
漫画「余命1ヵ月ですし、全部クソくらえですわ」は原作Menanick先生、漫画LISSE先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「余命1ヵ月ですし、全部クソくらえですわ」76話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
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余命1ヵ月ですし、全部クソくらえですわ76話の注目ポイント&考察予想
シエラを見分ける方法
カイツは経緯を知らないながらに、シエラの苦境を察していました。
何らかの事情でシエラの中に別の存在が入り、そのせいでシエラが苦しんでいることを察した彼は、何も聞かずに手伝おうとします。
ただ、彼が偽物と本物を見分けている方法を聞いたシエラは困惑しました。
カイツはシエラが自分を嫌っていると勘違いしていて、シエラが自分に好意的なら偽物だと思っていたのです。
余命1ヵ月ですし、全部クソくらえですわ76話の一部ネタバレ込みあらすじ
好意があるのは偽物?
カイツに頼みたいことも、理由を話せないので説明しようがなく、シエラは言葉に詰まりました。
悩むシエラに、今の彼女は「シエラ」かとカイツは尋ねます。
シエラは戸惑い、まさか自分が別の存在かもしれないと考えているのかと聞き返しました。
カイツは頷き、直感でそう感じていることを伝えます。
あの時の彼女が別人だったからでした。
それはどう見分けているのかと尋ねるシエラに、カイツは簡単だと答えます。
カイツに好意的に振る舞う場合、それはシエラではないということでした。
思いがけない言葉にシエラは固まります。
自分を避けていたシエラが突然擦り寄ってきたり相思相愛かのように接してきたりしたら偽物だと分かるので安心してくれと笑顔で伝えるカイツ。
シエラは複雑な気持ちでカイツを眺めました。
シエラがカイツを嫌っているのだとカイツが誤解していることに気付いたのです。
カイツを避けていたのは確かですが、嫌うというよりむしろ…。
シエラは思考を遮ってテーブルを叩き、カイツの推測通り自分には彼の助けが必要だと伝えます。
カイツは頷き、シエラの中に潜んでいる別の存在が消えるように全力を尽くすので何でも言ってくれと答えました。
城を抜け出すシエラ
悪霊は慌てて契約違反だとシエラに囁きます。
しかしシエラは小さく笑い、自分は何も言っていないのにカイツが気付いただけだと答えました。
悪霊の演技が下手すぎて気付かれただけなのに文句を言うなと突っぱねるシエラ。
カイツにはまず、城から抜け出せるように手伝ってもらうことにしました。
カイツはすぐに承諾し、ある提案をします。
夜になってから部屋を出たカイツは、護衛の騎士にシエラが眠りについたことを伝えました。
後ろからメイドに扮したシエラが、明日は朝食をとらずに遅くまで眠りたいらしいのでそう伝えておいてほしいと付け加え、騎士も承諾します。
メイドがカイツと一緒に出掛けることに騎士は首を傾げましたが、シエラに頼まれたことがあるからと聞いて納得しました。
城の外に出たシエラはカツラを外しながら、まさかこれが通用するとは…と笑います。
カイツも笑って、ヘルバネッセンは帝都で一番だとシエラが教えてくれただろうと答えました。
だから彼の連れを怪しむ者はいないと考えたからで、それが功を奏したのです。
ポピーがシエラのふりをしてベッドの中にいますが、昼間で誰も起こしに来ないはずなのでそれまでには用も済んでいるはずでした。
シエラがカイツと共に向かったのは、もちろんあの屋敷で…!?
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余命1ヵ月ですし、全部クソくらえですわ76話の感想&次回77話の考察予想
何も聞かずに手伝ってくれるカイツは本当にすごいと思います。
ただ、見分ける方法としてシエラの態度を挙げているのは複雑ですね…。
こんな誤解をされたままでは、シエラが告白しても偽物だと思ってしまいそうです。
シエラがじわじわとカイツへの気持ちを自覚し始めているのが微笑ましいですね。
そしてついに城を抜け出して屋敷へ行くことが出来ました。
あのカツラはどこでどうやって用意したのか分かりませんが、無事に抜け出せて一安心です。
悪霊との賭けのルール順守についてはややグレーですが、シエラが口にしたわけではないのでセーフだと思いたいところです。
まとめ
今回は漫画『余命1ヵ月ですし、全部クソくらえですわ』76話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- カイツはシエラの中に偽物が潜んでいることを察していて、自分に好意的な時は偽物だと考えていたため、シエラは複雑な気持ちになりました。
- シエラが彼を嫌っていると誤解しているカイツにシエラは自分が嫌っているわけではないことを感じながら、城から脱出の手伝いを求めます。
- カイツの提案で、シエラはメイドであるポピーに変装し、カイツとともに城を抜け出して悪霊が憑いたあの屋敷へとやって来ました。