
漫画「ある継母のメルヘン」は原作ORKA先生、漫画Spice&Kitty先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「ある継母のメルヘン」37話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
生誕祭のプレゼントを買いに街へ出たシュリー。そこでひょんなことから1人の女性と出会います。女性は年若いシュリーを貴族の令嬢だと思っていますが、シュリーは侯爵夫人だと名乗りました。
ある継母のメルヘン37話の見どころ・考察予想
シュリーが知り合った女性は属国の王女ハリメ・ファシャでした。
渡された連絡先を見てシュリーは気付きます。
世界を見て回り、人々や文化を知ることが趣味だと言うのも本当でしょうが、帝国に来たのには別の目的があったようです。
その目的とは…?
生誕祭の日がやってきて、いつも以上に慌ただしいノイバンシュタイン家。
ジェレミーだけはシュリーからの贈り物だとわかっています。
シュリーが選んだプレゼントを手にして、ジェレミーは嬉しそうな、はにかんだ笑顔を見せるのでした。
そして、シュリーが子供たちとは別にもう一人贈り物をしたのは…。
ある継母のメルヘン37話のネタバレ込みあらすじ
その女性はシュリーがノイバンシュタイン侯爵夫人で現当主だと聞くと、大貴族の家門ではないかと驚きます。
一介のの旅行者である自分でさえ耳にしたことがある方に助けていただいて、と言われかえって恐縮するシュリー。
ハリメ・ファシャ王女
女性はハリメと名乗り、世界中を探索して回っている旅行者だと言いました。
旅行先の生活像を記録したノートを見せてくれます。
シュリーはノートを見て感心して、どうやったらそういう職業に就けるのかと質問しました。
ハリメは、職業ではなくて趣味みたいなものだと言葉を詰まらせます。
それでも、世界を見て回るのは楽しいと話すハリメ。
そして眠りにつく前に故郷が懐かしくなったら、その時は愛する家族の元へ帰る気なのだと呟くように言いました。
ハリメを船着き場まで見送りに行くシュリー。
いつかサファヴィーに来たら必ずよって欲しいと、ハリメは連絡先を渡しました。
お礼なら十分頂いたとシュリーが言うと、友達になって欲しいのだとハリメが笑顔を見せます。
シュリーは「ええハリメ、もちろん喜んで」と笑顔を返しました。
船を見送ったあと、改めて連絡先に書かれた名前を確認すると、聞き覚えのある家門の名です。
ハリメ・ファシャ…。
なんとハリメはサファヴィー王国の姫君でした。
サファヴィー王国は帝国の属国…。
その頃ハリメは船の上で今頃シュリーが驚いているだろうと楽しそう。
そして、従者に心配はいらないと言いました。
この国に来たのが弟のアリだったら帝国はこれを口実により圧力をかけてきただろうけど、自分ならまだ大丈夫だと含みのある言い方をします。
さらに、帝国が精力を失いつつあることを暗示し、次の戦が怒ったらサファヴィーに勝算があると言いました。
ただ、命を懸けて戦うのは私たちではないから、皇帝も父も正しい判断をして欲しいと言うのでした。
★生誕祭の慌ただしい朝とそれぞれの贈り物
生誕祭の日、ノイバンシュタイン家は朝から大騒ぎ。
エリアスと双子たちは我先にとプレゼントに飛びつきます。
シュリーがお祈りが先だと声を張り上げました。
いよいよプレゼントを渡すときになり、シュリーは順番に開けようと指示します。
ジェレミー、双子、エリアスの順です。
なんでジェレミーが一番なのかと不満そうな双子に、母上が俺を一番大切に思っているからだとジェレミーが煽りました。
プレゼントは聖女様からなのに何言っているのかと喚く双子に、ジェレミーは現実を教えてやると言ってプレゼントを開けます。
出てきた剣を手に取り呆然と眺めるジェレミー。
ランゲネスのロングソードよ、とシュリーが声をかけました。
エリアスがこれでも聖女様はいないっていうのかとからかいますが、ジェレミーは小声でシュリーにありがとうと呟くのでした。
その日、ノラがひとりでソファに寝そべっていると、執事がノイバンシュタイン家からだと贈り物が届きます。
それはツヴァイヘンダーという剣でした。
ノラは、自分の使う剣をシュリーが覚えていてくれたことに心が熱くなるのでした。
ある継母のメルヘン37話の感想&次回38話の考察予想
生誕祭の贈り物はクララ聖女から贈られると言われているようです。
サンタさんみたいな感じ?
ノイバンシュタイン家の子供たちは、ジェレミー以外はまだ信じているみたいです。
私も、サンタさんはいないと知ってちょっとショックではあったけど、クリスマスのプレゼントを一生懸命考えてくれた両親に対して嬉しい気持ちになりました。
ジェレミーもそうですね。
そしてノラ!
まさかシュリーから贈り物が届くなんて思ってもいなかったから驚いたのはもちろん、その品が自分のことを見ていてくれている、気にかけてくれていることがわかるものだったのですから嬉しさもひとしおです。
そして気になるのは属国の王女、ハリメ。
前世では会うことはなかったと思うのですが、シュリーの運命はどんどん予期しない事態へと向かっていそうです。
まとめ
今回は漫画『ある継母のメルヘン』37話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。