
漫画「エボニー」は原作JAYA先生、漫画Neida/REDICE STUDIO先生の作品です。
更新日は日曜日となっています。
ドクターに診察された結果、エボニーの状態がついに明かされます。彼女は、とっくにボロボロでした。
特に心の傷は深く、自分のこともよく分からなくなっていました。
そんなエボニーに、ダンテは彼女が犯したとされる「犯罪」について質問をしますが…。
今回は「エボニー」の6話を読んだので、ネタバレと考察予想、読んだ感想をご紹介します。
エボニーの【6話】の考察予想
ドクター現る!
ドクターは、なんとショートカットの女性でした!
スレンダーで背筋も伸びていますが、その顔には疲れのようなものが見えます。
ドクターは、エボニーへ問診を行い、その結果をダンテへと報告します。
エボニーの体の状態、そして――心の状態も。
そしてダンテがついにエボニーをベッドドン…ではなく、
ダンテがついにエボニーが犯したとされている「犯罪」へと迫る!
前回の最後で、5年前の事件の日、エボニーがどんな状況だったか、が薄っすらと描かれましたね。
5年前のエボニーを追いかけているのは、彼女が殺したとされている婚約者でしょうか?
それとも、また別の人物でしょうか?
エボニーは父親に反抗したことがあるようなので、もしかしたら、反抗した結果5年前のあの事件が起こってしまった…のかもしれません。
5年前、一体、エボニーと、父と婚約者の間に何があったのでしょうか…?
エボニー【6話】ネタバレあらすじ
――今まで、誰も信じてくれなかった。
エボニーが「犯罪」を犯してなどいないのだと、そう信じてくれたのはダンテが初めてでした。
そのことに、エボニーは思わず泣き出してしまいます。
おそらくお城の人達もそうなのでしょうが、はっきりと言葉にしたのはダンテが初めてです。
腕の中で子供のように泣きじゃくるエボニーを、ダンテは大丈夫だと慰めます。
誰からも信じてもらえないというのは、とても辛いことです。
しかしカルカスでは、誰もエボニーの無罪を信じてはくれなかったのですね…。
エボニーを信じてくれる人が現れて、本当によかったです…!
赤い薔薇が鮮やかに咲く頃、エボニーの治療を始めて一週間が経ちました。
時期としては、初夏頃なのでしょうか。
まだ、エボニーの体は全快とはいきません。
全身がボロボロだったのですから、それもそのはずですね…。
ドクターも、最初から長期間の治療になると考えていたようです。
背骨の修正や骨盤の修正など、根本からの治療。
素っ気ない様子のドクターですが、エボニーへの治療はとてもしっかりしたものです。
そんなドクターに、エボニーは言葉には出ないだけで優しい人なのだと感じとります。
そして一通りの診察が終わったドクターは、エボニーへある質問を投げかけます。
エボニーの元々の性格は、一体どのようなものだったのか。
彼女にもきっと、明るく可愛らしかった幼い頃があったのではないか、と。
エボニーは、その答えを濁します。
――逆らえば、罰を与えられる。
――それなら、喋らない方がよっぽどいい。
ドクターはそれについて深くは聞かず、代わりにお城の人達について話してくれました。
どうやら、お城の人達はほとんど外国人で構成されているようです。
エボニーは気付いていなかったことから、国の間で人の行き来が少なく、外国人というのが珍しいのかもしれません。
みんな、カルカスの外から来た人達だったのですね。
そんなフラットな視点を持つ彼らだからこそ、エボニーを「魔女」という目で見ることがないのでしょう。
国が違えば、常識もガラッと変わってしまうものですからね。
ドクターはエボニーへ、だからこのお城の中では人目を気にしなくていい、とアドバイスをします。
このお城の人達は、カルカスの男尊女卑の考えなんて知らないし、気にしない。
たとえエボニーが女性らしく振る舞わなくても、それでもいいのだと。
エボニーにとって、それはかなりの衝撃だったでしょう。
ちなみに、ここではとても可愛らしいエボニーのミニキャラが登場します。必見です。
それを聞いたエボニーは、少しずつですがお城の人達へと心を開いていきます。
更に、ドクターの出自も判明します。
外国の大学での医学部トップだったようです。
そしてカルカス、バベル以外にも、オディウム連合という新たな国らしき名前が出てきました。
そこの傘下ということですから、かなり大きな大学なのかもしれません。
卒業時のドクターの姿が描かれていますが、今のドクターと比べると月日が経っていることを感じさせますね…。
また、ドクターがカルカスに来たのはダンテによるものだったようです。
上には逆らえなかったというドクター。世知辛いですね…。
一方その頃、ダンテはカルカスの貴族たちによる社交場へと出向いていました。
様々な思惑が飛び交うそこで、ダンテは誰かを待っているようです。
やってきたのは――シェドル家の家主、「マーカス・シェドル」。
エボニーの死んだ婚約者――「ヴィクター・シェドル」と、同じ家名の男性でした。
エボニー6話の感想&次回7話の考察予想
笑ったり、走り回ったりするエボニーのミニキャラがとても可愛い回でしたね…!!
エボニー本人がこのくらい明るい人物になる日も、いつかはくるのでしょうか。
ドクターからのアドバイスで、エボニーの心が少しは解きほぐされてくれればいいのですが…。
新しい登場人物「マーカス」はちょっと狐のような顔をしていて、計算高そうな様子です。
エボニーの死んだ婚約者と同じ家の人物ですから、エボニーのことを信じていない可能性もありえますが…。
マーカスは、一体どのような人物なのでしょうか。
次回の「エボニー」も、楽しみですね。
まとめ
今回は漫画エボニー6話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。