悪女のペット 32話ネタバレ(ピッコマ)ゴマすり両親に嫌気がさすシャシャと縁談の押し付け

漫画悪女のペットは原作Seobo先生、漫画Harnenn先生の作品でピッコマで配信されています。

今回は「悪女のペット」32話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。

 

前回公爵からの多くの手土産を持って、レベッカ、ナスカと一緒に実家に帰省したシャシャ。

高貴な身分のレベッカが急に来たことで有頂天になるシャシャの両親。

そんな両親に対し、内心がっかりしつつも、憑依する以前の暴力をふるう親よりましだと思うシャシャでした。

≫≫前話「悪女のペット」31話はこちら

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悪女のペット32話の見どころ・考察予想

今回も前回かなり微妙な印象を与えた、ゴマすり両親との話です。

ゴマすりは間違いなく続くでしょうが、気になるのは前話の「母親からシャシャに話がある」という意味深な終わり方です。

 

お世辞にも「いい人間」とは言いにくい両親が、シャシャに話したいこととは果たしてどんな話なのでしょうか?

いい話ではないのは容易に想像できるでしょう。

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悪女のペット32話のネタバレ込みあらすじ

晩餐の席で

前話から場面は変わり、晩餐の席へ。

レベッカのためにシャシャの両親が料理人たちにごちそうを作らせらせ振舞います。

 

シャシャからすると、部屋の壁際には使用人がたくさん待機していて圧迫感があるし、母親は着飾りすぎだし、父親はゴマすりのために話し過ぎだし…。

こんな見当違いのもてなしでは、レベッカがろくに食事をとることもできない!とやきもきするのでした。

 

そんな中でもナスカはあくまでマイペース

いつも通り振る舞い、どんどん食べています。

ナスカの立ち位置

シャシャの父親はナスカの不遜な態度が気に入りません。

レベッカにナスカが「何者か?」と尋ねると、シャシャの護衛のために雇った人物だと言います。

 

父親はあからさまに怒った口調で、ナスカは従者なのになぜシャシャに敬語を使わないのか!貴族でもないくせに!とナスカを非難します。

しかしそこでレベッカの口から、ナスカが魔術師だと告げられます。

 

この世界では魔術師は下級貴族と同等の身分です。今度はシャシャの両親が急に青ざめます。

レベッカを持ち上げるのに夢中で、下級貴族に値する人物をずっと無視していたのですから。

 

シャシャからすれば、今更青ざめるくらいなら差別せずに対等に扱えばよいのにと、フォローする気にもなれません。

しかし、そこでナスカが絶妙に空気を読んで、シャシャの従者だとうなずき、何とか雰囲気が壊れずに済みました。

晩餐に耐えられないシャシャ

正直シャシャはもううんざりです。

これ以上両親のごますりと差別の席にはいたくないので、早々に食事を切り上げることにしました。

 

両親はこうやって人間を身分で差別して、地位の高い人間だけにあからさまにゴマをするから社交界で歓迎されないのだと、シャシャは改めて自覚しがっかりです。

 

ところがシャシャが席を立つと、母親に呼び止められ、使用人も締め出した別室に呼び出されてしまいました。

シャシャに持ち込まれた縁談

母親は使用人もいない部屋で親子三人きりになると、自分は「シャシャの年にはすでに結婚していた」と話を切り出します。

 

シャシャはすぐに縁談の話だとピンときました。そこですかさず社交界活動に専念したい自分の意志に賛成してくれていたのに何で!と反論します。

 

母親からすれば、社交界活動は結婚してからもできることだし、いつまでも独身ではいられないと諭してきます。

さらに父親は今回の縁談ではシャシャが側室として向かい入れられるのではなく、正妻であるし、相手の年も4歳上なだけでちょうどいい、そのうえ伯爵家だ!と畳みかけてきます。

 

シャシャは納得できません。伯爵家の男性が自分の様な身分の娘とは不釣り合いだから何か裏があるはずです。

父親はシャシャがレベッカと親しいからだと説得します。

 

両親はレベッカと親しい娘を好都合と思い、伯爵家との縁談はまたとないチャンスだと言いました。

それもそうです。将来の皇太子妃となることが約束されているレベッカと親しいシャシャは利用価値がある、と伯爵家に思われているわけです。

 

さらに、母親は、今はレベッカと仲良くできているから良いが、レベッカが皇太子と結婚し宮殿に入れば、いつまでも今の公爵家に居候できるわけではないと言い切ります。

今回の分不相応といえるほどの縁談を逃したら贅沢な暮らしもできないと、さも縁談はシャシャのためになるように言いました。

 

ここまでシャシャに詰め寄ったところで、父親が終わりを切り出し、よく考えてほしいと言って部屋を出ていきました。

 

部屋に残され愕然とするシャシャの背中はとても苦しそうに見えるのでした。

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悪女のペット32話の感想&次回33話の考察予想

前回の話の流れからして、両親からレベッカへのゴマすりが続くのはわかっていましたが、ナスカに対する態度はひどいものでしたね。

差別とゴマすりが実の両親によってされているだけに、シャシャの落胆も余計にひどくなるように思いました。

 

そして予想通り母親からの話はろくでもない者ものでした。縁談の相手として用意された相手は前回の縁談よりだいぶ良くなっていましたが、あれだけゴマをすったレベッカを全然信用していなかったり、贅沢を続けるためにレベッカを利用するような結婚をすることに対してみじんも悪気がないことに、シャシャだけでなく、読者も心を痛めたのではないでしょうか。

 

最後のシーンは落ち込んだシャシャの後ろ姿だけが描かれていましたが、果たして次回シャシャはどんな態度に出るのでしょうか。

まとめ

今回は漫画『悪女のペット』32話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

≫≫次回「悪女のペット」33話はこちら

 

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