
漫画「偽の聖女なのに神々が執着してきます」は原作Junye先生、漫画financier先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「偽の聖女なのに神々が執着してきます」84話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
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偽の聖女なのに神々が執着してきます84話の注目ポイント&考察予想
偽の神の祝福
アリエルは書庫からいくつかの本を選び、自室で読みながら手がかりを探しました。
最後の本でようやくそれらしい内容を見つけて、アリエルはハッとします。
その本の内容は偽の神ベラトリックスの祝福について書かれていました。
自分自身に嘘をついているような場合、偽の神の祝福を受けた人間の嘘を見破ることはできないそうです。
偽の聖女なのに神々が執着してきます84話の一部ネタバレ込みあらすじ
レイハスの嫉妬
アリエルはレイハスが書庫に来たことに驚きました。
昨日のことがあったため忙しいはずだからです。
レイハスは書庫の前を通りがかった時、もしかしてと思い寄ってみたのだと答えながらアリエルを床に下ろしてくれました。
魔族が神殿を揺るがしてレイドが神格を剥奪された最中に朝早くから書庫に来るのはアリエルくらいだからです。
まだ完全に終わったわけではないのでアリエルも休んでいるわけにはいきません。
それに今日はディナーの約束があるからと口を滑らせたアリエルに、レイハスは戸惑い、聞き返しました。
カッシュと夕食を取る約束があると聞いたレイハスは表情を曇らせて、時々アリエルの気持ちが分からなくなると呟きます。
皇太子の次はロイド侯爵なんて、自分では役不足かとレイハスは悲しそうに尋ねました。
レイハスは本棚に壁ドンをしてアリエルに迫り、アリエルは狼狽えます。
オデッセイはいいムードだと喜び、祝福しました。
ふとアリエルの顔を見たレイハスが真っ赤になり、デートを楽しむよう伝えて動揺しながら踵を返します。
デートではないと反論する間もなくレイハスが出て行ってしまい、アリエルはオデッセイの祝福がレイハスに良くない影響を与えるようだと困惑しました。
アリエルはレイハスを心配しますが、そのレイハスは真っ赤な顔で廊下を歩いています。
カミーラを疑わなかった理由
自室で色々な本に目を通したアリエルでしたが、手掛かりがないまま最後の一冊になりました。
その本は奥深い文章から始まり、続く文章にアリエルはハッとします。
偽の神の加護を受ける人は周囲に影響を与えて、自身を盲目的に信じさせることができるそうです。
アリエルは自分がカミーラを疑わなかった理由を悟り、納得しました。
レイハスはカミーラの本性を見抜いていて、デイジーもカッシュもカミーラを疑い、警戒していたのです。
なぜ自分だけ疑えなかったのかとアリエルは疑問に思いますが、続く文章でその疑問も解けます。
全ての人間は心に偽りを隠していますが、そのベールを外して正直になれば目の前の嘘を見抜く力が生まれるということでした。
単にアリエルが彼らより多くのことを知らぬふりをしていただけのようです。
この世界の誰よりもアリエルに秘密があるからでしょう。
あの時のカッシュの言葉でアリエルは自分の本心に気付くことが出来ました。
今の暮らしを愛する自分の気持ちから目をそらして生きてきたことに気付いたアリエル。
愚かなアリエルとは違うと思っていましたが、愛されたいと望むのも、彼らと一緒にいたいと望むのも、人として当然でした。
なぜか涙が出てきてアリエルは戸惑います。
すると神託が現れ、神々がアリエルに寄り添ってくれて…!?
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偽の聖女なのに神々が執着してきます84話の感想&次回85話の考察予想
イケメンの嫉妬はたまりませんね。
腰の低い態度ながら独占欲を滲ませるレイハスは最高です!
ただアリエルはレイハスの態度がオデッセイの祝福のせいだと思っているようで、ちょっと気の毒でもあります。
そして本から得られた知識も、色々と納得できるものでした。
アリエルにとっては原作があったから余計にヒロインのカミーラを疑うのが難しかったということもあると思います。
最初は逃げ出すことばかり考えていて、やがて聖女として頑張り始めたアリエルの心の中の矛盾が描かれました。
ようやくアリエルが自分と向き合うことができて嬉しいです。
涙を浮かべたアリエルに神たちがそれぞれ寄り添い、傍にいることを示した神託にはこちらまで心強くなりました。
まとめ
今回は漫画『偽の聖女なのに神々が執着してきます』84話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- レイハスはアリエルがカッシュと食事に行くと聞いて嫉妬して迫りますが、オデッセイの祝福を受けたアリエルの美しさに動揺し、立ち去りました。
- その後アリエルは自室で本を読み、偽の神の祝福でカミーラが自身を信じさせる術を得ていたことを知り、他の人は疑っていたことで違和感を抱きます。
- しかし自分の心に嘘をついている人は目の前の嘘を見抜けないそうで、アリエルは自分の本心と向き合って涙を浮かべ、神々が彼女に寄り添いました。