漫画「誰かが私に憑依した」は原作Solar Shin先生、漫画KALTA先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「誰かが私に憑依した」42話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
誰かが私に憑依した42話の注目ポイント&考察予想
悩みの種だったカンナはクロイが手を回さなくてもバレンティーノ家が先に手を打ってくれたので晴れやかな気持ちでティータイムを楽しむことができました。
黒霧に出征していたアレクサンドロも帰還。
ようやくアディス家に平和が訪れました。
アレクサンドロのことはなんでも知っている自負があるクロイは悩みの種だったカンナの話題を持ち出した途端、アレクサンドロがクロイを見てると舞い上がり、もっとカンナのことを説明しようとします。
カンナがバレンティーノ家に戻った話を聞いておかしくなったのはアレクサンドロだけでなく、オルシーニ、そしてカレンもで…。
誰かが私に憑依した42話の一部ネタバレ込みあらすじ
潔癖で等しく無関心なアレクサンドロ
アレクサンドロは潔癖な人物。
寝室を別々に使うのはもちろん、夫婦であろうと長時間寝床を共にすることは許されません。
クロイがそれでも構わないと思うのはアレクサンドロがこの世の全てに等しく無関心だからです。
お世辞のように聞こえるアレクサンドロへの称賛は事実。
魔導時代の聖騎士、その神聖なる存在の末裔達であるアディス家とバレンティーノ家の子孫がいなければ西大陸も南大陸も滅亡への一途を辿っていたでしょう。
大神殿もある程度同様の役割を担っていますが、その影響力は黒霧に立ち向かう聖騎士の子孫達の足元にも及びません。
事実上、西大陸の平和はクロイの夫であるアレクサンドロが守っています。
帝国を守る人物に些細なあれこれで悩ませたくない思いからカンナの話題を出します。
最後にアレクサンドロから真っ直ぐ見つめられた日が思い出せないクロイは内心舞い上がり、カンナについてもっと話そうとして、なぜか言い訳がましい気分を味わいました。
全てに等しく無関心なアレクサンドロがカンナごときに興味を示すはずがないのに息苦しいほどの圧を感じます。
それぞれの反応
カンナがバレンティーノ家に戻ったことをクロイから知らされます。
イザベルは喜び、カレンは離婚の許しを得るためにアディス家に来たのを知っていたので懐疑的にクロイを問い詰めます。
それに対してオルシーニは興奮気味に怒りを露わにし、結局話はうやむやに終わりました。
カレンのことは酷い言葉で拒んでおきながらオルシーニとなにかあったのではないかと思案してしまうのを振り払い、拒まれたことをカンナのせいにして落ち着こうとします。
しかし自分ではない実の弟にも等しい相手に会いに戻ったのではないかと思うと怒りが込み上げてきました。
誰かが私に憑依した42話の感想&次回43話の考察予想
この作品に出てくる女性キャラ、意中の男性キャラからかなり蔑ろにされていますよね。
クロイに至ってはアレクサンドロが誰にでも無関心なのを受け入れ、自分が本当は蔑ろにされていることを見ないフリしてます。
無関心を完全に受け入れていたら見つめられて舞い上がったり、もっと見つめられたくてカンナの話を引き伸ばしたりなんかしません。
意外とクロイが1番憐れかもしれませんね。
オルシーニもカレンも今のカンナに脳を焼かれて兄妹以上の執着を抱いているのではっきり言うと怖いです。
オルシーニは前科があるので暴力に訴えるのではないかと思うとヒヤヒヤしますし、カレンは根回ししてカンナを手に入れようと画策しそうで本当に怖いです。
まとめ
今回は漫画『誰かが私に憑依した』42話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- アレクサンドロは潔癖な人物でこの世全てに等しく無関心な人物。
- アレクサンドロに見つめられて内心舞い上がるクロイはもっと見つめてほしくてカンナの話をし続けます。
- カンナの話をし続けたクロイは息苦しい圧を感じ続けていました。
- カンナがバレンティーノ家に戻ったと聞いてイザベルは喜び、オルシーニは興奮気味に怒り、カレンは懐疑的に捉えました。