悪女のペット 43話ネタバレ(ピッコマ)リリス父親にも絶望…、自分らしい生き方を貫き母への復讐を誓う!

漫画悪女のペットは原作Seobo先生、漫画Harnenn先生の作品でピッコマで配信されています。

今回は「悪女のペット」43話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。

 

ついに母親から「原作」の意味を教えられるリリス。そして原作の内容がまとめられた手帳を手にするのです。

 

リリスが生まれる前から存在していたと伝えられる手帳。そこにはこれまでの自分の人生そしてこれから起こることまでも書かれているのでした…。

 

自分の生きている世界が作品の一部に過ぎないことを知りショックを受けるリリス。

 

そのことを拒否し口答えすると、母親はリリスに折檻してきます。

血が出るほどの傷を負ったリリスに対し、母親もメイドもこれがお嬢様のためだと言い、リリスはすっかり絶望してしまうのでした。

≫≫前話「悪女のペット」42話はこちら

スポンサーリンク

悪女のペット43話の見どころ・考察予想

前回のラストで母親が折檻するシーンはかなりの衝撃でした。

そして血が出るほどの傷を負っているリリスを見ても、メイドたちは焦らず、むしろ母親のしたことをたたえるのが不気味とも言える展開でした。

 

リリスは今誰も味方がいない状態ですが、唯一食事などを差し入れしてくれた父親はどうしたのでしょうか?

メイドがいつにもまして冷たいことから嫌な予感しかしませんが…。

 

今回は父親の動きや、この異様な価値観の屋敷の人々に対してリリスがどう考えているかに注目しながら読み進めていきましょう。

スポンサーリンク

悪女のペット43話のネタバレ込みあらすじ

決定打を与える父親の言動

けがを負い呆然としたまま部屋に連れ戻されるリリス。

原作の設定ではこの後リリスは首都に旅立たなければなりませんが、大好きな故郷を離れたくありません。

 

リリスがどうにかして故郷に残りたいと考えていると、父親がけがの話をききつけて部屋へ様子を見に来ました。

リリスは思い切って父親に、この世界は小説の中の世界なのだ!と母親に言われたことを話すことにします。

 

ところが話そうとするたびに、言葉を遮られ、父親も首都へ行くことを諭そうとしてきます。

なんとしても父親に真実を伝えなくてはと焦るリリス。

 

しかし父親はこのケガも首都へ行くこともリリスのためを思ってのことだ!と母親と同じようなことを言ってくるのです。

このセリフを聞きリリスはついに両親に見切りをつけ、首都へ行く決心をするのでした。

首都へ向かう馬車の中でリリスが思うこと

父親さえあまりに聞く耳を持たなかったことで、リリスは母親の言った通り、原作にある設定にはさからえないのだと落胆します。

 

まだここが小説の中だということも、自分がその小説の主人公だということも信じられないけれど…。

 

リリスは原作からは逃れられないということを受け入れ、そのうえで、原作も母親の望みも全部ぶち壊してやる!と決意するのでした。

首都でリリスを待つもの

リリスは首都へ行く際に、母親に憑依者や転生した人間がいるかもしれないから気を付けるようにと注意を受けていました。

しかしリリスは、原作ごとぶち壊すのが目的に代わっていたので、憑依者のことは気にしませんでした。

 

引っ越し先であるおじ夫婦は優しく、何より、リリスは好きな色のドレスを着ることができました。

それまで原作の設定のため「一番似合う」と言われていた白いドレスしか着られなかったリリスにとって、それは何にも代えがたい喜びでした。

 

白いドレス以外も「似合う」とメイドたちは褒めてくれます。

この言葉を聞いて、リリスは自分は原作のリリスなんかではない「私」自身なのだと実感するのでした。

第二皇子の帰還パーティー

母親と離れ、少しづつ自分を表現し始めるリリス。

しかし、ここでもまた原作の設定が現れます。

 

第二皇子の帰還パーティーに出席せざるをえなくなり、新しいドレスを作りに行くリリス。

そこで見た赤い宝石から「赤は革命の象徴」という言葉が頭に浮かび、リリスは真っ赤な挑発的なデザインのドレスを作るのです。

 

故郷から連れてきたメイドだけが真っ赤なドレスではなく、白いドレスの方がお嬢様らしいと言い続けますが、おじ夫婦の家付きのメイドたちは口々に赤いドレスのリリスをほめたたえます。

 

リリスはこんなドレスを着た自分を見たら、母親に殺される!と思いつつも、やっと自分らしい姿になれたと胸を高鳴らせるのでした。

 

そんな挑発的なドレスにもおじ夫婦は寛容に接してくれ、この夫婦の娘ならよかったと思うリリス。

そしてそのドレスに身を包みながら、ついに原作をぶち壊す時が来たのだと、反撃ののろしを上げるのでした。

スポンサーリンク

悪女のペット43話の感想&次回44話の考察予想

これまで、リリスの母親のひどさはわかりきっていましたが、ここにきて父親の対応も絶望的なものになりましたね。

以前こっそりリリスにご飯を差し入れしてくれた時も、父親は「お母さんはお前のことを思ってやっている。」という言い方が、リリスを傷つけていました。

 

ただ読者からすると、その前後にとても妻を愛している夫としての人物像も書かれていたので、「妻への愛ゆえに、妻のことを甘やかしてしまうのかな?」と思えるところもありました。

 

しかし今回の父親は完全にリリスの気持ちを無視して、母親のような物言いだったので、リリスが大好きな故郷を離れる決心がついたのも納得です。

 

後半からはリリスが首都へ行きやっと自分らしい生き方ができるようになってきましたが、原作の展開からはなかなか抜け出せず

まだまだ苦労しそう…。

 

次回こそリリスが生き生きと暮らしている様子が読めるとよいですね。

まとめ

今回は漫画『悪女のペット』43話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

≫≫次回「悪女のペット」44話はこちら

 

スポンサーリンク