
漫画「公爵家のメイドに憑依しました」は原作Jooahri先生、漫画Aloha先生の作品でピッコマで配信中です。
ロレンゾとイベリナの会話を遮って現れたリアンドロでしたが、イベリナに諭されレッスンを受けに部屋へ戻ることになります。
その道すがら、館の執事が二人の前に現れ、苦々しい顔でイベリナを見てくるのです。
執事に急かされて部屋へと向かうリアンドロ。部屋へと戻る途中、リアンドロは母親と遭遇します。
呪いが解けた途端に親らしく接しようとしてくる母親に、リアンドロの態度は冷たいものでした。
自分の生活にあなたは関係ないと突き放し、さっさと立ち去ってしまうのです。
一方、帝国の宮殿ではリアンドロの父、ベラビティ公爵が皇帝に謁見していました。皇帝はリアンドロの回復を祝い、祝儀として土地を与えます。しかしその心のなかでは突然治ったリアンドロの呪いへの疑惑を抱いていました。
自分が滅ぼしたアンブロセティ王国の生き残りの影を感じていたのです。
今回は「公爵家のメイドに憑依しました」の26話を読んだので、ネタバレと考察予想、読んだ感想をご紹介します。
公爵家のメイドに憑依しました【26話】の考察予想
公爵家のメイドに憑依しました【26話】ネタバレ込みあらすじ
リアンドロの呪いが解けてから半年、彼は14歳になっていました。
呪いが解けて以来、彼の成長スピードは驚異的でぐんぐん身長が伸びています。
毎週洋服のサイズが合わなくなってしまうほどで、すでにイベリナの身長も超え、すっかり男らしくなっていました。
今日は父とのディナーの日。
イベリナはリアンドロの正装に付き添っています。
この日も先週まで来ていたシャツのサイズが合わなくなってしまい、新しいシャツを着ることになってしまいました。
シャツを着終えたリアンドラはイベリナにスカーフを巻いてくれるよう頼みます。
しかしリアンドロはもう誰かにスカーフを巻いてもらうような年齢でもありません。
イベリナは自分で巻けるでしょうと断ろうとしますが、リアンドロは手を使いたくないとわがままを言います。
見た目はすっかり男前ですが、中身はやっぱり子供なよう。
そんなことを考えるイベリナでしたが、文句を言いながらも巻いてあげるのです。
イベリナは未だにリアンドロのわがままには従ってしまうようです。
イベリナにスカーフを巻いてもらいながら、リアンドロは父親とのディナーなんていく必要があるのかと本音を漏らしてしまいます。
するとすぐに部屋の外から咳払いが。
本館の使用人でしょうか、もうすでに公爵を待たせていることを気にかけて、リアンドロに早く着替えを済ませるよう急かします。
イベリナも慌ててリアンドロの口を塞ぎ注意します。
息子とはいえ公爵に対する失礼な発言は許されません。
部屋には二人しかいなくても、どこで誰が聞いているかわからないのです。
口を塞がれたリアンドロは彼女の手からほのかな石鹸の香りがするのに気が付きました。
彼女は先程まで洗濯をしていたのです。
リアンドロは彼女の髪の毛からも同じ香りが漂うのを感じ、顔を近づけ香りを楽しみます。
急に近づく二人の距離。
ロマンチックに見えますが、イベリナの方はリアンドロがすでに公爵との約束の時間に遅れてしまっていることを気にして、少し焦っています。
とそこで外の使用人がもう一度ノックをして、早くするように言ってきます。
リアンドロはすぐいくと言って着替えを再開します。
立派な正装に身を包んだリアンドロはすっかり大人の貴族然としていました。
凛々しい姿にイべリナの顔もほころびます。
よく似合っていて男前だというイベリナの言葉を照れながらも喜ぶリアンドロ。
部屋のドアへと手をのばすリアンドロはディナーの後は一緒にいてくれるのかと訪ねます。
しかしイベリナも忙しい身の上。
やらなくてはならない仕事が多く、リアンドロに付きっきりというわけにはいきません。
残念そうなリアンドロでしたが、扉を開け使用人とともにディナーへと向かうのでした。
去っていく使用人とリアンドロを見送るイベリナは考えていました。
正直な話、もし自分がリアンドロの立場にいたら自分だって父親とディナーなんてしたくない。
呪いで苦しんでいるときにはいないモノ扱いして放っておいたくせに、治った途端に両親として関わりを持ってこようとする。
イベリナはそんなベラビティ公爵夫妻のことが嫌いでした。
間もなくリアンドロは爵位を継承するでしょう。
そして、公爵夫妻は・・・。
どうもリアンドロが爵位を継ぐと公爵夫妻はひどい目に会うようです。
イベリナの回想の中でベラビティ夫妻のツーショットの内公爵の顔が白くかすれていました。
もしかして小説通りに進むと公爵はリアンドロに殺されてしまうのでしょうか・・・。
イベリナがメイドたちのもとへ戻ると何やら盛り上がっていました。
話の中心は去年から館で働いているフェデリカのようです。
彼女は惚れっぽい性格で館に来て以来、リアンドロやロレンゾと言ったイケメンに一目惚れしていました。
先輩たちは彼女の日々更新される恋慕をしばしばからかっては遊んでいたのです。
彼女の今度の恋の相手はリアンドロの剣術の教師。
銀髪で美しい顔をしており、普段は寡黙な人物なのですが、彼女がころんだ時笑顔で手を差し伸べてくれたようです。
そのギャップにやられたのでしょう、フェデリカはその剣士にメロメロでした。
ロレンゾを除けばこの館に彼以上のイケメン従者はいないというのです。
フェデリカはイベリナに翌日一緒に訓練場へ行って剣士を見に行こうと誘います。
イベリナもリアンドロを護衛することになる剣士がどんな人なのか気になっていました。
なのでフェデリカの誘いに乗り、翌日見学に行くことにしたのです。
イベリナは次の仕事がありましたので、仲間のメイドたちに別れを告げてそこを去ります。
歩きながらリアンドロの騎士団について思いを巡らせます。
彼らは将来リアンドロに命を捧げて仕えることになるのです。
リアンドロが帝国に反旗を翻したときも誰も彼を止めることはなく、反乱軍となって皇帝へ刃を向けるのですから。
イベリナはもしリアンドロがクーデターを起こそうとしても、彼ら騎士団が止めてくれればと考えます。
するとイベリナは向こうから美しい顔をした銀髪の青年が歩いて来るのに気が付きます。
細身の体は女性のよう。
彼がフェデリカの言っていた剣士なのでしょう。
イベリナは剣士を見ていて、彼が小説の重要人物であることを思い出しました。
彼は・・・。
公爵家のメイドに憑依しました26話の感想&次回27話の考察予想
凛々しく成長したリアンドロ。
どうやら父とのコミュニケーションはかろうじてあるようです。
いやいやながらも一緒に食事をしているのですから。
イベリナはそうした親の態度に反感は抱いていますが、それでもリアンドロには父親とコミュニケーションをとって欲しいようです。
どうも小説のとおりだとリアンドロと親の間には悲劇が起こるようですね。
それが何かは明言されていませんが、公爵がリアンドロに処刑されてしまうということでしょうか。
またまた新しいイケメンが現れました。
今度は凛々しい剣士です。
リアンドロがクーデターを起こす際には隊長を勤めることになる人物でしょう。
イベリナは彼をひと目見て誰なのか思い至ったようです。
もしかして皇帝一家に恨みを持つ人物なのでしょうか。
先の展開が気になります。
まとめ
今回は漫画『公爵家のメイドに憑依しました』26話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。