
漫画「黒幕の世話係になりました」は原作Lee Seorae先生、漫画Seongik先生、CHOKAM先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「黒幕の世話係になりました」37話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
黒幕の世話係になりました37話の注目ポイント&考察予想
互いにクロードを大切に思う2人ですが…
クロードを大切に思う気持ちを持っているサラとイーサン。
しかし考え方は全くの正反対でした。
イーサンはクロードから火種になりそうなイレクサを引き離そうと考えており、サラはクロードの意思を尊重したいようです。
互いにクロードを想っているからこそ、対立する2人の意見。
果たしてこの問題の終着地点は一体どこになるのでしょうか。
黒幕の世話係になりました37話の一部ネタバレ込みあらすじ
気の置けない友達ができたクロードをガッカリさせたくないサラ
クロードとの約束を守るために屋敷に帰ってきたイーサンに、サラはにっこりと笑います。
そんなサラをイーサンはジッと見つめ、何か話すことはないかと静かに尋ねたのです。
サラはクロードとイレクサの笑い声を耳にしながら、イーサンに一言謝罪を伝えました。
イレクサを黙って連れてきたことに、サラはクロードには友達が必要だと説明します。
イーサンはあの子はダメだと言い、家に帰すとサラに告げたのです。
サラはまだイレクサの正体を自分が知らないと、イーサンが思っていると気付きます。
あの事件があり、クロードとイレクサの絆は確実に深まっていて、やっと気の置けない友達ができたクロード。
それなのに父親に反対されたら、回復してきた父子の関係に溝が入る可能性が高いのです。
サラはイーサンがイレクサの痕跡を全て消そうとしているのに気付きます。
サラは静かに、イレクサが第3皇子の私生児だからかとイーサンに問いかけました。
正反対な意見を持つサラとイーサン
イーサンは少し歩こうかとサラを誘い、クロード達から離れます。
イーサンはイレクサが第3皇子の私生児だと知りながらもクロードに近付けるサラの意図を知りたいようです。
サラはただ、クロードの気持ちを大事にしたいだけだと答えますが、イーサンは頭を抑えます。
イーサンは見えている危険は回避すべきだと考えており、サラは干渉と保護は違うと頑なにイーサンの考えに反対したのです。
痛む頭を抑えながら、イーサンはサラの考えが全く読めないと呟きます。
サラは魔法を発動し、イーサンの額に手を当てました。
頭痛が収まったイーサンは今後どうなるか予測できたのに何故あの2人が関わることを止めなかったのか尋ねます。
クロードと仲良くなることでイレクサに注目が集まり、それを避けたい第3皇子が阻止するために動くはずだと。
そうすれば、第1皇子がやらかしたような事が起こる可能性は十分にあります。
サラはクロードが自ら友達になりたいと望んだと話し、同じ失敗はしないと断言しました。
イーサンは額にあるサラの手を掴み、たとえ小さな可能性でも潰しておきたいのだと伝えます。
サラの手が離れるとすぐにまた起こる頭痛に襲われながらも、クロードに待ち受ける危険は家門の呪いだけで十分だと言うのです。
サラはこれからずっとアンブロシアという檻の中でクロードを育てるのかと聞き、イーサンの答えに愕然として…。
黒幕の世話係になりました37話の感想&次回38話の考察予想
互いにクロードを守りたい気持ちを持っているのは十分に分かりますが、2人の考えは全くと言って正反対ですね。
イーサンは不安になる芽はすべて摘んでおきたい派で、サラはクロードの考えを尊重し、その中で彼を守ると考える派のようです。
イーサンの気持ちも、サラの気持ちもどちらもよく分かります。
イーサンはこの前の第1皇子の件もあり、クロードが巻き込まれて危なかったことを受け、皇族には関わらないのが最善だと思っているようですね。
イレクサが第3皇子の私生児だというとても不安定な立場だから余計に、クロードが巻き込まれてしまう可能性を恐れています。
それはやはり絶対にクロードを守り切れるという保証がないからだと思うのです。
何があるかイーサンにも予測を完璧にできないのでしょう。
もしできるなら、クロードを悲しませてまで友達を取り上げようとする行為に走らないと思うのです。
予測ができれば対策はできますからね。
それに対し、クロードの気持ちを一番に考えるサラ。
本当に難しい問題だなと思います。
互いに納得できる着地点が見つかればいいですが、この問題をどう解決するのか気になりますね。
まとめ
今回は漫画『黒幕の世話係になりました』37話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- イレクサの存在を否定するイーサンに反対するサラは、彼が第3皇子の私生児だからかとイーサンに尋ねた
- イーサンはイレクサのことを知りながらクロードに近付けるサラの意図を知りたいようだ
- 第1皇子の時のような事件が起こる可能性を考え、今のうちに小さな可能性は潰しておきたいと考えるイーサン
- サラはイーサンの考えにショックを受けた