
漫画「悪女アリシアの救国レシピ」は原作田井ノエル先生、漫画ピトツキ先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「悪女アリシアの救国レシピ」39話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
悪女アリシアの救国レシピ39話の注目ポイント&考察予想
悪魔城
悪魔城の周囲は不気味な雰囲気でした。
しかしその城内は無数の人形で埋め尽くされていて、もっと不気味な雰囲気です。
まるで宙吊りのようにされた人形を見て青ざめるアリシア。
それは領主ジェラルドの妻キャサリンの手によるものでした。
悪女アリシアの救国レシピ39話の一部ネタバレ込みあらすじ
怯えるアリシア
馬車が領主館に近付くにつれ、不気味な雰囲気になってきました。
まだ朝なのに森が鬱蒼としていて、あたりは真っ暗です。
何か出そうな雰囲気の中、領主の城である「悪魔城」が見えました。
寒気を覚えてゾッとするアリシアの目の前を火の玉が浮かび、アリシアは悲鳴を上げて隣のデュークにしがみつきます。
その瞬間笑い声が聞こえてアリシアは驚きました。
前の席のハリーが指先から火の玉を出していたのです。
クリフォードはつまらなそうにただの炎魔法だと呟いて自身の指先から氷の粒を出し、火の玉を消滅させました。
アリシアは胸を撫で下ろしつつ、ハリーは炎魔法が使えるのかと感心します。
大したことはないと謙遜するハリー。
しかし魔力はあっても魔法が使えない人間がほとんどで自分もそうだとデュークが伝え、ハリーは素晴らしい才能を持っていると告げました。
反発するハリーの前で、魔法どころか魔法具も使えないアリシアは落ち込みます。
しかしいつしか緊張が解けていました。
ハリーのおかげだと気付き、アリシアは微笑みます。
不気味な悪魔城
不気味な銅像やカラスの鳴き声の中、馬車は悪魔城の前に到着しました。
執事が迎え、暗い悪魔城の中に四人を招き、案内します。
廊下には至るところに人形があり、アリシアは息を呑みました。
さらに天井から三体の人形が吊るされていたため、アリシアはゾッとします。
三人も引いているようでした。
ハリーは以前ここに住んでいましたが、彼がいた頃はこうではなく、ドミニクの後任ジェラルドによる内装ということになります。
ジェラルドはエヴァンズ家とは親戚関係で、ドミニクの従兄弟にあたります。
ハリーは領主夫妻に会う前に三人の後ろに隠れ、一旦様子を見るために目立たないようにすると伝えました。
アリシアは頷き、四人は領主夫妻と対面します。
険しい表情のジェラルドと、虚ろな表情の妻キャサリン。
アリシアは丁寧に挨拶しようとしましたが、ジェラルドは皇帝の妃と話すことはないと告げ、帰るよう促しました。
皇帝と和解してもらいたいのだとアリシアは訴えますが、ジェラルドは声を荒らげて反論します。
ドミニクは無実だったのに、長年ともに過ごした皇帝が情をかけてくれずに処刑されたと皇帝を恨むジェラルド。
ジェラルドの言葉は正しいのですが、ドミニクが自ら進んでクリフォードに処刑を強要したこと、それをクリフォードが悔やんでいることを彼は知りません。
その約束を言えないため、自分が説得しなければとアリシアは食い下がります。
しかしジェラルドの怒りは収まることなく、クリフォードのせいでキャサリンが心を病んだのだと怒鳴って…!?
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悪女アリシアの救国レシピ39話の感想&次回40話の考察予想
まずジェラルドがアリシアたち一行を城に通したのが意外でした。
普通なら門前払いだと思います。
一応皇帝の妃なので中に通さなければ不敬に当たるからかもしれませんが、結局皇帝を罵って追い出そうとしているところを見ると余計に失礼な気がしました。
単に皇帝への怒りをぶつける相手が欲しかったのかもしれません。
正直ジェラルドの怒りはもっともですし、親しい従兄弟が冤罪で処刑されたら黙っていられないのも分かります。
いくら徹底しろとは言え、ドミニクはそのへんのことを考えなかったのでしょうか。
根っからの悪人はいないはずなのに、何だか全員可哀想です。
まとめ
今回は漫画『悪女アリシアの救国レシピ』39話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 悪魔城に近付くにつれて不気味になっていく様子に怯えるアリシアでしたが、ハリーが炎魔法で火の玉を出してからかい、そのおかげでアリシアの緊張が解れました。
- 悪魔城の内部は無数の人形があり、天井からも吊るされていて不気味な空気で、ハリーが最初後ろに隠れる形で、アリシアたちは領主のジェラルドと妻キャサリンの元へ通されます。
- ドミニクを無実の罪で処刑した皇帝を恨むジェラルドは皇帝の妃であるアリシアを撥ねつけ、アリシアは何とか説得を試みました。