
漫画「悪女の定義」は原作HÆON先生Yuns先生、漫画Min(REDICE STUDIO)先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「悪女の定義」103話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
悪女の定義103話の見どころ・考察予想
狩猟祭の祭儀が皇宮で行われることになり、アイリーンの独壇場であることがわかりきっているシャティはおしゃべりでも楽しんで大人しくしていようと思っていました。
しかし、レジーナの競合にかこつけて人民を虫けら呼ばわりしたセオフェル伯爵のことがどうしても許せなくなったシャティは、ひと泡吹かせてやろうと人でごった返すホールにやってきます。
そこへ皇太子がシャティに声をかけてきたので、シャティは彼に協力してもらってセオフェル伯爵に近づきました。
あからさまに女をバカにする態度のセオフェル伯爵。
皇太子は静観する態度を崩さず、事ある毎にシャティに話題を振ります。
シャティはここぞとばかりにセオフェルの企みを仄めかしますが、相手もなかなかの狸。
本心は鉄規制を緩和してもらい私腹を肥やすことが目的なのは見え見えなのですが・・・。
シャティのことをバカにし続けるセオフェルに、シャティアはある提案をします。
それは鉄で船を作るというもの。
この国の船はすべて木製。
鉄が水に浮かぶとは思われていないのです。
そこでシャティはセオフェルに賭けをしようと言い出すのでした。
悪女の定義103話のネタバレ込みあらすじ
セオフェルに近づいていった皇太子とシャティ。
皇太子はシャティにセオフェルを紹介しました。
続いてセオフェルにシャティを紹介します。
それは、シャティの立場をセオフェルより上だと知らしめるものでした。
セオフェルの無礼で傲慢な態度
セオフェルはシャティに挨拶の言葉をかけますが、あからさまに嫌な顔をします。
そしてすぐに皇太子の方を向き、政治の話を始めました。
シャティを排除するために、皇太子と自分だけが知る話題を振ったのです。
シャティは無礼かつ単純で頭の悪い言動だと思いました。
セオフェルは現在の鉄規制は厳しすぎると言い出します。
武器の生産量が限られ、新しい武器の開発も遅れると言うのです。
セオフェルは会話の間中シャティを舐め回すような視線を送り、見下した態度を隠そうともしません。
シャティは、そんな中でもセオフェルの狙いは鉄規制の緩和だろうと見抜きます。
でもそれは彼の言うような国防のためだけとは思えないのでした。
セオフェル領は帝都から離れているにも関わらず、頻繁に出入りして政界に顔をのぞかせています。
中央政界進出を目論んでいるだろうから、資金作りがしたいのだろうと考えるシャティ。
その間もセオフェルは規制緩和について皇太子に熱弁をふるっていました。
どう思われますか?と皇太子にセオフェルが尋ねると、皇太子はシャティに向かって公女はどう思うかと聞きます。
やけに今日は協力的だと思うシャティ。
セオフェルは苦虫を噛み潰したような顔をしています。
そこでシャティは規制緩和の必要はあるのかと疑問を呈しました。
規制するにはそれなりの理由があるのだろうと言うと、セオフェルは公女はあまりご存じないようだが・・・と口をはさもうとします。
それを無視してシャティは今の国際情勢はとても落ち着いているのに、国境の兵力を強化するとはいかがなものか?隣接しているカイエンはどう考えるかと言いました。
皇太子が、戦争の準備をしていると思われても仕方がないなと加勢します。
先代のセオフェル伯爵の功績を持ち出し、わざわざ火種を作る必要はないのでは?と質問しました。
セオフェルは口ごもりますが、それでも尚力を蓄えて置かなければならないと譲りません。
それもシャティが聞いたにも関わらず皇太子に向かって言うのです。
シャティアの闘志はますます燃え上がりました。
鉄は水に浮く?シャティとセオフェルの賭け
言い合いをしている雰囲気に、周りの人々も気付きザワザワとざわめき始めました。
シャティはセオフェルの意見に異を唱え、平和であるときほどより大きな平和を目指すべきだと言います。
例えばカイエンと親交を結ぶとか・・・と口にするとセオフェルがバカにしたように、公女は戦争についてよく知らないのだろうと言って、まだ武器が必要だと言いはりました。
シャティがカイエンが攻撃してくるとしましょう、と仮定の話を始めます。
国防は1つの要素のみで左右されるわけではないのに、セオフェルが武器と鉄のことばかり話していると指摘し、武器の管理がまともにされていないのかと嫌味を言いました。
そして、それとも他の理由があるのかと、確信をつくことを口にします。
他の理由だと!?とセオフェルは声を荒げました。
裏取引のことを仄めかし、まさか伯爵がそんなことをするはずがないと牽制します。
ここまで言っても、セオフェルはしつこく規制はやりすぎだと話を続けました。
シャティはセオフェルの図々しさに呆れます。
鉄は武器や鎧となって初めてその価値が生まれると言うので、その言葉に同調して、私だったら他の場所に使うとシャティが言いました。
船を作るのはどうかと言うシャティに、セオフェルは大げさに笑い、あくまでシャティをバカにするような言動をします。
そこで、シャティは賭けをしようと言い出しました。
鉄が水に浮くか浮かないか賭けようと提案するのでした。
悪女の定義103話の感想&次回104話の考察予想
セオフェル伯爵、しつこすぎます。
シャティの言うように、頭が悪いとしか思えない言動です。
皇太子にあそこまで、あんな場所で長々と話すのもマナー違反だし、シャティに対する態度も酷いものです。
鉄規制の緩和なんて、あの場で熱弁をふるっても意味ないと思うのですが。
言われた皇太子も、ああそうか、じゃあ少し緩くしようか、なんてならないでしょう。
勢いで賭けをすることになってしまいましたが、これでまたシャティに注目が集まることになりそうです。
淡々とやり取りを聞いている皇太子、ナイスでした!
まとめ
今回は漫画『悪女の定義』103話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。