
漫画「公爵家のメイドに憑依しました」は原作Jooahri先生、漫画Aloha先生の作品です。
リアンドロの呪いが解けてはや数週間。すっかり元気を取り戻したリアンドロは、公爵家の後継者としてのレッスンに勤しみ、イベリナはメイドの通常業務へと戻っていました。
ある日、洗濯物を干しているイベリナの前に現れるリアンドロ。彼はほんの少しの間に急に背が伸びたようで、イベリナと同じくらいになっていました。久しぶりにイベリナと楽しそうに会話しますが、レッスンの最中にサボって抜けてきていたため、すぐに教師に連れ戻されてしまいます。
イベリナも仲間のもとに戻りますが、仲間たちは恋バナで盛り上がっていました。
ロレンゾ、リアンドロというイケメン二人といい感じになっているとメイドたちの間で噂されていたイベリナは、どっちが好みか聞かれますが答えを濁して仕事に戻ります。
仕事へ戻る道すがらロレンゾが木陰で座り込んでいるのを発見したイベリナは声をかけますが返事がありません。
イベリナはロレンゾの体調を心配し、急いで彼の方へと向かうのでした。
今回は「公爵家のメイドに憑依しました」の24話を読んだので、ネタバレと考察予想、読んだ感想をご紹介します。
公爵家のメイドに憑依しました【24話】の考察予想
なんとリア×イベとロレ×イベ論争はメイドたちの間でも話題になっていたことが前回わかりました。
更に前回はイケメン教師まで登場して、リアンドロのライバルは増えるばかり。
自分の知らないイベリナのあだ名があったことに目くじらを立てている場合ではありませんね。
メイドたちとのおしゃべりでロレンゾが出てきましたが、噂をすればなんとやらイベリナはロレンゾを発見します。
しかも何やら体調の悪い様子。
これはまたリアンドロにとっては都合の悪いイベントが起こりそうな予感です・・・。
公爵家のメイドに憑依しました【24話】ネタバレあらすじ
仕事に戻ろうとイベリナが歩いていると中庭の木陰で座り込むロレンゾを発見します。
頭には葉っぱがかぶさっており、しばらくは座り込んでいた様子。
体調が悪いんじゃないかと想ったイベリナはすぐにロレンゾの元へと駆けつけます。
イベリナ声をかけられても反応しないロレンゾ。
気絶しているのではないかと心配をしますが、どうやらロレンゾはただ居眠りをしていただけのようです。
木陰で休んでいたらそのままウトウト眠ってしまったのでしょう。
ロレンゾの様子を見て、イベリナは本館は最近本当に忙しいんだなと考えるのでした。
起こしちゃ悪いと立ち去ろうとしますが、ロレンゾは目を覚ましイベリナに気づきます。
イベリナから頭に葉っぱがかぶさっていることを言われると恥ずかしそうな様子です。
二人はそこで少し世間話を始めます。
ロレンゾはイベリナに近況を尋ねます。
はじめて会ったときに彼女の痩せた体型が気になっていたようで、ちゃんと食事をしているのかを心配していたのです。
最近、メイドたちの業務は落ち着いており、先程も軽食を摂ってきていたのでイベリナは心配ないと答えます。
最近はむしろロレンゾたちのほうが大変そうなのです。
また、気になることが一つ。
先程ロレンゾが近況を尋ねる時、イベリナのことを「イビー」と呼んでいたのです。
メイドの間でのあだ名だったので、イベリナはロレンゾが知っているとは思っていませんでした。
しかしロレンゾは仲間のメイドたちが「イビー」と呼ぶのを聞いて彼女のあだ名を知っていました。
イベリナはそれを聞くと納得します。
ロレンゾは自分があだ名で呼ぶのは嫌かと少し不安げでしたが、イベリナは全く気にせず「イビー」と呼ぶように言うのです。
それを聞いたロレンゾはとても嬉しそう。
そんなロレンゾをじっと見つめるイベリナ。
彼女は突然ロレンゾの口元に手をのばし、触り始めます。
顔を真赤にして驚くロレンゾ。
イベリナはそれを見て慌てて手を引っ込めます。
ロレンゾの顔にはそばかすがたくさんあり、それが気になって思わず触ってしまったのだと言うのです。
ロレンゾによると彼は南の方の生まれで、その影響で色黒でそばかすができやすいようです。
会話すればするほどロレンゾの純粋さを感じ、イベリナの中ではますます彼への好感度が上がっていきます。
対してロレンゾは先程イベリナに顔を触れられたことで胸が高鳴り、ドキドキするのを感じていました。
それをごまかすように「イビー」と声をかけ、違う話題を話し出そうとしますが・・・。
不機嫌な声で話を遮る者が現れます。
リアンドロがやって来たのです。
またサボっているのかとロレンゾを咎めますが、今ロレンゾは休憩中。
しかしそんなことは関係ありません。
リアンドロにとってはイベリナと仲良くする男は全員敵ですから。
ロレンゾとは話をしたくないとそっぽを向いてしまいます。
子供っぽい仕草に戸惑うロレンゾ。
このまま外で話していてはリアンドロが日に焼けてしまいます。
ロレンゾはとりあえず中へ入って話をしようと、座っているイベリナに何気なく手を差し伸べます。
ありがとうとイベリナがロレンゾに笑顔を向けた瞬間にリアンドロの雷が落ちます。
目の前でイベリナが自分以外へ笑顔を向けた上に、男性の手をとったのです。
リアンドロの嫉妬の虫が騒ぎ出すのは当然でしょう。
そんな様子を見ているロレンゾは彼の態度を疑問に思います。
何故リアンドロはイベリナのことにあんなに神経質になるのか。
自分と話してくれないのはなぜ?
もしかしてリアンドロもイべリナのことが好きなのか・・・?
しかしすぐに思い直すロレンゾ。
年齢差や主従の関係を考慮すればこの二人に恋愛が生まれるなどありえないのです。
呪いで苦しむリアンドロをきちんと世話してくれた唯一のメイドであるイベリナになついているだけだろうと思い直すのでした。
リアンドロは毎日レッスンで忙しいはずの身です。
イベリナにリアンドロこそサボっているんじゃないかと疑われます。
しかしどうやら先程のダンスレッスンはきちんと受けて終わったところで、今は本当に休憩時間なようです。
次のレッスンは歴史の授業。
イベリナはレッスンが始まる前に部屋に戻って真面目に受けましょうとリアンドロの手をとって館へと向かいます。
二人を見送るロレンゾ。
その表情は少し曇っていました。
ありえないとは思ったものの、リアンドロもイベリナを好いている可能性を考えると暗い気持ちになってしまうようです。
館への道すがら、ロレンゾとの親密さを尋ねるリアンドロにイべリナは仲がいいことを伝えます。
それを聞いたリアンドロは見たこともないようなジト目で見つめてくるのです。
イベリナはその視線にたじろぎ、仲がいいと言っても少しお話する程度の関係だと弁解するのでした。
親密そうな二人のやり取りを遠くから見つめる初老の人物がいました。
どうやら二人の仲を快く思っていないよう。
またあのメイドといるのかとため息交じりにつぶやくのでした。
公爵家のメイドに憑依しました24話の感想&次回25話の考察予想
とうとうロレンゾもリアンドロの想いに勘付き、暗い表情を浮かべていました。
やはりロレンゾはイベリナのことが好きだったんですね。
館へと戻るイベリナとリアンドロを見つめるその目は切なさと寂しさの入り混じったものでした。
そして今回新登場の初老の男性は一体何者なのでしょう。
とうとうリアンドロのイベリナへの振る舞いを快く思わない「大人」が登場するようです。
呪いさえ解ければ順風満帆にいくと思いきやそうは行かないようですね。先の展開が気になります!
まとめ
今回は漫画『公爵家のメイドに憑依しました』24話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。