
漫画「公爵夫人の50のお茶レシピ」は原作Lee Jiha先生、漫画Ant Studio社の作品です。
11話でははクロエ夫人に対して異常な執着心を持つ侍女頭のコリン夫人が、思春期時代に虐められていた過去が明らかにされていました。そしてクロエ夫人からバーテンベルク騎士団に受け継がれた水出しの桃の香りのウーロン茶。
ウーロン茶でありながらも桃が香るフレーバーティーは大人気で、一気にお茶旋風が巻き起こったのでした。
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今回は「公爵夫人の50のお茶レシピ」の12話を読んだので、ネタバレと考察予想、読んだ感想をご紹介します。
公爵夫人の50のお茶レシピの【12話】の考察予想
少しずつではありますが、クロエ夫人の普及活動により、メイドやバーテンベルク騎士団、そして公爵へと広がってきたお茶の文化。
12話では一体誰がクロエ夫人の淹れるお茶の虜となるのでしょうか!?
公爵夫人の50のお茶レシピ【12話】ネタバレあらすじ
紅茶棚を整理するクロエ夫人。茶葉が大量に届いた時に片付けの手伝いをしてくれた執事のキエルをふと思い出します。
お茶を馳走する予定でしたがバーテンベルク公爵の登場により気を遣って退室してしまったキエルへのお礼がまだ済んでいませんでした。
思い立ったが吉日、キエルとメイドのエリーを呼びに行きます。
二人が集まりさっそくお茶会のスタートです!
甘い香りに気が付き菊の花では?と推測するキエル。
今回はこれまでのように茶葉ではなく花びらを乾燥させたカモミールティーが主役のようです。
勿論初めてのハーブティーに二人はドキドキしながら飲み始めます。
花びらだけではない甘みにまたもやキエルが気が付きます。
その甘さの正体は砂糖ではなく蜂蜜でした!
カモミールティーに蜂蜜を加えるのはスペイン発祥の『マンサニャージャ・コン・ミエル』というポピュラーな飲み方。
これもまた、転生前に楓として暮らしてきた時に得た知識です。
キエルにとって水のように無味で味気ない飲み物だと思っていたお茶ですが気にどうやら入って貰えたようです。
今回クロエがカモミールティーを選んだのはキエルの不眠症を心配してのことでした。
経緯を聞いてジーンと感動するキエル。改めて夫人への忠誠を誓うのでした。
そんな二人のやりとりを見てヤキモキしている人物が一人…。
『奥様は私のものなのに…!』とエリーは敵対心を燃やし、なぜか以前クロエと二人きりで飲んだ時のお茶自慢が始まりました。
キエルはもちろん嫉妬心を見抜いています。
そんな彼女を余所に、ティーポットとティーカップが欲しいというクロエの要望を聞き出します。
またまた一歩リードされて嘆くエリーなのでした。
ー茶器選びのためにクロエが外出する旨をバーテンベルク公爵に伝えるキエル。
大事な業務があるのでキエルが付き添うことを命じられますが、公爵の返答を聞いてお茶だけではなくクロエ夫人を意識し始めているでは?と悟ります。
ー翌日。
街に繰り出してワクワク気分のクロエです。
キエルと店に入ろうとしたその時、馬車から降りてきたのはバーテンベルク公爵ではありませんか。
仕事の約束がなくなり遠くなかったので来てみた、と話しますが、キエルは実際は馬車で一時間近くかかる距離であるにもかかわらず、小さな嘘を付いた公爵の気持ちを瞬時に察知します!
そうとは気付かずに大喜びのクロエと顔を赤らめる公爵。
お決まり(?)のキエルの配慮によって夫婦水入らずで買い物をすることになりました。
二人きりで初めての買い物にクロエは胸が高まるのでした。
公爵夫人の50のお茶レシピ12話の感想&次回13話の考察予想
カモミールティーは眠れない時や気持ちを落ち着きたい時に常飲されているイメージが強かったのですが、なんと!蜂蜜を入れる飲み方があったとは。
しかも紅茶大国のイギリスではなくスペインが発祥なんですね〜!意外でした。
お茶だけでは味気なく感じる時に試してみたいアレンジティーですね。
毎日忙しいキエルの不眠症を心配するクロエ夫人(楓)の細かな心遣いには今回も感心させれました。
そしてクロエ夫人が大好きでキエルにヤキモチを妬くエリーがたまらなく可愛いっっっ!!!星三つです。
次回13話ではどんな茶器を買い付けるのか。公爵はお茶に続いて茶器にも興味を示してくれると良いですよね!
まとめ
今回は漫画『公爵夫人の50のお茶レシピ』12話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。