
漫画「エボニー」は原作JAYA先生、漫画Neida先生、REDICE STUDIO先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「エボニー」146話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
エボニー146話の注目ポイント&考察予想
ダフネの申し出を聞き、大公はダフネのもとへ訪れて話を聞きました。
ダフネの話によって『お化け』の黒幕を知ることになります。
そして『お化け』にいる、ダフネと同じくある人物に踊らされてしまった女性の存在。
ダフネの話を聞き終えたエボニーは、怒りと共に自分の計画に後悔するのでした。
エボニー146話の一部ネタバレ込みあらすじ
ダフネが語る過去の出来事
目覚めたばかりのダフネのもとへ大公とドクターが訪ねました。
ダフネのベッドを囲むと、ダフネは話し始めます。
まずはエボニーたちと出会うまでに自分のしていたことから話しました。
かつては毎日のように酒やギャンブルにも手を出していた遊び人だったことを。
そんなある日、よくパーティーに来ているのに誰とも話さず壁際に立つ『彼』と出会いました。
彼は酒やギャンブルをすることもなくただ参加者を傍観していたのです。
ダフネはそんな彼に興味をそそられてしまいました。
無視され、拒まれてなお、ダフネの心は彼に奪われてしまいます。
と、話すうちに当時を思い出し不安定な様子となるダフネに大公は優しい言葉をかけました。
ダフネは、そのうちに彼の甘言につられてしまったと続けます。
それは家門を捨てたら新しい名前をあげるというものでした。
その時は彼の実態が分からず、やや呆れ気味にダフネは話を聞いてました。
『彼』の正体
ある時ダフネは彼の正体が王子であることに気づきます。
ダフネはシャルル殿下のことを家門の付き合いで知っていました。
なので見慣れない顔だから『彼』はレジナルド殿下だと気づいたのです。
ダフネがそのことを本人に尋ねると、自分は王になる運命だと言いました。
さらに、ダフネの気持ちに気づいている言葉も返します。
ダフネはレジナルドの言葉に踊らされ、その関係に酔っていました。
自分の家門はシャルル側のため、敵同士で運命の恋に落ちたものと感じたのです。
当然のように、レジナルドはそんなダフネを利用するつもりだったのでしょう。
敵側にいるからこそ、家門のことを聞き出す目的だったとダフネは今ならわかります。
そして、先日の『お化け』の襲撃でのことに話が変わりました。
ダフネの命を奪おうとした女が話していたことです。
それはダフネの名は自分のものだったこと、そしてダフネの首を彼に渡すという言葉・・・。
そう、『お化け』を作った黒幕はレジナルドなのです。
かつての自分の淡い恋心を後悔するダフネでした。
エボニーの怒りと後悔
エボニーはダフネの話を思い返し、レジナルドのことを考えていました。
ダフネと同様に、お化けの女も寂しさに付け込まれ利用されたのでしょう。
エボニーがそうこぼすと、大公は用済みになれば消すことまで含んで彼のやりそうなことだと返します。
すでに二人の被害者がいることから、他にも被害者がいるだろうと考えてエボニーは怒りを露わにしました。
お化けの仮面を剥がし、レジナルドには必ず罪を償わせると決意します。
大公は、まずはダフネの意識が戻ってよかったとエボニーを落ち着かせようとします。
しかしダフネが重症となったことで自分を責めようとするエボニー。
そもそもの計画にダフネを巻き込んだことから後悔します。
抵抗軍を堂々とボルドーの仲間にしたかったこと、ダフネの存在がそれを可能にしてくれると思ったこと・・・。
それを実行した結果、お化けの襲撃となったことに自分の計画の無謀さを感じています。
とはいえ今回の襲撃もお化けの女の存在も、ダフネの過去にレジナルドが関わることも想定外のことでした。
大公はそれを言いながら、エボニーの背中をそっと撫でます。
それでもと後悔の言葉を続けるエボニーを、大公は布団ですまきにしてしまいました。
エボニーの望みを聞くと、お化けの壊滅とレジナルドに心からの謝罪をさせることと答えました。
さらにお化けの情報も奪いたいと続けるエボニーに、さすがに大公も不可能を感じた様子です。
するとエボニーは、お化けにいる女がカギになると返します。
かつてお化けに連れ去れた人は、遺体すら見つからないと抵抗軍からエボニーは聞いていました。
その話を聞いた大公は、この世は特に人間は公平も合理的もないものと語ります。
理不尽に立ち向かうための決断の必要性を大公が話すと、エボニーは逃げないと答えるのでした。
『雲』と『麦』の本当の再会
お墓に手を合わせるジュローのもとに、杖をついた人が近寄ってきます。
その人物は雲でした。
雲はジュローに、『レイブン』について尋ねるのでした。
エボニー146話の感想&次回147話の考察予想
ダフネの過去回想が話のメインでしたね。
家門を捨てて新しい名前を得るまでに、思わぬ形でレジナルドが関わっていたことに驚きました。
しかしダフネの存在で大公たちもお化けの黒幕を知るきっかけになりました。
決して褒められたような過去ではなかったダフネですが、後悔だけにならないと思ってほしいです。
黒幕もつかんだことで、恩人たちのための反撃開始となるでしょうか。
次なるエボニーの計画が気になります!
雲と麦の再会で、麦であるジュローはどこまで話すのかも気になりますね。
まとめ
今回は漫画『エボニー』146話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- ダフネの過去、レジナルドはダフネの気持ちを利用して近づいていました。
- ダフネの過去から『お化け』の黒幕がレジナルドだと語ります。
- レジナルドの行動にエボニーは怒りをあらわにしつつ、自分の計画に後悔していました。