
漫画「悪女は2度生きる」はPEACHBERRY先生の作品で毎週水曜日ピッコマで配信されています。
今回は「悪女は2度生きる」230話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
悪女は2度生きる230話の注目ポイント&考察予想
セドリックの戴冠式の日です。
足を悪くしてしまったアルティゼアは、杖を持たずにセドリックの腕をつかんで支えてもらって入場しました。
いつも喪服を着ていた皇后は、白い礼服をきていて、今日から皇太后になります。
大司教の前にひざまずいたセドリック、皇帝の冠を渡されて、自分で頭に乗せました。
今度は、セドリックがアルティゼアに皇后のティアラをかぶせます。
2人は皇帝と皇后に即位し、周りからは2人を祝福する歓声があがりました。
そして、何かに気づいたようなヘイリーは、その場を抜け出して・・・。
悪女は2度生きる230話の一部ネタバレ込みあらすじ
ユニース伯爵夫妻とジョシア伯爵夫妻
戴冠式の場で、貴族達の最前列にユニース伯爵夫妻とジョシア伯爵夫妻が並んでいました。
ジョシア伯爵夫人はユニース伯爵夫人の妹です。
ヘイリーは、政治的な配慮だと気が付きました。
セドリックが、前の皇帝のグレゴールを倒して皇帝の座を奪ったのではなくて、正式に譲位されて皇帝に就いたわけで、前皇帝グレゴールとは不仲ではないというアピールです。
死に行こうとしている先帝グレゴール
その頃、グレゴールは、ベッドに横たわって動けない体で震える手を伸ばしながら、祝砲の大砲の音を聞いていました。
何の音かと気にしているグレゴール。
皇太子セドリックがいない時に死なれては困ると、皇后の判断でただ生かされているだけです。
グレゴールの元には、リーン宰相やフーバー将軍といった忠実な家臣たちが見舞いに訪れましたが、グレゴールは会いませんでした。
今はただ命をとどめ置かれていて、苦痛に耐えるために薬で眠らせているのです。
死を前にして権力への執着は
皇帝は、目が覚めている時は自分のこれまでの事を考えていました。
もうすぐ死ぬ皇帝には、皇位への野望や執着、怒りといった感情ももうどうでも良いものです。
祝福の大砲の音を聞き、グレゴールは静かに目を閉じました。
終わり
悪女は2度生きる230話の感想&次回231話の考察予想
最後はセドリックが皇帝になり、アルティゼアが皇后になってあっさりと完結してしまいましたね。
セドリックが、前皇帝を倒して皇位を略奪して即位したと思われないように、皇后の指示でグレゴールはただ生かされてベッドに寝ているだけです。
しかし、もう寿命が尽きようとしているようですね。
平和的に譲位されて皇帝になったセドリック、元々誠実で真面目な人柄ですし、これから皇帝として帝国を繁栄に導いていくことでしょう。
アルティゼアも結局は皇后になって、セドリックの側にいる道を選んだようですし、色々と陰謀続きでしたが最後はハッピーエンドでした。
200話を超える長いストーリーでしたが、外伝もなさそうです。
アルティゼアやレティシアの今後のストーリーがもっと読みたかったので残念です。
まとめ
今回は漫画『悪女は2度生きる』230話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 戴冠式を終えて、皇帝と皇后になったセドリックとアルティゼア。
- 皇位を簒奪したのではなく、前皇帝グレゴールから譲位されたことを通しています。
- グレゴールはベッドの上で体を動かすこともできず、ただ生かされているだけで、死に向かっています。