
原作Do Hoisi先生、漫画ILSSUE先生の作品・漫画「シンデレラにお別れを」はピッコマで絶賛配信中です。
「シンデレラにお別れを」21話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
生きる意志のない主人に胸を痛める忠実な騎士・トリスタンは…!?
シンデレラにお別れを21話の注目ポイント&展開予想
オッドの気力
オッドは降りしきる豪雨を窓からじっと見ていました。
その先には氾濫し始めた湖があります。
避難しようというトリスタンの訴えに、オッドは耳を貸しませんでした。
皇位争いに疲れ切った彼に生きる気力がないことを感じ取るトリスタンは胸を痛めますが…。
シンデレラにお別れを21話のネタバレ
カイルと対峙するシエラ
今ならカイルを○せるような気がしたシエラ。
しかしニイナを助けるためにも今は耐えようと考えます。
今解毒剤を渡してくれたら彼の気持ちを理解してあげられるかもと伝えるシエラに、見ない間にシエラも変わったとカイルは呟きました。
自分を取引の材料にできるとは…。
でもそんなふうに自分を安売りするシエラは見たくないとカイルは伝えます。
頬を撫でるカイルの手をシエラは払いのけ、自分は元々こんな女だと笑いました。
皆自分を物扱いするから自分もそうなろうと努力しているのに問題でもあるのかと尋ねたのです。
カイルはシエラに反論されたことに腹を立て、護衛を○そうかと脅しました。
無言で睨むシエラの目にカイルはブチ切れて、見下すなと激昂します。
このままではまずいとシエラは本能で悟り、ポケットに忍ばせていた短剣でカイルの首を斬りつけました。
今やらなければ自分の命が危ないからです。
カイルの首からは血が出ましたが、残念ながら彼はピンピンしていました。
とうとうおかしくなったのかとカイルは首を押さえながら不気味な笑みを浮かべます。
逃げようとしないオッド
一方トリスタンは、必死でオッドに逃げようと訴えていました。
豪雨で湖の水が反乱し始めたので、このままでは家が沈んでしまいそうなのに、オッドには逃げる気がなさそうです。
オッドはトリスタンには逃げるよう命じ、自分は運命に身を委ねると答えました。
皇太子即位式で、数えきれない祝福の代わりに彼が受けたのは、宮殿に放たれた日と第二皇子の策略による片足への呪いでした。
オッドを抱えて逃げたのは長年彼に仕えて来たトリスタンです。
それからも安全な場所を探してトリスタンはオッドを守り続けてきましたが、オッドに生きたいという気力がないため困難でした。
オッドは傍に居るトリスタンのためか、自ら命を絶つことはなかったものの、迫ってくる死を避けようともしなかったのです。
今夜が無事に過ぎればいつもの彼に戻るだろうとトリスタンは考えます。
死を望んでいるわけではなく、ただ疲れてしまっただけのはずです。
足の呪いを解いて復権するためにはまず自分にできることをしようとトリスタンは考えました。
反乱した水をバケツで救おうとしたトリスタンの耳に、シエラの悲鳴が飛び込んできます。
遠い場所から雨の音を切り裂いてまで聞こえる悲鳴はただごとではありません。
しかしこれは、オッドの生きる気力を再び燃え上がらせるチャンスなのではとトリスタンは考え、オッドのもとへ駆けつけて…!?
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シンデレラにお別れを21話の感想&次回22話の考察予想
シエラは勇気があるなと思います。
これだけクソみたいなカイルと向き合い、一歩も引かずに反論している姿は立派でした。
しかもしっかり短剣を握って応戦しています。
ニイナを助けなければという思いがシエラを強くしてくれたのかもしれません。
そしてオッドの無気力さも辛いものがありました。
呪いをかけられている以上復讐に燃えてもらいたいくらいですが、それもできないくらい疲れ切ってしまったのでしょうか。
せめて自分を守ろうとするトリスタンの避難勧告には従ってもらいたいものです。
21話まとめ
今回は漫画『シンデレラにお別れを』21話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
21話の内容をサクっとまとめると
- カイルはシエラの態度に激昂し、シエラは命の危険を感じて短剣を振るって応戦しました。
- 一方トリスタンは豪雨でも避難しようとしないオッドの生きる気力のなさを感じ取り、胸を痛めます。
- 外へ出て少しでも浸水被害を減らそうとしていたトリスタンは、シエラの悲鳴を聞いてハッとしました。