
漫画「お求めいただいた暴君陛下の悪女です」は原作天壱先生、漫画SORAJIMA先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「お求めいただいた暴君陛下の悪女です」90話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
≫≫前話「お求めいただいた暴君陛下の悪女です」89話はこちら
お求めいただいた暴君陛下の悪女です90話の注目ポイント&考察予想
事の顛末を知ったベリエ
ラースの「妙案」により、短期決戦でインス王国と話を付けたシャリオルト。
あっという間にインス王国へ行ったため、インス王国は人質にされたニコラの母国、ベリエへ事情を伝える暇もなく決断を余儀なくされました。
ニコラを助けるために降伏し、キャンサル王国への侵略を諦めるどころかシャリオルトへの忠誠を誓わされたのです。
そんなインス王国がベリエに補償を求めるのは当然のことでした。
お求めいただいた暴君陛下の悪女です90話の一部ネタバレ込みあらすじ
激震のベリエ
ベリエの王宮では、ニコラが帰って来たと聞いて国王夫妻が大慌てでした。
シャリオルトに行ったはずが、なぜかインス王国から帰って来たと聞いて困惑します。
そこへ髪を短く切ったニコラが半泣きで現れ、父親に抱き着いて怖かったと訴えました。
姉が酷いのだと泣き喚くニコラに、母親はシャリオルトなんかに行くからだと叱ります。
要領を得ないニコラの泣きっぷりにイラッとした父親は、早く説明しろと急かしました。
ドレスも髪も燃やされて、皇帝は優しくなくて真珠もくれなかったと泣きながら伝えるニコラ。
ラースが髪色を戻してニコラを牢に入れたと聞いた父親は、完全にシャリオルト側の振る舞いだと思い戸惑います。
ニコラのことだから誇張している可能性もあると考えましたが、インス王国の使者が書状を差し出しました。
今回の経緯についても書かれていると聞いてニコラはギクッとします。
両親が書状に目を通している間に、自分は悪くないと言い聞かせながらニコラはコソコソと逃げ出しました。
書状を読んだ両親は、ニコラのせいでインス王国が降伏させられたという事実を知り愕然とします。
インス王国はその損害に対して相応の補償を求めていて、父親は頭を抱えました。
ゼフォンの髪型
シャリオルトでは、ラースがゼフォンとの夕食の席にやって来ました。
ゼフォンの髪型が変わっていることに気付いたラースはそれを指摘しましたが、ゼフォンは理髪師に任せていると答えます。
ラースは微笑んで相槌を打ち、以前の方が好みだったので残念だと呟きました。
ゼフォンはその場では適当に受け流しましたが、後日髪型は元に戻っていたのです。
犬たちと遊びながら、庭から窓のゼフォンを見上げたラースはそのことに気付いて微笑みました。
シングもそのことを指摘したため、ラースは笑いながら興味があるのかと尋ねます。
シングは頷いて、今回はラースの「お好み」だからと答えました。
ラースは目を見張りましたが頷き、可愛いところもあるのだと改めて思います。
その後ゼフォンは、部屋でラースのことについて一人考え込んでいました。
ベリエ侵略のため、本来ラースはベリエの人質だったのです。
最小限の時間と犠牲でベリエを手に入れるはずでした。
ニコラがラースを連れ戻そうとしたことからも、ベリエがまだラースを欲しているのは明らかです。
汚れ役か優秀な駒か、どちらでもベリエの人質としては充分でした。
ラースの命を盾にベリエへ降伏を要求することを想像したゼフォンは、降伏すればラースを帰すのはあり得ないと断定して…!?
続きはピッコマで!
お求めいただいた暴君陛下の悪女です90話の感想&次回91話の考察予想
ベリエの連中が一泡吹かされているのが痛快でした。
ニコラは幼稚だと思っていましたが、子供でも自分が悪かったことに気付いて謝ると思います。
子供よりタチが悪いですね。
他国の王女を「ニコラたん」呼びしていたインス王国側が被害者ぶって補償を求めてきているのが何ともジワジワきます。
国としては当然の対応ですが、彼らもなかなかだったと思うのですが…。
そしてゼフォンが可愛いです。
可愛いところもあるというか、ラースを溺愛しているのが分かる素直っぷりなので可愛いところしか見えなくなってきました。
むしろまだラースをベリエに帰す選択肢があったことが驚きです。
まとめ
今回は漫画『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』90話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- ベリエではニコラがインス王国から帰って来たため国王夫妻が驚きましたが、ニコラのせいでインス王国が降伏させられ、補償を求められていることを知り愕然としました。
- 夕食時にラースはゼフォンの髪型が変わったことを指摘し、前の方が好みだったと伝えると、後日ゼフォンの髪型が元に戻されます。
- ゼフォンは一人でラースの利用価値について改めて考え、ベリエへの人質として十分であっても、ベリエが降伏した場合国に帰すのは有り得ないと考えました。