漫画「悪女アリシアの救国レシピ」は原作田井ノエル先生、漫画ピトツキ先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「悪女アリシアの救国レシピ」35話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
悪女アリシアの救国レシピ35話の注目ポイント＆考察予想
釈放されるやいなや…
スザンヌたちの努力の末、ようやく釈放されたアリシア。
しかしアリシアは投獄生活への文句を言ったり釈放されたことを喜んだりしませんでした。
第一声がハリーの釈放の要求だったため、クリフォードたちは困惑します。
しかもアリシアはドレスのポケットから、ある野菜を取り出したのでした。
悪女アリシアの救国レシピ35話の一部ネタバレ込みあらすじ
アリシアが手にした野菜
やっと釈放されたアリシアを気遣ったクリフォードでしたが、ハリーの釈放を要求され絶句しました。
イライアスたちもアリシアの突然の発言に困惑する中、アリシアはポケットから野菜を取り出してクリフォードに突き付けます。
困惑するクリフォードにアリシアは笑顔で詰め寄り、甜菜だと叫びました。
釈放される時に少し分けてもらったのだと大喜びで近付くアリシアにクリフォードは狼狽え、顔が近いと赤面して指摘します。
うるさかったかと焦ってアリシアは後ずさりましたが…クリフォードは照れていたのでした。
アリシアは改めて甜菜が砂糖の原材料になることを伝え、クリフォードを驚かせます。
甜菜を煮詰めれば砂糖になり、簡単に大量生産が可能なので、この甜菜を栽培すればより効率的に砂糖を生産できると告げたのでした。
クリフォードたちは甜菜を眺めて困惑します。
それがなぜハリーの釈放に繋がるのかと突っ込もうとするクリフォード。
しかしアリシアは話を聞かず、砂糖の実物があった方が分かりやすいだろうからと伝え、急いでベゼル宮へ向かいます。
デュークが慌てて追いかけ、イライアスは今まで毒〇の容疑で投獄されていたとは思えないと呆れて呟きました。
スザンヌは笑いながら、相変わらず楽しい人だと微笑みます。
クリフォードは二人の後ろ姿を見送りながら苦笑しました。
砂糖を作るアリシア
ベゼル宮で厨房に立つアリシアを後ろから見守るデュークとエマ。
昨日まで投獄されていただろうと困惑するエマは、デュークから食事が少ししか出なかったことを嘆いていたと聞いて、もっと他に嘆くことがあるだろうと呆れます。
アリシアはお菓子と患者を前にすると歯止めが効かないからとデュークは答え、エマは納得しました。
そこへ他の侍女が大慌てで駆けつけました。
クリフォードがベゼル宮へ向かっているということです。
デュークとエマも驚きましたが、アリシアはちょうどよかったと笑いました。
ベゼル宮の応接室で、クリフォードはなぜこんなところまで来ているのかと内心頭を抱えます。
アリシアが喜んでいるのは嬉しいのですが、皇帝よりもあんな野菜の方が大事なのか理解できず、問いただしてやろうと思っていたのでした。
そこへアリシアが蓋をした料理をカートに載せて入ってきます。
まず出したのは、甜菜で作った砂糖でした。
ひと舐めしたクリフォードは甘さに驚きます。
さらにアリシアは砂糖を使って作ったべっこう飴、りんご飴を出しました。
りんご飴を切り分ける横顔は生き生きしていて、クリフォードは言うつもりだった文句が出ず、調子が狂うのを感じます。
さらにアリシアはフォークに刺したりんごを、「あーん」状態でクリフォードに差し出して…！？
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悪女アリシアの救国レシピ35話の感想＆次回36話の考察予想
出てくるなりこの反応は、クリフォードじゃなくても誰でも戸惑うことでしょう。
アリシアを解放するために頑張ったスザンヌたちに感謝を伝えてほしいところでしたが…アリシアはそれどころではなさそうです。
回復したばかりのクリフォードを心配する言葉があってもよかったのではないでしょうか。
そして毒を盛られたばかりの相手にまたお菓子を作るという肝の太さにも驚かされます。
甜菜に夢中になりすぎて周りが見えなくなっているような…。
もう今更誰も触れませんが、ドレスのポケットに野菜をダイレクトに突っ込むのもなかなかだと思います。
このテンションで分けてほしいとせがまれたハリーもドン引きしたでしょうね。
全体を通じてクリフォードがアリシアに振り回されているのが微笑ましいです。
まとめ
今回は漫画『悪女アリシアの救国レシピ』35話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 釈放されたばかりのアリシアにハリーの釈放を要求されると同時に、甜菜を突き付けられたクリフォードは困惑しました。
- アリシアはハリーから砂糖の材料である甜菜を分けてもらったことを話し、クリフォードの質問も聞かずに砂糖の現物を作るためにベゼル宮へ急ぎ、イライアスを呆れさせます。
- アリシアがベゼル宮で用意が終わる頃、クリフォードがベゼル宮を訪れ、アリシアに文句を言うつもりでしたがその満足そうな顔を見て文句を呑み込みました。
