
漫画「もうこれ以上愛さない」は原作Cassiopeia先生、漫画SUSU先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「もうこれ以上愛さない」100話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
もうこれ以上愛さない100話の注目ポイント&考察予想
ヴェチェル・オイゲン・ヨアヒム──後のヨアヒム11世は幼い頃に不治の病にかかり、成人した頃には病が全身を蝕んで余命僅かの身でした。
ヨアヒム11世が契約時に望んだものは自身の後継者を立派な君主に育てること、そして病に侵され無意味な人生を贈り始めたら自身を亡き者にしてもらうこと。
彼がいつ倒れても国政を司ることができる有能な人間、安心して後継者を任せられる人間、彼を亡き者にできる人間として選ばれたのがアーデルハイトでした。
もうこれ以上愛さない100話の一部ネタバレ込みあらすじ
ヨアヒム11世の望み通り
アーデルハイトはヨアヒム11世に言われた通り、アーレントを立派に育てようとできること全てやりました。
その過程でレニエとリュディガー、婚約者だったエステルも共に育てることがアーデルハイトの任務。
頭を使うのはアーレントの下の者達の仕事で、アーレントは人を使う能力を身に着けさせるためエステルを置きました。
皇后になった際、大金を送りつけて絶縁した実家でその大金を使い潰した弟が寄越した姪がエステル。
アーデルハイトの家名の子をそのままにしておくわけにもいかず新たな家門をエステルに与えました。
適当に育てて従者にでもしようと思っていたエステルはアーレントよりもずっとずっと切れ者でした。
リュディガーは臣下、レニエは支持者、競争相手としてエステルを配置し、順風満帆だったそこに綻びが生じます。
エステルがアーレントに強い執着を見せ始めたのです。
きっかけ
エステルとアーレントの関係がもつれて亡くなったとき、最初なにが問題だったのかわかりませんでした。
しかしアーデルハイトとエステルの関係がアーレントに知られていたと発覚したのです。
その話を漏らしたのがユリアン。
それ以来、アーレントはアーデルハイトに背を向けました。
アーデルハイトにも責任がないわけでもないと誤解を解かず、そしてその頃にヨアヒム11世も息を引き取りました。
想像して痛む心
根本の原因が見つからないこの件に関して一体誰を問いただすべきかネバエにはわかりませんでした。
その過程でアーレントが感じた苦痛と葛藤は相当なものと予想はできます。
エステルやアーデルハイトよりもアーレントが苦しんだ過去を思うと胸が痛みます。
全員がアーデルハイトの統制下にありました。
アーレントの周りの人々はみんなアーレントの味方でしたが真の味方はいませんでした。
アーレントが1から築き上げた関係ではなかったからです。
息子を立派な君主にしようとする母親がモントルイーザに存在する限り、アーレントが不安から抜け出せないのは当然でした。
もうこれ以上愛さない100話の感想&次回101話の考察予想
100話を通して、ようやくアーレントが結婚に対してアーデルハイトと関わりがない令嬢を望み、他国まで結婚相手を探してきた理由が判明しましたね。
エステルの情報はちょこちょこ出ていたのでそう驚きもなかったですがアーデルハイトの血縁者。
アーレントが君主として君臨してもアーデルハイトの統制下を思わせるエステルが傍にいることをアーレントはよく思わなかったのでしょう。
ユリアンはなにを思ってアーレントにそのことを言ったのか理解に苦しみます。
アーデルハイトに気に入られるために言ったのか、アーレントを苦しめるために言ったのか…。
この件に関して誰が悪いとか決められないの上、誰もが加害者で被害者なんですよね。
モントルイーザにアーデルハイトを残す道を模索したいと思ったのに、打ち明けられた話はモントルイーザにアーデルハイトがいる限りアーレントの不安は払拭されない、というもの。
ネバエが1番に胸を痛めた相手がアーレントだったということがアーレントの救いになってほしいです。
まとめ
今回は漫画『もうこれ以上愛さない』100話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- ヨアヒム11世が望んだ通り、アーレントを立派な君主に育て上げるべく努力し、その過程でリュディガーとレニエ、婚約者のエステルも共に育てたアーデルハイト。
- 順風満帆だった教育に生じた綻びはエステルがアーレントに強い執着心を見せ始めたことで事態は変わります。
- ユリアンがアーレントにアーデルハイトとエステルの関係を漏らしていました。
- アーレントが1から築き上げた関係ではなく、アーデルハイトの統制下の中での味方なので、アーレントの真の味方はいません。