
漫画「異次元傭兵」は原作GMHO先生、漫画BALLO先生の作品です。
モンスターを倒して一段落したと思った矢先、哲平に与えられたサブクエスト。
パーティー全員を無事帰還させるというものでした。
無理だろ・・・と思う哲平ですが、成功報酬も魅力的。今まさにセンパートの命が危険に晒されています。
哲平はこの危機を回避できるのででしょうか!?
今回は「異次元傭兵」の9話を読んだので、ネタバレと考察予想、読んだ感想をご紹介します。
異次元傭兵【9話】の考察予想
モンスターとの戦いで負傷したセンパート。
毒によって命の危険が迫っています。
サブクエストクリアのための第一関門!?
パーティー全員を無事帰還させる、って言われても、モンスターがうじゃうじゃいるこの迷宮で、クエストを成功させる自信なんてない。
正直、哲平は戸惑っていますが、特別報酬は魅力的です。
そんな邪な心があったものの、センパートの治療に最大限の努力をする哲平なのでした。
哲平の知識とユリバルツの記憶の融合がセンパートを救う
哲平は傷に対する基本的な応急処置の知識は持っています。
その知識は、特に高度というわけではないけれど、この異次元では、あまりにずさんな治療行為で助かる命も助からない、ということも多かったので、おおいに役立ちます。
ユリバルツの記憶も合わさって、センパートの命は助かったのでした。
異次元傭兵【9話】ネタバレあらすじ
突然あらわれたサブクエスト。
センパート傭兵団パーティー全員を無事連れ帰ってください
こんなモンスターがうじゃうじゃいるところで?
哲平は気が重くなります。
でも、その成功報酬はユリバルツの報酬の10%を追加支給するというもの。
哲平は、チッ・・・と舌打ちしますが、挑戦する気になりました。
まず、負傷したセンパートの治療です。
ラウに、荷物を持ってくるよう指示しました。
薬が入っているはずです。
センパートの傷は、右わき腹にありました。
予想通り、毒矢にやられたようです。
傷はかなり大きく、周辺は赤紫に変色しています。
当然痛みもあるようで、センパートは苦痛にうめき声をもらしています。
一刻を争う事態だとケイディンが言います。
ケイディンが、傷口から毒を吸い出そうとしたとき、哲平が制止しました。
もし口の中に傷があれば、そこから毒が回ってケイディンの命も危険だと諭します。
それならどうすれば・・・。
ケイディンが聞くと、哲平は手でしぼり出そうと言います。
センパートをしっかり押さえさせ、哲平はグッ!グッ!と傷口から毒をしぼり出していきます。
あまりの痛みに顔をゆがめて悲鳴をあげるセンパート。
動くなセンパート!深呼吸!
哲平も必死です。
ラウが荷物の中から薬と酒を見つけてきました。
酒で傷口を消毒を・・・と言いかけたとき、哲平がまたも止めます。
酒は血の巡りをよくするから毒が全身に広がってしまう。
水で洗おうと言います。
ラウが、酒は消毒にいいと思っていたと言うと、ケイディンも、だから手当てしても助からなかったのか、とつぶやいていました。
自分の知っている応急措置はここまでだ、と哲平は解毒剤を手に持ちました。
すると、なぜか不吉な予感がします。
ユリバルツの記憶が頭に浮かびました。
それは、解毒剤を飲ませた後に、容態が悪化した兵士の姿でした。
薬のビンを持ったまま考え込んでいる哲平に、ケイディンが早くセンパートに飲ませてくれと言います。
しかし、哲平は冷静に確認を徹底しようと思っていました。
これはどんな毒に効くのかラウとケイディンにたずねました。
出血毒?それとも神経毒?・・・と。
キョトンとするラウとケイディン。
安い解毒剤を適当に選んだからわからない、と答えます。
言葉も出ない哲平ですが、ユリバルツの記憶を辿って他の方法を考えることにしました。
荷物を漁っていると薬草が出てきました。
これを使うことに決めます。
パーティーのみんなには、この薬草には解毒抗菌作用がある。
効果はさほど強くないが、合わない解毒剤を飲ませて死なせるわけにはいかない、と言います。
薬草を傷口に貼って包帯で固定します。
センパートはやはり苦痛で顔をゆがめます。
治療を終え、あとはセンパートの生命力を信じるだけだと言う哲平。
パーティー全員がセンパートの回復を祈り、信じます。
哲平が、フィゼル・・・と声を掛けました。
この戦闘の原因となった、フィゼルの単独行動の説明をしろと言います。
フィゼルは、少しためらいましたが、すぐに観念して枚の地図を広げました。
それはダンジョンの地図でした。
フィゼルは、地図によると、この先を左に曲がれば下りの階段があって、その階段を下りると次の目的地に行けると言います。
ところが、いくら探してもその階段がない、と言うのでした。
異次元傭兵9話の感想&次回10話の考察予想
今回の哲平の働きは、戦闘ではなく知識を使ったものでした。
解毒剤を手にしたときの予感はユリバルツの記憶のおかげだったとしても、毒治療の危険性や消毒については、哲平自身の知識が役になったのでは?
特別な教養とは言えなくても、現代日本と古代では、ずいぶん差があると考えるのが妥当ですし。
他のメンバーも、一目置いてきたように思えます。
さて、次回は消えた階段の謎!ですね。
まとめ
今回は漫画『異次元傭兵』9話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。