
漫画「死んだのは私なのに勇者様の様子がおかしい」は原作paldangdam先生、漫画CHIWA先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「死んだのは私なのに勇者様の様子がおかしい」36話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
アデルはエルキナスに感謝を伝えて目をそらしました。やっぱりエルキナスを見ていると落ち着かないと思いながら…。
≫≫前話「死んだのは私なのに勇者様の様子がおかしい」35話はこちら
死んだのは私なのに勇者様の様子がおかしい36話の注目ポイント&考察予想
税金の使い道
アデルはエルキナスとともに、税金の使い道を決める会議に参加しました。
参加者はストレンフィールドの理事長と皇女、そして連合会の会長という錚々たる面々です。
ストレンフィールドの理事長デレクが、以前ジャミルを高祖母と話していた男性だったことにアデルは驚きました。
デレクとユージュリアンは正反対の提案を持ち込み、会議は荒れてしまいます。
死んだのは私なのに勇者様の様子がおかしい36話の一部ネタバレ込みあらすじ
会議が始まって…
会議の席に来たのは、連合会の会長を務めるフィルソンと名乗る男性でした。
アデルはフィルソンと挨拶を交わします。
後はストレンフィールドの理事長とユージュリアンだけでした。
理事長がどんな人なのか気になっていたアデルでしたが、やってきて理事長デレクと名乗ったのは、あの日競り場で会ったジャミルの曾孫です。
あのジャミルが子供を産んで誰かの高祖母という事実をアデルは感慨深く思いました。
ユージュリアンだけ到着せず、フィルソンとデレクは陰口を叩きます。
二人とも皇室を良く思っていないのが伝わって来て、アデルは苦笑しました。
そこへ派手なドレスを着たユージュリアンが登場しますが、頬のケガは治っていないようです。
早速会議を始め、デレクが初めに福祉の充実について提案しました。
生計のために犯罪に手を染める貧しい人々への再社会化の教育、そして学校設立です。
しかしユージュリアンはその提案を鼻で笑い、犯罪者が学んだところで何も変わらないと一蹴しました。
アデルの想い
そんな彼女が提案したのは、貧しい女性に素敵なドレスを贈るという提案です。
日々の食事に困っている人にドレスを贈って何の意味があるのかと困惑するデレク。
ユージュリアンはその言い草に腹を立てつつ、自信を持って推しました。
ドレスを着た女性の中から今後開く宴会に美しい女性を招待し、運よく貴族の目に留まって愛人になれればお金の心配はもういらないと宣言したのです。
突然水商売の提案をしてきたユージュリアンにデレクは猛反対します。
場が険悪になって来たところでアデルが慌てて割り込み、自分の考えを伝えても良いかと尋ねました。
エルキナスに促されて、アデルは再社会化の教育にパンの製造を組み込むのはどうかと提案します。
この教育で最も重要なことは、短期的であっても彼らに達成感を味わってもらうことでしょう。
再社会化が必要な子供は一度も他人と分け合ったり自分のものすら持ったことのない子ばかりです。
以前ジャミルがアレンヌに、スラム街の子供たちの人生を教えてくれたことがありました。
一日中道端で物乞いをして、最後に目にするのは飢えて死んでいく友の屍だと…。
そんな人生から逃れたくてもがいても、できることはナイフを持って人から物を奪うことだけでした。
アデルはそんな子供たちに、より多くの選択肢を与えたかったのです。
パン製造についてより詳しく語るアデルにデレクは賛成してくれましたが…!?
続きはピッコマで!
死んだのは私なのに勇者様の様子がおかしい36話の感想&次回37話の考察予想
ユージュリアンの提案は炎上商法のようでした。
これを本気で言っているなら引くレベルの頭の弱さです。
人より長生きしているはずなのにいったい何をしていたのやら…。
ドレスをもらった女性は迷わずドレスを売って食費にするでしょうね。
万一ユージュリアンの提案通りに貴族の愛人になるとしても、お金の心配がなくなるのはその女性だけで、何も解決していません。
教育は短い期間では結果が出ませんが、いずれ必ず必要となるものです。
さすがジャミルの曾孫というだけあります。
そしてアデルの提案もすごくよかったので、つくづくユージュリアンだけが邪魔でした。
まとめ
今回は漫画『死んだのは私なのに勇者様の様子がおかしい』36話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 会議には会長のフィルソンとストレンフィールドの理事長デレクが参加し、デレクがジャミルの曾孫だと気付いてアデルは驚きました。
- 貧民たちの福祉・教育に関するデレクの提案をユージュリアンが一蹴し、女性にドレスを贈って貴族の愛人にさせるというユージュリアンの提案で会議が荒れてしまいます。
- そこへアデルが割って入り、以前ジャミルから聞いた話を思い出しながら、飢えに苦しむ子供たちのためにパン製造を提案しました。