漫画「かりそめの公爵夫人」は原作Jin Seaha先生、漫画Han Jinseo先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「かりそめの公爵夫人」153話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
かりそめの公爵夫人153話の注目ポイント&考察予想
魔王に精神を乗っ取られたクロード、クロードを助けるために神獣王ルキウスの導きでクロードの精神の中に入り込んだイヴォナ。
クロードの魂は欠片になって隠されていて、その欠片の中にクロードの幼い頃の思い出が入っています。
聖剣の持ち主になったクロードは、魔獣を倒して帝国民を守るのが当然の義務として課せられて、逆に魔獣の犠牲者が出ると責め立てられて辛い思いをしていました。
イヴォナはまだ少年のクロードに、クロードが強いのは聖剣の持ち主だからではなくて、クロードが必死に鍛錬を積んで努力したからだといたわりました。
イヴァナの優しい言葉を聞いて、クロードの心が救われたようです。
人々は魔獣を倒したクロードではなく神を称えていて、神に感謝をささげる一方、クロードには聖剣の持ち主だから自分達を助けて当然だと強制していました。
そのおびただしい人達の自分勝手な考えがクロードを追い詰めていたのです。
最後の扉からは強い黒魔力が感じられて、ここまでで神獣王ルキウスの導きも終わりのようで・・・。
かりそめの公爵夫人153話の一部ネタバレ込みあらすじ
神獣王ルキウスとの別れ
神獣王ルキウスは、人間の精神の中に入って魔王の力を制圧するのは神獣王の自分でもかなり困難なことだというのです。
そして、神獣王ルキウスを召喚しているイヴォナの魔力も尽きようとしています。
イヴォナの元を去っていった神獣王ルキウス、ルキウスへのこれまでの感謝と別れに涙するイヴォナ。
前世のイヴォナが死んだ後のボルド家
イヴォナは一人で扉を開けました。
すると、そこはイヴォナが生家であるボルド家でした。
しかし、中は強い黒魔力が充満しています。
クロードに人間への復讐をそそのかす魔王
声がする方にイヴォナが向かうと、クロードが床に座り込んでいました。
ここは、前世でイヴォナがボロボロの体になって死んだ時のボルト家のようです。
魔王は、人間達は、イヴォナも他人に利用されつくして悲惨な死を遂げたのだとささやいています。
前世ではイヴォナとクロードは顔見知り程度の関係だったのに、どうしてここまでクロードが絶望しているのか気になるイヴォナ。
魔王は、イヴォナを〇したこの世界に復讐するようにとクロードを煽っています。
クロードを抱きしめるイヴォナ
イヴォナは、床に座り込んでいるクロードに抱き着いて、自分は生きているからとほほ笑みました。
動揺したようなクロード、魔王はそれはニセモノだとわめきたてます。
前世のクロードは、自分が知っているイヴォナとは外見は違うけれど、イヴォナに間違いないと気づきます。
イヴォナは、今度は自分がクロードを守るクロードを抱きしめます。
クロードは前世の記憶を思い出しました。
前世の記憶を思い出したクロード
自分の勝手で、魔王の心臓で時間を巻き戻したことを思い出したクロード。
イヴォナは、クロードが時間を巻き戻してくれたおかげで、新しい人生を多くの仲間と一緒に生きることができたと感謝していて・・・。
かりそめの公爵夫人153話の感想&次回154話の考察予想
クロードの最後の魂の欠片のある部屋は、イヴォナの生家のボルド家でした。
そこには、前世のイヴォナが死んだ後、イヴォナの死を悲しんでいるクロードがいたのです。
前世では、イヴォナとクロードはそれほど親しい仲ではなかったとイヴォナは思っていましたが、クロードはかなりイヴォナの事を気にして心配していましたよね。
いつも聖剣の持ち主だからと他の人達から期待されて犠牲を強いられていたクロード、同じように他人の言いなりになって自分の体をボロボロにしてしまったイヴォナの通じ合うものがあったのでしょうか。
まとめ
今回は漫画『かりそめの公爵夫人』153話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- イヴォナの魔力がなくなり、神獣王ルキウスとの別れがきました。
- 最後の部屋には、前世でイヴォナの死を知ったクロードが座り込んでいます。
- イヴォナはクロードが時間を巻き戻してくれたことに感謝しました。