
漫画「できるメイド様 」は原作sanho先生、漫画yuin先生の作品で『ピッコマ』で配信されています。
今回は「できるメイド様」36話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
皇太子専属メイドになったマリ。緊張で初日を迎えますが思いの外することもなく、つい居眠りをしてしまいます。気がつくと毛布がかけられていて…。そしてマリは皇太子がひどい不眠症であることを知るのでした。
できるメイド様36話の見どころ・考察予想
マリは皇太子妃に取り入れば、皇太子の専属から開放される可能性があると希望を持ちます。
でも今は皇太子の専属メイド。
仕事はきっちりこなすマリ!
当直になり、皇太子がひどい不眠症だと知り思わずお茶を勧めてしまいます。
自分にとって皇太子は怖いという存在でしかなかったのですが、平民のために骨身を削って働く姿を見たからか、それとも人間らしい一面を見たからか、マリ自身もわからないのですが、心を込めてお茶を淹れました。
ここでもマリの新しい能力が発揮されます。
皇太子にとってマリの存在がまた大きくなっていくのです!
できるメイド様36話のネタバレ込みあらすじ
メイドの間でも皇太子妃候補の話題で持ちきりです。
候補は2人で、1人はシュレーアン家のアリエル、もうひとりはイーストバーン家のレイチェルです。
シュレーアン家は皇太子が率いる大きな軍の一つであるのに対して、イーストバーン家は皇太子と対立する皇帝派。
そちらもかなりの権威を持っています。
2人の皇太子妃候補
マリは、どちらが選ばれるのだろうと気になります。
最終的には皇太子が決めることになるけれど、アリエルが有力だと見られていました。
シュリーアン家は、ソビエン公爵家、セイトン侯爵家に肩を並べる貴族です。
大きな勢力を持つ家門と王室が血縁関係を結べば帝国にとってかなりの利益となることから、アリエルが選ばれると思っている人が多いのでした。
ただ、対立しているイーストバーン家を選べば、反対勢力を手に入れることができるメリットがあるのです。
政略結婚であるから当たり前のことだけど、皇太子自身はどう思っているのだろうと考えるマリ。
どちらを選んだとしても政治的なメリットはあるのだから、あとは皇太子の気を惹きつけた令嬢が選ばれるだろうと思いました。
結局、どちらかが皇太子に気に入られるように協力すればいいと結論に至ります。
気合をいれるマリに、同僚が皇太子のお茶汲みは大変じゃないかと訊いてきました。
大丈夫だと答えると、自分はすごく疲れると言われます。
確かに、皇太子の前ではみんな緊張しているとマリが思っていると、見た目は天使みたいにイケメンだと聞いて驚きました。
マリはまだ素顔を見たことがないのです。
驚くほどのイケメンだと聞いて、マリはどうして仮面をつけているのか余計に不思議に思うのでした。
皇太子はいい主君
マリは初めての当直で説明を受けていました。
特に難しいことはないけれど、皇太子が眠っているときだけは気をつけるように注意を受けます。
皇太子の不眠症はひどくて、一睡もできないときもあるほどでした。
マリは昼も疲れた様子を見せることがある皇太子に納得します。
皇太子の部屋の前でマリが待機していると呼び鈴がなりました。
インクと紙がきれたのから持ってきてくれと支持されます。
マリがおずおずと、遅くまで書類に目を通していると体に悪いと進言しました。
余計なことを言ってしまったかと青くなるマリですが、皇太子の口元が緩んだことに気付きます。
皇太子の笑ったところを初めて見ました。
皇太子は寝たいけれど気になることが多くて眠れないと言いました。
どうせ起きているなら仕事していたらその分平民たちが楽になるだろうと…。
マリは失言を詫びてすぐにインクと紙を取りに行きました。
マリはようやく皇太子がいい主君だと納得します。
街中での評判も良いし、もし敵対関係でなければ…と思うのでした。
マリの淹れたお茶
皇太子は当直のマリのことも気遣ってくれます。
そんな優しさに、マリは思わずお茶をお持ちすると言ってしまいました。
マリは自分でも戸惑っています。
怖い存在でしかなかった皇太子の意外な一面を見たせい?不眠症で夜も眠れないのに平民たちのために働いているから?いろいろ言い訳を考えるマリ。
それでも気持ちを込めてお茶を淹れます。
アラブの商人が東方から持ってきたお茶だと言って皇太子に差し出しました。
皇太子は一口飲んで、マリはお茶の実力まで持っていたのかと驚きます。
お茶のお礼を言う皇太子に、マリは硬い態度を崩しません。
そんなマリに、皇太子は怖がらなくていいと言いました。
ドキリとしたマリは、どういう意味かと訊ねます。
ところが皇太子はマリの実力を買ってここに配属したのだから自信を持ってその実力を発揮して欲しいと言うのでした。
マリが退室してから、皇太子位は以前茶道について、心を込めないとお茶本来の深い味わいが引き出せないと聞いたことを思い出します。
ということは…と、マリの淹れたお茶に目を落としました。
しかしすぐにその考えを払拭し、それでも嬉しいと思います。
今日は少し眠れそうだと感じるのでした。
できるメイド様36話の感想&次回37話の考察予想
マリは自分の身分がバレたら命がないと思っているから、皇太子の傍にいるだけで緊張しているのですね。
皇太子に対して先入観があるから、本来の姿が見えなかったけど、こうして専属メイドになることによって良い主君だと知ることができました。
それでも離れようと思っていることは確かですが。
皇太子はどんどんマリのことが気になってきます。
それは能力のおかげだけど、そもそもそれを授かったことに意味があると思うので、やっぱり皇太子にとってマリは運命の人なのでは?と感じました。
まとめ
今回は漫画『できるメイド様』36話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。