
漫画「ある継母のメルヘン」は原作ORKA先生、漫画Spice&Kitty先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「ある継母のメルヘン」34話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
ある継母のメルヘン34話の見どころ・考察予想
シュリーはノイヴァンシュタイン家の当主として貴族院議会に出席しました。
そこで、生誕祭を前に教会が予算を出さないと言い出して、貴族席の議員は大慌てです。
生誕祭が縮小されれば、皇室の力が弱まっていることを周辺諸国に知らしめることになってしまいます。
でも、教会は決定事項だと言って譲りません。
そこで、シュリーがある提案をします。
それは貴族たちが思いもしないことだったのですが、協会側にもある約束を取り付けることになるのでした。
シュリーは過去に経験したことを繰り返したくないと考えています。
そんなシュリーにリシュリュー枢機卿が警告じみたことを言ってきました。
この枢機卿は、シュリーの秘密を知っているかのような口ぶりですが・・・。
ある継母のメルヘン34話のネタバレ込みあらすじ
貴族院議会に出席したシュリー。
その日、議会は生誕祭について大荒れに荒れます。
教会が今回の生誕祭準備から手を引くと言い出したのです。
シュリーの宣言
貴族たちは当然のことながら教会を責め立てます。
生誕祭の規模を縮小することは、帝国の力が弱まっていることを諸外国に公表することになるからです。
だからといってこの不安な時期に市民たちから予算を取り立てることは暴動を引き起こし兼ねないと、教会も譲りません。
教皇庁はすでに決定を下したから、あとは貴族席の人たちで相談するようにと突き放します。
それが簡単ではないと貴族の議員も反論しました。
そのとき、シュリーが声を挙げます。
生誕祭は、皇室及び教皇庁、貴族だけでなく市民にとっても重大な行事であると切り出しました。
しかし、市民に増税を強いることもできないから、不足分の予算はノイヴァンシュタイン家で補填すると宣言するシュリー。
そして、教会の奉仕活動は財政報告をしないことを確認したシュリーは、教皇庁に対して撤回した分の予算を救援に回したことを証明するために貴族院議会に公式に証明するよう要請しました。
議会はざわつきます。
すると、シュヴァイク侯爵が高笑いをして、シャリーの意見に賛成しました。
そしてシュヴァイク家も出資すると言い出します。
前代未聞の試みだとシュリーを称賛しました。
ニュルンベル公爵が声をかけ、我が家門も出資をすると言い議会をまとめ始めます。
生誕祭は例年通り行うことになり、教会は生誕祭前後に行われる救援活動の内訳と予算の使いみちを議会に提出することになりました。
教会の本当の意図は?
議会が終わり帰ろうとしているシュリーはニュルンベル公爵に呼び止められます。
素晴らしい意見だったと公爵が褒めます。
帝国の力が弱まっていることを対外的に知らしめてしまうことは危険だと、誰もが思うことですが、免税対象である貴族はあんな方法を思いつく人は居なかっただろうと言いました。
最年少のシュリーが宣言したことで、他の貴族も加勢するだろうから安心するようにと言う公爵。
シュリーは気になっていることがありました。
教会がなぜ生誕祭から手を引くと言い出したのか、他に意図があるのではないかと懸念しているのです。
杞憂だろうかと公爵に言うと、市民の生活が厳しくなっているのは事実だし、夫人がそこまで気にする必要なないとシュリーを安心させるように伝えました。
リシュリュー枢機卿の警告
ニュルンベル公爵に心配する必要はないと言われても、シュリーは過去とは違う未来を作りたいと思っていました。
過去、民衆が暴動を起こしたことを知っているからです。
あの暴動を防ぐことはできないかと考えていると、リシュリュー枢機卿に出くわしました。
枢機卿はシュリーに向かって、今日の決定は無理があるのではと牽制します。
シュリーが意見を覆すつもりはないと毅然とした態度で言いました。
自分の理性と経験により考え行動していると言うと、枢機卿はたった16歳の少女が持つその確信が不思議だとシュリーに詰め寄ります。
シュリーが暴動が起きることを確信していたことの根拠が何なのか、鋭い視線でシュリーを見下ろしました。
シュリーから離れた枢機卿は、皇太子がノイヴァンシュタイン家に頻繁に訪問していることを持ち出します。
政治よりも自分の行いを悩むべき時だとシュリーを牽制して去っていきました。
礼拝堂にノラが!?
シュリーは気持ちを鎮めるために皇室礼拝堂にやってきました。
枢機卿がなぜあんなふうに突っかかってくるのかわからなくてモヤモヤするシュリー。
子供の頃は、心が乱れる時はお祈りをしていたことを思い出しました。
その習慣が無くなったのはノイヴァンシュタイン家に来てから。
ノイヴァンシュタイン家では、ヨハネスが権能を称えない方針のため、屋敷内は比較的自由なのです。
シュリーが礼拝堂を見ると、祭壇の前に誰かが座り込んでいる姿が目に入りました。
近づいてみると、そこに居たのはノラ!
どうして皇宮にいるのかと声をかけると、ノラの目から大粒の涙がこぼれ落ちます。
ノラはポロポロ涙を流し小さな声でシュリーのナを呼びました。
シュリーは驚きますが、小さな子供のように泣くノラの背中を大丈夫よ、と優しく撫でるのでした。
ある継母のメルヘン34話の感想&次回35話の考察予想
シュリーはいずれ民衆が暴動を起こすことを過去の経験から知っています。
だから今の情勢で市民に増税をするのは危険だと十分わかっているから、教会が出さないと言った予算の分をノイヴァンシュタイン家で補填しようと思ったのですね。
でも、教会のやり方を不審にも思います。
もし、自分がこの提案をしなかったら、貴族たちは増税をしてしまうはずです。
教会もそんなことわかっているはずだと考えると、他に意図があると思うのもうなずけますね。
それにしても、枢機卿は怪しいです。
シュリーが民衆の暴動が起きることを確信していると見抜いていました。
明らかにシュリーにとってやっかいな人物です。
やっとノラ登場です。
口元の傷が気になっていましたが、シュリーとの距離がまた縮まりそうですね。
まとめ
今回は漫画『ある継母のメルヘン』34話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
「ある継母のメルヘン」はピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
ですが、人気が出れば電子書籍化されるので、みんなで応援していきましょう♪
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