの身体が消え始めます。

 

「不老不死を追い求めるガルハンたちが罪でないように・・、ガルハンたちに死を与えるのも罪ではない。」と女神が告げるのでした。

 

そして、ガルハンの身体も・・。

「これは我々が、与えたチャンスだったっ!」とガルハンは叫び、完全に消えてしまいます。

クレタでは・・

その頃、光輝たちを乗せたゴーレム馬車は、何とか定刻までに裁判所に着くことができました。

 

光輝とアーティスは、ブリトーを食べながらエピルの裁判が終わるのを待つことに・・。

そして、メイデンはエルミ神官がひとまず預かることになりました。

 

光輝とアーティスは短い時間に、2回もグレイトアースに関連する事件をやり遂げたのでグレイトアースとの繋がりを疑われないように、オンパロスのカケラのことは黙っていようと相談します。

 

アーティスはオンパロスのカケラについて「ラトナ人用のガイドラインのような物では?」と思うのでした。

 

光輝は「自分のガイドラインが、壊れていなければ凄い術が使えてたのか?」と言うが、それはないとアーティスに言われてしまいます。

 

「このオンパロスのカケラは、今までのガイドラインとは違う。」とアーティス。

 

それは「新しい魔法・術・スキルを直接入力することができ、身につけていないスキルも使えるので、自分の制限をはるかに上回る魔法が使えるようになるかも知れない。」と凄いが使う者によっては恐ろしいモノだとアーティスは思います。

例え話しが止まらないアーティス

そお話し終えたアーティスは・・。

 

館から脱出できたのは、本当にラッキーだった!!

オンパロスのカケラだったので、助かったようなものだ。

 

例えばこれがカケラでなく完成されたものなら、次元の転移封印魔法で出られなかっただろう・・と例え話しをしながら自分の世界に浸って話すアーティス。

 

光輝は、アーティスのブリトーにパクリと食いついてしまいます。

 

光輝は「例えばここに・・、例えば・・と考えながら岩山に5年間暮らしていたが、すべて過ぎたことに例えば・・はないんだよ!大切なことはアーティスがいたから、今俺たちがいるってことだ!!」と言いながら微笑の光輝。

 

そして、アーティスも微笑むのでした。

 

いつの間にか、光輝たちの後ろにエピルとメイデンが・・。

エピルとメイデンは、顔を赤らめて光輝たちの関係を誤解するのでした。

 

光輝がアーティスのブリトーをかじりついたのを後ろから見ていた2人は、イチャついてるように見えたのでしょう・・。

4次元世界と暴走するガルハン

一方、ガルハンとゼノビアは・・。

 

4次元の世界に存在し、女神たちは更に高い次元に存在しているのでした。

だからガルハンが、女神を攻撃できなかったのです。

 

しかし、ガルハンは「女神は、次元の転移封印魔法を使って箱の中に封印してやった。女神が唱える神聖を全て理解するまで果てしない未来を経験し続けてやる。」と言いその箱を手にするのでした。

 

ゼノビアは「ガルハンがキビエの首を切った瞬間、キビエは封印されたし、更に闇の神聖も半分奪ったでしょう。」と言います。

 

ガルハンは・・

キブリエルは、オンパロスの祝福の存在に気づいてはいないようだ。

同じ幻想を、何度も何度も・・繰り返しているようだ。

 

闇の神聖が半分では足らない・・。

不滅を得る為にはオンパロスの祝福をもっと強化して、神聖を取り込む方法はないのか?と思案するガルハン。

 

ゼノビアが「オンパロスの祝福をどんな方法で、強化するの?女神を箱に閉じ込めたお陰で中間の次元で何もできない。」とゼノビアが言います。

 

その時「ゼノビア?聞こえる?!」と女神の声が・・。

ガルハンは女神の声を出すことができるのです?!

 

そしてこの能力を使って、下層次元とも関われるように・・。

 

ガルハンには、妙案がありました。

 

グレイトアースについて捜索を始めた光の教団を、闇の教団に対抗させることを思いついたのです。

それはキブリエルに成り済まし、女神のお告げとして命令すること・・。

ハンターギルドでは・・

光輝とアーティスはエピルをハンターとして登録し、正式にパーティーの一員に加えました。

エピルは、レベル15の新人ハンターになれたことを喜びます。

 

受付で手続をしていると、1人の青年が受付にハンター登録をしていました。

持ち物は全てが真新しいもので、その青年のレベル20で出身は上海で名前を張朗信と言い『勇者になる!!』と言うのでした。

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異世界剣王生存記50話の感想&次回51話の考察予想

今回のお話しは、ガルハンとゼノビアが女神に意を唱える女神から処罰を受けるはずが逆に女神が閉じ込められてしまうと言う想像を絶する内容となっていました。

 

オンパロスの祝福を手に入れる目的が、女神に歯向かうと言う目的で女神を貶める作戦を立てていたと言うことが信じがたく思えてなりません。

 

そんな事も、女神は承知しているはずだと思うのですが・・。

この世界は、多層構造になっていて最も高い位置に神々が存在する。

 

それをまたコントロールしているのも神々の采配で起きている毎日なのに、なぜ?と思ってしまいます。

これもまた、神々の気まぐれなのかも知れないと想像を膨らましています。

 

エピルも裁判の時間に滑り込みセーフで、無罪放免となり晴れてハンターとなりました。

エリーゼ譲りの魔剣士として活躍していくのでしょう。

 

さて次回は、ガルバンの動きに注目したいところです。

女神を装ってどのような命令を下すのでしょうか?エピルの活躍にも注目したいです!!

まとめ

今回は漫画『異世界剣王生存記』50話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

≫≫次回「異世界剣王生存記」51話はこちら

 

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