漫画「外科医エリーゼ」は原作yuin先生、漫画mini先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「外科医エリーゼ」132話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
ミハイルを訪ねたエリーゼは、偶然貴族派のリンデン暗殺計画を聞いてしまいます。その場にいたメルキト伯爵はエリーゼを拘束し、計画を早める必要があると頭を抱えました。そこへミハイルが戻ってきて…!
外科医エリーゼ132話の見どころ・考察予想
エリーゼは屋敷から離れた小屋に監禁されてしまいます。
暗殺計画を知られてしまった貴族派は、知られる前にと計画の前倒しをすることに!
決行は今夜だと言うのです。
ミハイルも承諾するしかありません。
今回のみどころは、ミハイルの告白!!
彼の本音が語られます。
眠らされているエリーゼに、独白のように語る言葉は切ない…。
エリーゼはミハイルが優しい心の持ち主だと知っています。
だから、今の状況にひどく傷ついていることもわかるのでした。
外科医エリーゼ132話のネタバレ込みあらすじ
血相をかえて屋敷に戻ってきたミハイルは、エリーゼはどこだと険しい目で問い詰めます。
エリーゼが監禁されている小屋にやってきたミハイルは、その姿を見て怒りに震えました。
エリーゼは両手を後ろ手に縛られ、睡眠剤で眠らせていたのです。
ミハイルはものすごい形相で拘束と薬をやめるよう怒鳴りました。
エリーゼに語りかけるミハイル
メルキト伯爵に今夜しか計画を実行する機会はないと言われ、ミハイルもそうだろうと言うしかありません。
剣騎士団に今夜夜間訓練があるから準備しろと伝えるよう命じ、伯爵を先に行かせました。
ミハイルは眠らされているエリーゼの枕元に跪き、「リゼ」と声をかけます。
こうやって会うのは最後になるだろうとわかっているミハイルは、実は君に言いたいことがあるとエリーゼの髪を一束手にとりました。
僕は君を愛している、そう呟くミハイル。
愛おしそうにエリーゼの金色の髪に口づけをして、全部忘れてただエリーゼと共にいたいと言いました。
今からリンデンを討ちに行こうとしている自分に問いかけるように、僕にできるだろうかと言葉にします。
ミハイルは、兄弟で討ち合うことに正当性を見いだせないと吐露しました。
皇家の兄弟同士が殺し合うことがわからない、考えられない、そう訴えます。
それとも僕がおかしいのか?皇位を前にしたら非情にならなければいけないのだろうかと…。
後世の歴史家たちからマヌケだと馬鹿にされるかもしれないなと語りかけます。
ミハイルは心から違う形で出会っていればよかったと思うのでした。
ミハイルの涙とエリーゼの抱擁
小屋から出たミハイルの背後から「ミル」と呼ぶエリーゼの声が聞こえました。
ミハイルは、もう少し寝ていたら?と精一杯の作り笑顔を向け、寒いから中に入っていたらと促します。
エリーゼは無言のままミハイルに向かって歩みだしました。
来るな!
と叫ぶミハイルを無視して、まっすぐ歩いていくエリーゼ。
ミハイルが、今から君が愛する人を殺しに行くんだ!と声を振り絞りました。
エリーゼはもう一度「ミル」と名を呼び、なんで泣いているのかとその頬に手を添えます。
泣いてなんかいない、これは風が吹いたせいだとごまかすミハイル。
本当に違うと涙を拭いました。
エリーゼはそうですね、と優しい笑顔を向かます。
今日は風が強いから、と言ってミハイルを抱擁し、その背中をトントンと叩くエリーゼ。
少しだけ風が強いからこうしています、と優しく慰めるように言うのでした。
外科医エリーゼ132話の感想&次回133話の考察予想
エリーゼは多分ミハイルが語りかけているのを聞いていたのでしょう。
眠っているふりをしていたのだと思います。
リンデンもミハイルのことを嫌ってもいないし、憎んでもいないのに政治的な立場だけで敵対してしまうなんて、本当に切ないです。
それに、ミハイルのエリーゼに対する恋心も切ない!
エリーゼはミハイルのことも大切な人だとは思っているけど、やっぱりリンデンのことを愛しています。
ミハイルもそれをよくわかっているのですね。
エリーゼはミハイルを止めるのでしょうか?
このまま行かせはしないと思いますが、エリーゼが言葉で何を言っても変わらない気がします。
やっぱり何かエリーゼの医者としての腕が必要になる事が起こるのでは?と思うのですが…。
まとめ
今回は漫画『外科医エリーゼ』132話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。