
漫画「ヒロインの初恋を奪いました」は原作Blueflavor cookie先生、漫画eunmin先生、ramji先生 先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「ヒロインの初恋を奪いました」27話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
ヒロインの初恋を奪いました27話の注目ポイント&考察予想
アカデミーでの苦労
アカデミー時代のカリーナはタチアナのせいで大変に苦労させられてきました。
彼女のせいでカリーナの悪い噂が広まり、「劣等公女」という不名誉なあだ名まで広まる始末です。
それでもタチアナとダニエルは何もしてくれませんでした。
彼らを友達だと思っていたカリーナは深く傷つけられたのです。
ヒロインの初恋を奪いました27話の一部ネタバレ込みあらすじ
劣等公女
タチアナがダニエルと付き合い始めた17歳の秋、カリーナは原作のヒロインである彼女が「攻略対象」としてダニエルを選んだものだと思っていました。
だから原作の支配力も終わったと思っていたのです。
タチアナはどんな行動しても周囲の人々に受け入れられ、そんな彼女に腹を立てれば逆にカリーナが悪者扱いされました。
ある日カリーナは、タチアナとダニエルが他の男子生徒二人と談笑しているのを見かけます。
タチアナは無邪気な笑顔でカリーナを陥れていました。
ダニエルと三人でいても昔からダニエルとタチアナの仲が良くて、カリーナが二人の仲を邪魔していたのだろうと男子生徒たちは話します。
それもタチアナが可愛いからカリーナが劣等感を抱いていた、嫉妬していたということにされていました。
劣等感の塊のような「劣等公女」とは仲良くするなと男子生徒たちは笑います。
劣等公女というあだ名を面白がる彼らを、当時のカリーナは呆然として見つめました。
友達だと思っていた彼らがなぜそんなにひどいことを言うのか理解できなかったのです。
それからすぐにアカデミー中に劣等公女というあだ名とともに悪口が広まりました。
いくら脇役でもひどすぎる扱いにカリーナはうんざりします。
何もしない「友達」
二人を友達だと思っていたカリーナは噂を止めて否定するように二人に頼みました。
タチアナはカリーナに同情しつつ、自分のせいではないと突き放します。
戸惑うカリーナに対し、ダニエルもタチアナに同意して皆本気じゃないので気にするなと促しました。
さらにダニエルは、デマとはいえ理由もなくそんな話にはならないだろうから、今までの言動を振り返ったらどうかと尋ねます。
自分たちは友達だから何かあれば相談してくれと笑いながらも、タチアナとダニエルは手を繋いで去っていきました。
矛盾した二人の行動にカリーナは絶望します。
自分の家柄や能力にかかわらず、タチアナがヒロインで自分が罵られても構わない脇役という絶対的ポジションが変わらないと悟ったのでした。
結局学生時代のあだ名は最後まで「劣等公女」でしたが、二人は何もしてくれていません。
わざとじゃないと慌てるダニエルに、卑怯だとカリーナは伝えます。
自分の今までの言動を振り返れという同じ言葉を返すと、ダニエルの後ろからタチアナが泣きながら大声で反発してきました。
被害者ぶるタチアナにうんざりしながら、アカデミー時代と何も変わらないと冷たく突き放すカリーナ。
会場内の人々は三人の揉め事に気付き、タチアナが泣いているためカリーナのせいではないかと噂し始めていて…!?
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ヒロインの初恋を奪いました27話の感想&次回28話の考察予想
つくづくカスみたいな人しかいないアカデミーで、カリーナが気の毒すぎました。
もうこの時点でどう見ても友達ではないと思いますが、本気で言っていたのでしょうか。
本気で言っているならちょっとしたホラーだと思います。
友達がいわれのない噂とあだ名に苦しんでいても何もしないなんてあり得ません。
しかもそれが自分たちの話から広まったものだとしたらなおさらです。
タチアナはもちろんですが、彼女は腹黒いものだとして、ダニエルはいったいどういう考えなのでしょうか。
頭が空っぽなのかなとしか思えません。
まとめ
今回は漫画『ヒロインの初恋を奪いました』27話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 17歳の秋にダニエルとタチアナが付き合い始めましたが、カリーナの願いとは裏腹に原作の支配力は終わっていませんでした。
- タチアナに嫉妬していると思われたカリーナには「劣等公女」というあだ名をつけられ、悪い噂が広まったにもかかわらず、二人は何もしてくれません。
- 当時のことを指摘してダニエルを非難するカリーナに、タチアナは泣いて騒ぎ、来場客たちはカリーナがタチアナを泣かせたのかと噂し始めました。