
漫画「お求めいただいた暴君陛下の悪女です」は原作天壱先生、漫画SORAJIMA先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「お求めいただいた暴君陛下の悪女です」89話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
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お求めいただいた暴君陛下の悪女です89話の注目ポイント&考察予想
インス王国に攻め入るシャリオルト
シャリオルトを味方に引き入れるどころか敵対したことに動揺するインス王国。
対策を練る間もなく、ゼフォンがラースとともに軍を引き連れてインス王国へ来たため、太刀打ちできません。
開戦しても敗北は目に見えているとは言え、降伏の条件があまりにも不利で国王は困惑します。
ラースは微笑み、決断しやすくさせてやろうとニコラを彼らの前に突き飛ばしたのでした。
お求めいただいた暴君陛下の悪女です89話の一部ネタバレ込みあらすじ
激震のインス王国
インス王国ではシャリオルトがキャンサルに味方したというニュースを聞いた国王が動揺し、シャリオルトに交渉へ行かせた部下を怒鳴りつけていました。
あの戦争好きのシャリオルトなら共同戦線に乗るとばかり思っていたのに、わざわざ弱小国のキャンサルについた理由が分かりません。
そこへ別の部下が真っ青になって駆けつけました。
シャリオルトの皇帝が軍を引き連れてインス王国へ攻め入って来たという知らせを受け、国王たちは青ざめます。
屈強な兵士たちを従えたゼフォンとラースは城に入り、国王と対峙していました。
降伏か開戦か決めるようゼフォンは促し、どちらもこの場でできると伝えます。
条件はキャンサル王国への不可侵、シャリオルトへの忠誠、そして賠償金の支払いと領土割譲をこの通りにするようにと書面を提示しました。
途方もない支払いに青ざめる国王に、躊躇するのかとラースは首を傾げます。
それなら背中を押してやろうとラースは笑い、ゼフォンが手を上げて合図しました。
後ろ手に縛られて汚れた姿のニコラを彼らの前に転がします。
ニコラに夢中な国王と二人の王子はぎょっとしました。
彼女はベリエの王女である上、皇妃の妹だろうと国王は動揺します。
「餌」を活用するラース
今の自分はシャリオルトの人間だとラースは笑みを浮かべました。
ゼフォンはニコラがシャリオルトで自分に無礼を働き、皇妃を誘拐しようとしたため死罪だと告げます。
ニコラもインス王国の三人も愕然としました。
王子の一人が激怒し、ニコラになんてことをしたのかと怒鳴りながら剣でゼフォンに斬りかかろうとします。
しかし剣が届くよりも速く、ラースの炎が王子との間に壁を張りました。
彼らはラースが汚れ役だったことも知らないようで、ラースを罵りながら噂通りの女だと歯噛みしています。
ゼフォンはその王子の肩を撃たせ、自分の妻なのだから口を慎めと命じました。
ニコラとインス王国側の三人は真っ青になります。
条件を呑んで降伏するのならばこの場で解放してやるとゼフォンは告げ、ニコラに剣を向けました。
ただ、ニコラを見捨てればシャリオルトだけでなくベリエも敵に回すことになるでしょう。
小さく笑うラースに、ニコラは必死で嘘だろうと呼びかけますが、ラースは無視して、インス王国の国王に決断を迫りました。
かくして無事に降伏宣言を受け、ラースは笑顔でニコラに手を振り、ゼフォンとともに出て行きました。
無事に解放されたニコラは必死でラースを追いかけ、帰って来てくれと訴えてその腕に抱き着きます。
このままでは自分が家族に叱られてしまうと思ったからでした。
昔のように仲良く暮らそうという訴えを聞いたラースはイラッとして…!?
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お求めいただいた暴君陛下の悪女です89話の感想&次回90話の考察予想
ゼフォンとラースの動きはすごく速かったですね。
そのおかげで相手に考える隙を与えなかったのだと思います。
キャンサル王国と手を組んだ直後にインス王国へ攻め入るとはなかなかのスピード感でした。
そしてニコラの使い方が予想以上に「餌」で上手かったです。
しかもこれは、インス王国からしたらベリエに恩を売れるのではないでしょうか?
危うく〇されるところだった王女を、降伏という方法を取ってまで救ってやったのですから…。
ニコラの結婚などどうでもいいですが、インス王国へ嫁入りしてもおかしくないと思います。
まとめ
今回は漫画『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』89話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- インス王国ではシャリオルトがキャンサル側についたというニュースで動揺している中、ゼフォンとラースが軍を引き連れてやって来たため、皆真っ青になりました。
- ゼフォンはインス国王に降伏か開戦か選ぶよう命じ、困惑する国王の前にラースが縛り上げたニコラを突き飛ばし、彼らを驚かせます。
- ニコラはすでに死罪ですが、彼らが降伏すればこの場で解放すると告げられ、インス王国は抵抗を見せつつもやむを得ず降伏を選んだのでした。