
漫画「悪女アリシアの救国レシピ」は原作田井ノエル先生、漫画ピトツキ先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「悪女アリシアの救国レシピ」37話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
悪女アリシアの救国レシピ37話の注目ポイント&考察予想
呪い?
その村には具合の悪そうな人が大勢見られました。
ところが近隣の村も同じような症状を持つ人が多く、原因不明で治療師でも治せないそうです。
エヴァンズ領内だけで起こるため呪いと噂されていました。
呪いなんてあるわけないと確信するアリシアは、その病気の解明に乗り出します!
悪女アリシアの救国レシピ37話の一部ネタバレ込みあらすじ
領内限定の病
近隣の町や村にも似た症状の患者で溢れているそうで、治療師も原因不明で動けないらしいとデュークが報告しました。
クリフォードは報告にあった病だと指摘します。
ここ数年で患者数が増加していると聞いていましたが、予想以上に規模が拡大していました。
報告にあったならなぜ対処しなかったのかと叫ぶアリシア。
黙り込むクリフォードの代わりにハリーが、治療師が治せない病気なので対処しようがないのだと答えます。
それでも放っておいたら帝国中に広まってしまうだろうとアリシアは反発しましたが、ハリーは否定しました。
この病はエヴァンズ領内だけで蔓延していて、他の領地に移ってしばらくしたら元気になるそうです。
実際ハリーも帝都に行ったら良くなったので、一部では呪いじゃないかと言われているのでした。
帝国全体に広がる恐れがないなら早急に対処する必要もないというところだろうとハリーは冷笑を浮かべ、クリフォードは何も言いません。
土地固有の病なら公害で空気や水土に問題があるのだろうかとアリシアは考え込みます。
甜菜の事業をしに来たのではとクリフォードが突っ込むと、アリシアは本来の目的を忘れていないとしながらも、自分は目の前で苦しんでいる人を放っておけないと叫びました。
クリフォードは微笑み、お前はそういう人間だったと呟きます。
ハリーの妨害
甘い雰囲気の漂う二人をじっと見ていたハリーは突然、またアリシアのお菓子が食べたいと騒ぎ始めました。
二人は驚きますが、アリシアは自分のお菓子を気に入ってくれたことを喜んでハリーを抱き締めます。
彼にも子供らしいところがあることにほっこりしながら、また作ると約束したのでした。
そんなアリシアの肩越しに、ハリーがクリフォードを見て勝ち誇った笑みを浮かべます。
クリフォードはイラッとして、二人は火花を散らして睨み合いました。
そんな二人に気付かず、調査に行くと意気込むアリシア。
デュークは無言で眺めていましたが、呆れてため息をつきます。
陽が沈む頃、宿に戻って来たアリシアは公害の痕跡や原因になりそうなものが何も見つからなかったことに落ち込みました。
やはり呪いではとデュークは呟きますが、アリシアは否定して絶対に何かあるはずだと反論します。
デュークがアリシアを励ましているところへ、宿の女将が差し入れを持って来てくれました。
覚えのある匂いに驚いて顔を上げたアリシアは…!?
続きはピッコマで!
悪女アリシアの救国レシピ37話の感想&次回38話の考察予想
正直エヴァンズ領は皇帝から煙たがられているという件もあるし、領主がそんな形で命を落としているのですから呪いと言われても仕方ない気はします。
しかも具合の悪い人が領地を出てしばらくすれば治るのならなおさらでしょう。
医療の観念がほぼないこの世界では、土や水に原因がある可能性にも気付かないと思います。
こちらも読んでいてアリシアと同じ発想だったのですが、原因がないとなるともうお手上げでした。
そしてラストでは再びアリシアが、偶然目にしたものをヒントにあることを思いついたようです。
周囲の何気ない言動や物で閃くアリシアはすごいと思います。
そしてハリーの駄々っ子演技には笑ってしまいました。
プライドが高そうなハリーがここまでするのは、アリシアを独り占めしたいというよりもクリフォードへの嫌がらせだと思います。
まとめ
今回は漫画『悪女アリシアの救国レシピ』37話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- その病気が近隣の村にも広まりながらもエヴァンズ領内だけで発生するため呪いと言われていることを知ったアリシアは、解決に乗り出しました。
- クリフォードとアリシアがいい雰囲気なのを見たハリーはアリシアにお菓子をせがんで邪魔をし、喜ぶアリシアの肩越しにハリーとクリフォードが睨み合います。
- そんな二人に気付かず、アリシアは解明しようと奮闘しますが原因を掴めないまま宿で落ち込み、宿の女将からある差し入れをもらいました。