
画「悪党の夫と離婚しようとしたら子供ができた」は原作Baek Dan先生、漫画Lemtea先生、文Yun_Camellia先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「悪党の夫と離婚しようとしたら子供ができた」102話外伝2話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
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悪党の夫と離婚しようとしたら子供ができた102話の注目ポイント&考察予想
人間と魔族
人間と魔族が敵対する世界で、人間の少女と魔族の少年が仲良く笑いあっている様子は奇妙で温かでした。
最初は反対していたラルディンも二人を可愛らしく思い、見守ります。
しかし当然のようにある日悲しい別れが訪れました。
さらにその後、二人は敵対する陣営で戦争に臨むこととなったのです。
悪党の夫と離婚しようとしたら子供ができた102話の一部ネタバレ込みあらすじ
必然の別れ
別れは、ある日突然訪れました。
アリエンより小さかったジェネードがアリエンと同じくらいの背丈に伸びた頃、ジェネードに異変が起き始めたのです。
最初は軽い痛みが、やがて耐えがたいほどの苦痛を彼に与えるようになっていきました。
アリエンを心配させまいと表に出さないジェネードをラルディンは気の毒に思います。
ラルディンには、ジェネードが魔族として覚醒する時が来たからこその痛みだと分かっていました。
いつかこんな日が来るとラルディンには分かっていましたが、アリエンは大丈夫だろうかと心配します。
ある雨の日、そんな彼の心配は的中しました。
アリエンは血に汚れた花冠を握り締め、ジェネードの背中から羽が出てきて、自分を突き飛ばして飛んで行ってしまったのだと泣きながらラルディンに話します。
魔族の本性を抑えきれず逃げたのだと悟ったラルディンはアリエンを抱き締めて慰めました。
アリエンも気付いたでしょうが、突然の別れに何日も泣いていて、その後立ち直ったように見えましたが何ともないふりをしているだけでした。
ラルディンは時間が解決することを祈り、見て見ぬふりをします。
やがて魔族と人間の戦争が激化し、ラルディンたちも魔族と戦って5年が経ちました。
敵対する戦争
アリエンとラルディン、そして他の人間の仲間たちと魔王城の前に到達しました。
戦争の中でジェネードが魔王の息子だと知ったラルディンは衝撃を受け、アリエンが受けるショックを懸念します。
ジェネードが魔王の息子という事実を知ったことに対する衝撃ではなく、予知の力で人間が勝利する未来を見たからでした。
つまりそれはジェネードの死を意味します。
ラルディンは二人の残酷な運命に気付かないまま、神に祈りを捧げました。
戦争の中で危機に瀕したアリエンを救ったのは敵のジェネードでした。
たった一人のために自分の種族と陣営を捨てたのです。
彼が魔王に背を向けて人間と共に戦い始め、全てが予知通りに動き始めました。
最後に人間が勝利して基盤を整えて復興に励み、ジェネードが新たな王に選ばれ、一つの国が誕生します。
そしてアリエンは笑顔でジェネードとの結婚をラルディンに報告しました。
ラルディンは二人が幸せになることを心から望み、笑顔で祝います。
互いを愛する二人の姿が美しく見えた途端、ラルディンは残酷な予知を見てしまい…!?
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悪党の夫と離婚しようとしたら子供ができた102話の感想&次回103話の考察予想
アリエンとジェネードのエピソードは本当に切ないですね。
ジェネードが逃げたのは、きっと魔族の本能で人間を、自分の傍にいるアリエンを〇しそうになるのが怖かったからだと思います。
アリエンを悲しませてしまうとしても、大切なアリエンを自分の手で〇してしまうよりはマシでしょう。
ジェネードもアリエンも可哀想です。
ただ、この残酷な結末を予知という形で知ってしまったラルディンが本当に気の毒でした。
アリエンを大切に思うからこそ、辛くなるでしょう。
未来を知れたら便利ですが、知りたくない未来もありますよね…。
まとめ
今回は漫画『悪党の夫と離婚しようとしたら子供ができた』102話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- ジェネードの背が伸びた頃、彼は魔族としての覚醒を控えたことによる苦痛に苛まれるようになり、ある日アリエンを突き飛ばして飛んで行ってしまいました。
- アリエンは傷つきましたがラルディンは時間が解決してくれることを願い、やがて激化した魔族との戦争に二人とも身を投じます。
- 魔王の息子だったジェネードがアリエンを救い、人間側について魔族との戦いに勝利した後、ジェネードとアリエンは結ばれましたが、ラルディンは残酷な余地を見てしまったのでした。