
漫画「悪役のエンディングは死のみ」は原作Gwon Gyeoeul先生、作画SOUL先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「悪役のエンディングは死のみ」7話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
侯爵との対面でひとつのクエストを達成したペネロペは、自由に話の出来る機能を手に入れます。
これまでとは違うペネロペの話に、周りの人たちはどのような反応を示すのでしょうか。
悪役のエンディングは死のみ7話の見どころ・考察予想
ペネロペは18歳の誕生日までにゲームをクリアしないと殺されてしまいます。
クリアするためには5人の登場人物の誰かから、好感度100%を獲得しなければなりません。
時間のないペネロペは勝負に出ます。
父である侯爵との面会でその機会を待っていました。
ここまで、用意された回答の選択肢からしか会話を許されていなかったペネロペ。
侯爵との会話で「失われた父の名」のクエストを達成し、選択肢をOFFに出来る機能を手に入れたのです。
ここからペネロペの反撃が始まります。
自由に話すことが出来るようになったペネロペに、どのような展開が待ち受けているのでしょうか。
悪役のエンディングは死のみ7話のネタバレ込みあらすじ
自由に回答する権利
選択肢をOFFにする機能がシステムに現れました。
選択肢無しで自由に会話し動けるようになるので、ディープに遊びたい人向けの機能です。
この先も様々な条件をクリアすることで、色々なイベントが解禁されます。
あのゲームをしていた時はスルーした機能でした。
しかし、ペネロペの考えが正しければ、この機能こそ生き残る為に必要な条件に違いないのです。
自由になったペネロペは、侯爵にお父様と呼びかけました。
その言葉に衝撃を受ける侯爵。
ペネロペは口も動作も自由に動くようになっています。
自由がこんなにうれしいものとは思ってもみませんでした。
自由になった口で、謹慎中に騒ぎを起こしたことを丁重にお詫びしました。
今朝の騒動は、本当はペネロペが被害者なのだから謝ることではありません。
しかしここまで悪役としてイメージがついている以上、本当の理由など関係ないのです。
ここで意地を張っても損をするだけ。
平謝りをするペネロペは、自分の成人式までにお役に立てるよう証明すると約束しました。
ペネロペの謝罪を受け入れた侯爵は、挽回するチャンスを与えたのです。
絡むデリック
侯爵との面会をなんとか乗り越えたペネロペは廊下に出て大きなため息をつきます。
今の対応が最善だったかは分かりません。
しかし、侯爵の好感度を上げる必要はないのです。
今はとにかく生きていることに感謝するばかりでした。
するといきなり背後からデリックが話しかけてきました。
好感度は0%。
今朝の騒動について文句を言いに来たのです。
今朝騒動を起こしたメイドのエミリーは10年近くこの屋敷で働いています。
お金を積んでもお前のメイドをやりたがる者はいなかったのに、貴重なメイドを暴れて追い出せて満足かと。
暴れて追い出したのはペネロペではありません。
ペネロペはエミリーに生ごみを食べさせられただけで、暴れたのはレナルドでした。
言い返したいところではありますが、好感度をこれ以上下げるわけにはいきません。
選択肢モードをONにして、システムの力を借りることにしました。
しかし、出てきた選択肢はどれも相手を怒らせるものばかり。
結局、自分の言葉で兄に謝罪し、最後に「小侯爵様」と付け足しました。
デリックはその言葉に驚いています。
ペネロペはあと何回、犯していない罪の許しを請うのでしょう。
現実世界でも、兄たちのウソに何度もごめんなさいと謝ってきました。
私にもプライドはあります。
本当は卑屈になるのは嫌でした。
しかし、生きるためには必要だったのです。
今のように。
更にペネロペは、今回のことは私のせいなので、あのメイドを追い出さないでくださいと頼みました。
ちょうどお父様にもお許しを請うてきたところだと。
謝罪の言葉を述べながら、自分とペネロペが似ていることを皮肉に思います。
しかし、謝ることで生き残れるなら、ましてやゲームのなかなら何度でも謝ってあげる。
こうしてデリックに対しても深く頭を下げたのです。
悪役のエンディングは死のみ7話の感想&次回8話の考察予想
今までにはなかったペネロペの態度に、侯爵もデリックも衝撃を受けているようでしたね。
侯爵は、今朝どんな事件が起こったかなんて当然知っているでしょう。
そもそもあんな料理を無理やり食べさせようだなんて、メイド一人が考えたことではありませんよ!
あの執事長といい、メイドといい、この屋敷全員でペネロペに辛く当たっていたんですね。
今のペネロペは、この世界のストーリーを知っているから、第三者の目線で物事を見ることが出来るけど、ほんもののペネロペはどんな気持ちだったのでしょう。
考えると辛くなってしまいます。
味方は一人もいなかったのかな?
この後から一人でも出てきてくれると救われるのですが…。
侯爵に呼び出されたことが、ペネロペを非難する内容だったことは簡単に想像できるのに、わざわざ部屋の前で待っていて嫌味をいうデリックは最悪だと思いませんか?
いくらイケメンでも、そんな男はダメダメです!
今、好感度が0%だからどうしてもこれ以上下がらないように気を付けて言葉を選ばないといけません。
そうでもなかったら、デリックは捨て駒決定です。
そんなデリックに対しても、丁寧に謝罪したペネロペ。
今までも嫌味を言ってはペネロペを怒らせてきたのでしょう。
しかし、今回は違いました。
この対応にデリックはどんな反応をするのでしょうか。
まとめ
今回は漫画『悪役のエンディングは死のみ』7話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。