公爵夫人の50のお茶レシピ10話ネタバレ|ベーコンの香り!?お肉と紅茶のマリアージュ

漫画「公爵夫人と50のお茶レシピ」は原作Lee Jiha先生、漫画Ant Studio社の作品です。

 

前回は社交界のお茶会にて過去の失態を笑われ、理不尽な扱いを受けた楓ですが、皮肉を交えて痛快な返しを見せてくれました。

そして二度目となる夫のアルフォンス・バーテンベルク公爵とのお茶会で、楓はこれまでとは一風変わって特徴が異なる数種類の中から好きな香りの茶葉を選んでもらうスタイルを選択します。

 

公爵が選んだのはタバコのようにスモーキーな香りのラプサン・スーチョン。

その紅茶と一緒に楓が選んだお茶請けはなんと、驚いたことにハムなのでした。

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今回は「公爵夫人と50のお茶レシピ」の10話を読んだので、ネタバレと考察予想、読んだ感想をご紹介します。

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公爵夫人と50のお茶レシピ【10話】の考察予想

紅茶にハム!?

前話を読んで驚かずにはいられない組み合わせですが、その相性は如何なるものなのでしょうか。

 

お茶にようやく関心を示しだしたバーテンベルク公爵の心情がどう動くのかも気になります!!

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公爵夫人と50のお茶レシピ【10話】ネタバレあらすじ

バーテベルク公爵は日頃から晩酌にはハムをつまみにワインを楽しんでいました。

馴染みの深いワインと錯覚してしまいそうになるほど、少し煙たいような独特な香りを放つ今回の紅茶。

 

考えを巡らせながら紅茶を嗜むに、ラスプサン・スーチョンは茶葉を燻製されているが故にベーコンに似ている、と楓は得意げに茶葉の解説を始めます。

そして紅茶は美味しい何か物足りない。そんな気持ちを察するかのようにここでお茶請けのハムを差し出すのです。

肉汁や塩気が見事に紅茶と調和し、その相性に公爵は愕然とせずにはいられません。

 

ここですかさず解説タイム。

そもそもラプサンスーチョンは肉類との相性がとても良く、楓自身もラプサン・スーチョン同様、お茶のルーツとしても大変有名な温の国(中国)から伝わってきた肉まんとの組み合わせがお気に入りだと公爵に語ります。

 

食後であるにもかかわらず、なぜこんなにも飲食出来るのかと不思議な感覚に陥る公爵に、楓は『誰かと飲むお茶が何よりも好きなのでいつでもいらして下さい』と微笑みかけるのでした。

 

これまで余裕のある時間に価値を見出せず虚しさを感じてしまうバーテンベルク公爵はそんな煩わしさを仕事で埋めていました。

しかし今回妻であるクロエ夫人とのお茶会ではそのような感情に掻き乱されることはありませんでした。

何故なのか。

彼自身も説明のし難い感情でしたが、自然体で休息を過ごせた時間であることは確かなのでした。

 

ー城内別所。メイドをはじめとする家来たちの勤務中の会話は、バーテンベルク公爵とクロエ夫人の話題で持ちきりです。

どうやら連日公爵夫妻がお茶を飲みながら時間を過ごしているとの目撃情報に対して、半信半疑のようです。

それもそのはず。夫人が嫁いできてからというもの13ヶ月の間ずっと距離を置いていたのですから。

 

『あの小心者である奥様がなぜ?』と首を傾げる者、見間違いだろうと否定する者様々です。

そんな家来たちの噂話を聞きつけたのか、ここで侍女頭であるコリン夫人が睨みを聞かせながら登場します。

 

夫人への悪口を聞かれてしまい叱られるのではないかと慌てて言い訳を始めますが、家来たちの思惑とは裏腹に『公爵様は気まぐれを起こしているだけ二人はすぐに元の関係に戻るわ!』と、趣旨がズレているような発言に違和感を抱きつつも、家来たちはこれ以上怒らせるわけにもいかずにしぶしぶお叱りを受け入れるのでした。

 

侍女侍の立場でありながら何故クロエに対して嫌悪感を抱くのか。

グレイ伯爵家の長女として生まれたクロエ、コリン伯爵家の次女として生まれたコリンは同時期に思春期を迎えました。

 

一足先に首都に移り住んだコリン公爵一家。

コリンは事あるごとに家柄がより高い他の貴族の子弟から仲間外れにされた辛い過去を抱えていました。

そんな彼女が救われたのは遅れて首都に移住してきたクロエが来てからのことでした。

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公爵夫人の50のお茶レシピ10話の感想&次回11話の考察予想

紅茶に合うのはスイーツだけではなかった!

楓が提唱していたのはフードペアリングという飲み物と食べ物の組み合わせの相性のことですね。

 

またまた紅茶の概念が覆されました。

確かに私たち日本人にとって最もポピュラーな緑茶だって塩っぱい料理とであれお菓子とであれ気にせず一緒に飲みますよね。

おそらく久しぶりにそれらしい休息を過ごしたバーテンベルク公爵。

まだその心地よさには気付いて無いようですが、更に夫婦の関係性が向上したことでしょう。

 

そしてクロエ夫人を敵対視している侍女頭のコリン夫人ですが、少しだけ過去が明かされましたね。思春期を共に過ごした二人の間には一体何が起きたのか。

11話では過去編のクローズアップにも着目してみましょう!

まとめ

今回は漫画『公爵夫人と50のお茶レシピ』10話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

 

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