
漫画「お金で婚約者を育てました」は原作Yeon Seone先生、漫画23先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「お金で婚約者を育てました」7話〜8話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
お金で婚約者を育てました7話〜8話の注目ポイント&考察予想
イリアはリハートとの婚約破棄を望み、そしてカルハンもまたステラとの婚約を望んでいるようには見えません。
煮えきらないカルハンにステラと婚約すればもっと執着が酷くなると説得しました。
突然の提案だったのでカルハンにも考える猶予を与えようと次会う約束をして立ち去るイリア。
家族のためにリハートとの婚約破棄は失敗できないイリアは、カルハンに持ちかけた提案はまたとない機会。
例えリハートとはいえ、エヴァンテオン家にはそう簡単に手を出せないはずで、エヴァンテオンを盾にする対価としてブロードンはデロッタよりも多くの富を提供できます。
互いにとって必要なものを利用し合う一種の『等価交換』です。
お金で婚約者を育てました7話〜8話の一部ネタバレ込みあらすじ
7話・約束の日
3日後、カルハンと約束した当日。
1時間早く着いたのでこの辺りの用事をすませて行けば約束の時間ちょうどになると予定を組み立てるイリアは馬車の中で待ち合わせ場所ですでに待っているカルハンを見つけます。
高位貴族というのは普通わざとでも遅れて来るものと思っていたイリアは予定を変更し、馬車を降りました。
イリアはそこで思わぬものを目撃してしまいます。
老齢の平民男性が落としたリンゴを善意で拾ったカルハンはその強面の外見のせいで怯えられ、周囲から悪く言われていました。
誤解されるのは慣れてるとカルハン本人の口から聞いて知っていたイリアでしたが、慣れてるからと言って平気なわけないとカルハンの心情を気にします。
イリアはあえてその一連のことに触れることなく声をかけると、カルハンはイリアを万一待たせないよう早く待ち合わせ場所に来ていました。
誤解されるとわかっていても咄嗟に他人を助け、他の貴族達のように権威を振りかざしたりしないカルハンはきっと生まれながらの善人。
8話・カルハンの出した答えは
進行中の婚約話を自分の一存で白紙に戻すことはできないと提案を断るカルハンは言葉とは裏腹に表情が全く伴っていません。
建前上の理由よりもカルハンの気持ちを尊重したいイリア。
他人の意見に従って自分の気持ちを抑えるカルハンに少し前のイリアも同じ状態であったこと、そしてそれがイリア自身を不幸にするから嫌であることを話しました。
それでも他者を気にかけるカルハンに、1人で決めるのが怖ければイリアに騙されたことにでもしていい、作戦が失敗しても責任は取ると説得します。
イリアの説得にイリアを信じて自分も変わってみたいとカルハンは思い、断った提案を受け入れることにしました。
契約書に伴い、これからイリアとカルハンがすることは恋人のフリをすることになると説明します。
そしてイリアの婚約者であり婚約破棄したいリハートの資料とその立ち位置、それに伴うイリア側のデメリットと、カルハンにしてほしい説明をします。
一生騙し続けるのではなく1年間恋人のフリを続け、その間に次の対策を立てるのだとこの計画における概要を伝えました。
お金で婚約者を育てました7話〜8話の感想&次回9話の考察予想
カルハンがイリアの影響で変わろうとしているのはいい影響です。
イリアもカルハンが根っからの善人であること、他人の意見に左右されやすいことをこの短期間で把握しています。
なによりカルハン自身がステラとの婚約に乗り気ではありません。
自分を不幸にするとわかっている婚約を選ぼうとするカルハンにイリアは以前の自分自身を見ているような気持ちで説得しています。
決して押しつけがましくなく、そしてカルハンに負担をかけないよう説得するやり方はカルハンの心を動かしました。
まとめ
今回は漫画『お金で婚約者を育てました』7話〜8話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 契約破棄の同盟を持ちかけたイリアは3日間、カルハンに考える猶予を与えます。
- 提案を断るカルハンは言葉とは裏腹に表情が全く伴っていません。
- イリアを信じて変わってみたいと思ったカルハンは提案を受け入れます。
- 契約書と共にイリアの状況と今後、カルハンにしてもらいたい恋人のフリを説明。
- イリアと恋人のフリをする期間はぴったり1年。